モバP「俺は池袋晶葉担当プロデューサー」
晶葉「どういうわけでなんだ…」
モバP「そんなことより晶葉! 何かロボの実験で手伝えることはあるか!?」
晶葉「いや、今のところは何もないな…」
晶葉「まぁ、せっかく来たんだ。コーヒーでもいれるからゆっくりしていくといい」
晶葉「それに、助手がそばにいてくれるだけで、研究にも力が入りそうだよ」
モバP(やだ、何この子、すごい素直なんですけどかわいい)
モバP「ん? あぁ大丈夫だ、明日の俺が全部やってくれるさ」(ズズッ
モバP「それに、今の俺には、晶葉のかわいさ、魅力を伝えるという、仕事より大切な使命があるからな!」(キリ
晶葉「か、かわいいとか、そんな真面目な顔で言うな!恥ずかしいだろう!」(カァァ
モバP(やだこの子、メチャクチャかわいい結婚したい)
モバP(ここ最近は彼女も俺を信頼してくれているようで、とても嬉しい)
モバP(しかし、まだ彼女のことを全て理解しているわけではない)
晶葉「それに、私に魅力なんてない。総選挙も圏外だったし、自分でもわかっているつもりさ」
モバP「そんなことないさ、晶葉には魅力がある。俺がそれを完全に引き出せていないのが悪いんだ」
晶葉「そ、それはちがう!助手は充分私の力になってくれている!君がいなかったら、私はこうしてアイドルを続けることもできなかったし!」(アタフタ
モバP(アタフタしてるかわいい)
モバP「わかった。俺も行くよ」
晶葉「む、それはダメだ。さっきの口ぶりからするに、まだ仕事は片付いていないのだろう? 私のことより自分の仕事を優先しろ。ちひろに怒られるぞ」
モバP「ば、馬鹿言え! ちちちちちひろなんて怖かねぇやい!」(ガクガク
晶葉「足がとんでもないぐらい震えているのだが…」
モバP「晶葉が困っていたら手伝うし、晶葉が寂しがっていたら側にいる」
モバP「そのための担当プロデューサーなんだからな」
晶葉「君はよくしれっとそんな恥ずかしいことを言えるな」///
晶葉「ありがとう」(ボソ
モバP(前述した通り、晶葉はアイドル活動の他に、ロボットの研究をしている。普段は自分のラボにこもり実験をしている。だが…)
晶葉「お?これはなかなか。ん?この部品も…」
モバP(正直、俺はこのての分野はからっきしなんだよなぁ。熱心にロボの話をされても、これだけは文系の俺にはよくわからない)
モバP(だが、まぁ)
晶葉「お!これは…ふふ、見ろ助手! あったぞ! これが欲しかったんだ!」
モバP(ときおり見せるこの笑顔は、総選挙1位の島村卯月に引けを取らないほど魅力的だ)
モバP(話は合わなくても、この笑顔が見れるかだけで、彼女のプロデューサーをしていたいと思えるのだ)
晶葉「すまないな、荷物持ちをさせてしまって…」
モバP「なんてことないさ、俺がやりたくてやってるんだから。」
晶葉「そうか、ありがとう」
晶葉「お礼に、新作ロボが完成したら、助手に1番に試さしてあげよう!」
モバP「お、おぉ…ありがとう」
モバP(試させるって、実験体って意味なんじゃ…)
晶葉「えっ?そ、そうだな…」
モバP「ん?なんだ」
晶葉「そ、それは、デートのお誘いと受け取っても、いいのかな?」///
モバP(やだ、顔真っ赤。初心すぎでしょこの子かわいい)
モバP「そうだな、相手がこんなオッサンでいいなら…」
晶葉「お、おっさんなんかじゃない!君は私から見たら全然若くてカッコよくて…は!」///
晶葉「ち、ちがうぞ!今のは客観的に見た率直な感想であって!て、それじゃ認めてるじゃないか!」///
晶葉「と、とにかく!せっかくのお誘いなんだ、無碍にはできないからな。き、喫茶店にでもいくか!」///
モバP「お、おう?わかった」
モバP「なにが食べたい? なんでも頼んでいいぞ?」
モバP(デレステの課金用の金額を越えなければ…)
モバP(だいたいおかしいだろ、なんでまだ晶葉たんデレステ出てこないの? もう俺の準備は万端なんだよ?)
晶葉「そうだなぁ…あ」
モバP「ん?なんかあったか?」
晶葉「き、君のことだ、どうせ今も金欠なのだろう?」
モバP「そ、そうハッキリ言われると悲しいな。事実だからどうしようもないが…少しくらいかっこつけさせてくれても…」
晶葉「だ、だからその、これを2人で食べれば、お金の節約にもなるんじゃないか?」
モバP「ん?」(ノゾキコミ
【ジャンボパフェ 今ならカップルで頼めば半額!】
晶葉「///」
モバP(なんか今日は、やけに晶葉の赤面を見てるような気がするかわいい)
モバP「よ、予想よりデカイな」
晶葉「そ、そうだな」
モバP(頼んでみたはいいけど、俺たちはカップルとして見られているのか?)
