UJ2016年06月号 ジョジョリオン#054感想
- #054 田最環は二度殺す
- 憲助さんがハァハァ言ってる上に、周囲に白くべたつく何か(ビタミンC)が、こびりつきまくってるせいで
凄くコアな事後現場めいた様相を呈している東方家から場面はスタートです。憲助ハード。
事後っぽく見えても、憲助パパの受難はまだまだこれからが本番です。
と言いますか、憲助パパが一向にキングナッシングで反撃しようとしません。
ここまで嬲りものにされている以上、ケツ穴理論でスタンド能力を明かす事を躊躇うはずが無いので
ビタミンCで完全に自身のスタンドもろともドロドロにされてて、反撃できないのでしょう。 - 動画で撮っておこう ガハハハハッ
- 熱帯魚との濃厚な絡みを撮影されてしまう憲助さん。超上級者向けのビデオが出来上がりそうです。
ローチ系(ドジョウ)の魚は水槽の中に居なかったのか、田最環の好みに合わなかったのかお相手には選ばれませんでした。
ドジョウなんてものに体内を泳がれた日には、そりゃもう滅茶苦茶に掘られまくって気がおかしくなりそうです。
と言いますか純粋に痛々しくて気持ち悪いシーンです。流石、田最環は発想がえげつないぜ。 - 最後にアンタの家族を皆殺しにしてやる
- 今回は不在だったクワガタマスターの常敏まで殺すつもりなのかは分かりませんが
常敏の事にワザワザここで田最環が言及しても憲助に余計な情報を与えるだけですのでとりあえず皆殺し発言したのでしょう。
岩人間達のロカカカ販売は、みんなで協力と役割分担をしていたようですので、購入客の個人情報は
岩人間間で共有されていたはずです。愛唱は常敏の息子のつるぎについてまでも良く知っていました。
愛唱が仲間に黙って秘密のバイト的に常敏と取り引きしていたと言うのなら、また話は別ですが。 - 肝臓をえぐり出してやったのさ
- 肝臓そのものは定助に見せつける形となり、誌面の方には描かれませんでした。今さらのグロ注意でしょうか。
かつて司法解剖で思いっきり肝臓を全摘され色まで評価されたディアボロが浮かばれません。実際まだ死亡ループ中です。 - ビタミンCの射程の外
- 逆襲の鳩が覚悟を決めて戦い始めると、ただでさえアバッキオ似だったのが、よりアバッキオっぽく見えます。
スタンドは近距離パワー型っぽいようですが、物質の形態変化に関わる能力のように思われます。
田最環の能力はドロドロにする、鳩のスタンドは固く尖らせるということで方向性は違うもののよく似た能力とも言えます。
ゴールドエクスペリエンスとベイビィフェイス(息子)ぐらいには似ています。
田最環と鳩の出会いは田最環が仕組んだこととはいえ、これもまたスタンド使いスタンド使いは惹かれ合うの典型でした。
上っ面だけとは言え、赤い糸のような運命を鳩の方も感じていたはずで間田先輩も面目躍如な具体例となりえましたが
残念ながら岩人間と普通の人間の恋愛は悲劇的な破局を迎える事が多いという、岩人間図鑑の解説どおりになりました。
また、田最環のビタミンCの能力の射程距離が本体を中心に広がるものではなく
トラップ設置型のようにあらかじめ指紋をくっつけておく必要があるタイプだったのもやや特殊です。
近距離でなら直接、触れてドロドロにするのも可能なのでしょうが、今の鳩相手にそれは少し難しそうです。
これから失恋モードの鳩が田最環フルボッコなのか、田最環がまだ粘るのか。ドロドロだけに。
多分、常秀も下水道あたりが射程距離外という事で元に戻っているかと思われますが
排水管の途中で元に戻っていたら、身動き取れないスポーツマックスの二の舞でエグイことになりそうです。
しかし、その場合でも常秀は自分をナットキングコールでバラバラにできるので脱出&再起可能でしょう。
きっと来月号では鳩だけでなく、常秀も復帰して助太刀に来る…に花京院の魂を全部賭けます。
以上、今月号の感想です。ありがとうございました。