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ふだん缶コーヒーを飲まない落合陽一さんが一口目からうなった味、気になりませんか? : ギズモード・ジャパン

ふだん缶コーヒーを飲まない落合陽一さんが一口目からうなった味、気になりませんか?

2016.05.24 22:00
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一口飲んだだけで違いが分かります。

今年の3月にはゲスト編集長も務めていただいた、ギズモードに欠かせないキーマンの1人、落合陽一さん。世界的に注目を集めるメディアアーティストであり、日夜研究に明け暮れる大学教員としての顔も持つ彼に、今回とあるコーヒーの新製品を飲んでもらいました。これが従来の製品と一味違うものだということは、このインタビューを読んでいただければよく分かるはず。


落合さん、いきなり大絶賛


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落合陽一さん。2016年3月28日に新著「これからの世界をつくる仲間たちへ」を刊行しました。


落合陽一さん(以下、落合) コーヒー好きなんで、コーヒーのタイアップインタビューは嬉しいです。研究するときと原稿書くときずっと飲んでるからなぁ。

早速飲んじゃっていいですか? (ゴクリ)…あ、これおいしい。俺ふだん缶コーヒーは飲まないんだけど、これは好きです。缶コーヒー特有の、あの後味がないですね。何が違うんだろう?

ギズモード編集部(以下、ギズ) お〜好印象ですね。これは「ジョージア コールドブリュー」という新製品で、これまで缶コーヒーではできなかった低温抽出でつくられているのが特徴なんですよ。

落合 なるほどね。俺、喫茶店で水出しのアイスコーヒーを飲むのが好きなんですけど、確かに近い感じがする。すっきりしてて雑味がないですね。これなら「缶コーヒーだから」って妥協せずに飲める。あの雑味の妥協感が嫌で缶だとあまり飲まないんですよ。

ギズ コーヒー豆を直接低温の水に浸して長時間かけて抽出、ろ過するコールドブリュー製法は、ニューヨークでトレンドになりましたが、日本の水出しコーヒーが原点と言われているそうです。ジョージア コールドブリューは独自の技術により、抽出の温度と圧力を細かく調整することで、コーヒー豆本来の旨みだけをじっくりと抽出することを可能にしました。ところで、落合さんは、コーヒーをよく飲むのですか?

落合 ほんとよく飲みますね。仕事や打ち合わせは、だいたい喫茶店でやるので1日に4〜5杯は飲んでる。でも缶コーヒーは飲まない。そんな俺がうまいと感じているのだから、「ジョージア コールドブリュー」はかなりいいと思います。

ギズ 大絶賛じゃないですか!

落合 いやぁ。コーヒー好きなんですよ。豆も直接食うし

ギズ は??

落合 缶コーヒーを飲まないので、外出時にはコーヒー豆と、からだすこやか茶…あ、これは宣伝でもなんでもないですよ?(笑)…を持ち歩いて、豆を食いながらお茶を飲むという。人間性を捧げながらのコーヒー生活です。

ギズ そんな人、初めて会いました(笑)

落合 大学生の頃からだから…もう6年くらいやってますね。直豆歴は結構長い。でも「ジョージア コールドブリュー」ならボトルもスリムで持ち運びしやすそうだし、いいな


時間が凝縮されたものには凄みがある


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ギズ 先ほども申し上げましたが、「ジョージア コールドブリュー」は低温抽出が大きな特徴となっています。この製法のおかげで雑味のない澄みきった味わいや豊かな香りが生まれている。ですが、そこに辿り着くために、さまざまな試行錯誤を重ねて時間をかけてきたのも事実です。落合さんの創作や研究において、同じように「これ回り道かな?」と思えることを敢えてやったことによって、よい結果がもたらされたことはありますか?