晶葉「そ、それじゃぁ、いただきます…」
モバP(良くて兄妹とか、お父さんと娘だろ)
モバP「い、いただきます」
晶葉「はむ…ん!意外といけるじゃないか!」
モバP「ん…おぉ、確かに美味い。甘すぎない、サッパリした味だな」
晶葉「ふふ、やはり私の選択に間違いはないのだな」
モバP(まあいいか、晶葉が嬉しそうだったら、それで)
モバP「そうだな、晶葉も羽を伸ばせてるようでなによりだよ」
モバP(ん、まてよ…なにか忘れてるような。こう、とても重要な必須イベントを…)
モバP(あ…)
モバP(あ ー ん 、 を し て い な い!!)
モバP(なんてことだ!せっかくカップル用のジャンボパフェなんてものを頼んだのに、あまりの美味しさに食べさせあいをするのを忘れて夢中になって食べてしまった!)
モバP(モバP、一生の不覚!)
晶葉「ど、どうしたんだ? 頭抱えて…キーンてなったのか?」
モバP「いや、なんでもないんだ、なんでも…」(しょんぼり
晶葉「?」
晶葉「ここはこの部品を…この組み合わせはどうだ?」
モバP「なあ晶葉、熱中してるところ悪いが、もう夜も遅いぞ? ラボに泊まるつもりか?」
晶葉「む、そうか…だがもう少し待ってくれ、キリの良いところで終わせたいんだ」
モバP(あー、こうなったら言う事きかないからな。しょうがないか…)
モバP「わかった、じゃあコーヒーでもいれてくるよ。昼はお前にやらせたからな」
晶葉「ん、すまない、助かるよ」
晶葉「あぁ、ありがとう」(ズズ
晶葉「ふふ、やはり人にいれてもらったコーヒーは美味しいな」
モバP「そうか、そう言ってくれると、俺も嬉しいよ」
モバP(なんだかんだ言って、まだ14歳の子供なんだ。1人で居るのは寂しいだろう)
晶葉「…な、なぁ、助手」
モバP「ん?どうした?」
晶葉「助手は、私の担当プロデューサーになって、後悔してないか?」
モバP「後悔?」
晶葉「あぁ、ロボしか取り柄のない私を見つけて、アイドルの世界に引き込んでくれた君には、とても感謝している」
晶葉「アイドルとして上手くいかなかった時、君が専属のプロデューサーになってくれると言われた時は、すごくうれしかった」
モバP「そうか…」
晶葉「現に、今回の総選挙だって圏外だった。せっかく君がプロデュースしてくれているのに…」
モバP「…」
晶葉「怖いんだ。このまま人気が出なかったら、君が愛想を尽かしてどこかへいってしまうんじゃないかって…」(グス
モバP「…」
晶葉「!な、なにを!」(ゴシゴシ
モバP「ちょっとがっかりしたよ。もっと俺を信頼してくれてると思ってたんだが」
晶葉「え…?」
モバP「俺がお前の担当になる時、約束しただろ?」
モバP「ずっといっしょにいてやるって」(ナデナデ
晶葉「あ…」
晶葉『そうか、君が担当してくれるのか』 <
コメント一覧
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- 2016年05月23日 23:22
- よく晶葉はSSでパーフェクト超人みたいに書かれるけど14歳だからこういう子供の面もありだと思う
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- 2016年05月23日 23:24
- 秋葉担当になりたくなってきた…!
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- 2016年05月23日 23:24
- >モバP『俺はずっと、晶葉といっしょにいてやる』
>モバP『約束だ』
晶葉「…で、なぜ私は縛られているんだ?と言うか、此処はどこなんだ?」
モバP「……言っただろ?俺はずっと晶葉と一緒にいるって。だから俺はどうすれば晶葉と一緒にいられるのか考えたんだ…」
モバP「そしてわかったんだ…お前と文字通り一つの存在になれば、ずっと一緒にいられるって…」
晶葉「お、おい…冗談はよせ……」
モバP「冗談なんかじゃないぞ…。さあ先生、お願いします…」
タッカー「いいだろう…。私としても非常に興味があるし、お互いに損はないしね…」
晶葉「や、止めろおおぉぉぉぉおおお!!!!」
―――――
タッカー「見てくれ…人の言葉を話す合成獣の完成品だ…!」
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- 2016年05月23日 23:27
- 途中のラボって字が一瞬ラブホに見えちゃったぜ...
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- 2016年05月23日 23:29
- ※3
野郎のヤンデレとか誰得
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- 2016年05月23日 23:29
- 晶葉は去年の七夕の短冊が、二次創作でよく描かれてる「天才」じゃなくて
頭はいい子だけど普通に悩んだりする女の子でアイドルなんだなぁって感じして見直したなあ
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- 2016年05月23日 23:37
- ※5
紅い人と蒼い人は喜びそう
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- 2016年05月23日 23:37
- ※4
お前一瞬だろ?俺なんて常時ラブホにしか見えんぜ
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