落合 俺の人生そんなことばかりですよ。人生低温抽出型です。「コロイドディスプレイ」(編注:半透明なシャボン膜に超音波を当てて膜を細かく振動させることで、光を乱反射させスクリーンにするというもの→過去記事)を作ったときもそうでした。

最初、反射分布を変える素材を作るのに、ツルツルの透明体を変形させようと思ったので、身近なものをいろいろ試してみたんです。食品ラップに光を当てたら、キラキラするなぁ、これを高速で振動させたらディスプレイになるのではないか?というところから始まって、コンドームなどドラッグストアで買えるような他の材質でいろいろ試したんだけどダメで。その後レジン(透明樹脂)で実験したとき、レジン自体は張力が足りなくてダメだったんだけど可能性を感じたので、同じようなもので試してみようということで行き着いたのがシャボン膜だったんです。あれは長かった。1年くらいかかりました。


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ギズ ほかにも落合さんは「アリスの時間」のように時間をテーマにした作品も発表していますが、時間というものについてよく考えますか?

落合 時間についてはよく考えますね。未来って単純に待ってても来るものじゃないというか。2017年は数カ月後、確実に来ますけど「2017年にできそうなもの」というのは時間×労働力によってしか実現できない。100人がかりなら2年後に実現できるものも1人だと200年後になってしまう。そういう面白さがある。モノを見たとき時間が凝縮されているのを感じることがありますよね? この作品を作るにはすっげー時間がかかるだろうなとか、あるいはたいへんな労働力が必要だろうなと。それが凝縮されているモノには凄みがある。自分の仕事でもそれを意識していますね。

ギズ 「ジョージア コールドブリュー」もそんなモノの1つかも。

落合 この雑味のなさは時間かかりそうだなと感じる。もしくは時間を短くするための技術力。ほんと、喫茶店の水出しアイスコーヒーが好きだから分かるんだけど、あのポタポタやって出す味わいをコンシューマープロダクトでやるのは大変なことだなと。


「ジョージア コールドブリュー」をテーマに作品を作るとしたら?


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ギズ 落合さんが「ジョージア コールドブリュー」をテーマに作品を作るとしたら、どんなものになりそうですか?

落合 このボトルにもイラストが描いてあるけど、コールドブリューの装置? このメカニカルな感じが好きなので、これを使って何かやってみたい。

ギズ おぉ、それはかっこよさそうですね。

落合 あと、コーヒーはコロイド溶液なので、コロイドディスプレイっぽいことをやってみたいかなぁ。コーヒーで膜を作るとか。溶液中に大量に入っている微粒子に光を乱反射させたり。いろいろできそうですね。

ギズ ぜひ見てみたいです。ところで、落合さんは「ジョージア コールドブリュー」をどんなときに飲みたいですか?

落合 30本くらい冷蔵庫に入れておいて、毎日1本ずつ持ち出してカバンに入れて、外出先で飲むイメージかな。

ギズ 冷蔵庫が同じ飲み物で埋め尽くされている感じ、落合さんっぽくてかっこいいです!

落合 あと研究中にも飲みたい。研究室の冷蔵庫に大量に入れておいたら学生たちもよろこぶと思います! みんな人間性を捧げているからね。


ブラックとカフェラテの2種展開


落合さんが、初めて口にしたときからその味わいを絶賛していた「ジョージア コールドブリュー」は、2016年5月23日に発売しました。すでにコンビニなどで見かけた方もいるかもしれませんね。

黒ボトルが「ブラック」、白ボトルが国産ミルクを加えた「カフェラテ」。持ち運びやすくスタイリッシュなボトルもおしゃれです。

ニューヨークでトレンドとなった低温抽出=コールドブリュー製法による雑味のないさわやかな味わい、コーヒー豆量1.3倍のうまみ、ぜひ体験してみてください。ほんとおいしいですよ!


※公正競争規約コーヒー規格下限基準値(5g/100g)と比較
source: ジョージア コールドブリュー

(執筆:奥旅男/撮影:427FOTO

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