モバP「新米プロデューサーと」結城晴「アイドル」
注意
この話は私が以前に書いていた
佐藤心「プロデューサーとアイドル」
と世界観が一致しており、これらの話のその後のお話しとなっております。
白菊ほたる「アイドルと」佐藤心「アイドルと」モバP「時々新米プロデューサー」
また、時間軸的にはこの話の次になります。
また、シンデレラガールズ以外のアイドルマスター作品のキャラクターが出てきます。ご了承ください。
心「んじゃ、ミーティング始めっから、今居る奴は集まれー☆」
未央「はぁとさん! ウサミンはどうする? 呼ぶ?」
心「んー、まぁいいや。まだ終わって無さそうだったでしょ?」
楓「さっき見かけた時は一階の窓ふきしてましたね」
心「んじゃまだだいぶかかるからほっとけ☆」
瑞樹「最近のはぁとちゃん、菜々ちゃんへの当たりが強くないかしら?」
心「そんなことないだろ☆」
卯月「あれ、そういえばプロデューサーさんも居ませんよ?」
心「あぁん!? あいつが居なきゃ話にならんだろ☆ みく、捜索!」
みく「合点! ってなんでみくにゃ!?」
ヘレン「待たせたわね!」
ほたる「ごめんなさい……! 私たちのせいで……!」
心「あー、いい。大体わかった。ヘレン探してたんだろ」
ほたる「え!? どうしてわかったんですか?」
P「社長とチーフは付き合い長いからな」
ヘレン「P! 今の私は社長である前にアイドルよ! 社長なんて呼ばないでちょうだい!」
心「はぁともアイドルだぞ☆ と言いつつ今はチーフのお仕事中だから今回は不問」
P「あざっす!」
心「んで、凛、茜、幸子はユニットで仕事中、早苗さんは舞台リハだっけ?」
ちひろ「そうですね。あとはお掃除中の菜々さんがその辺に居るかもしれませんが、今日はこれで全員です」
心「えっと、今日は来週のフェスに備えて、参加メンバーはユニットでレッスン」
未央「しつもーん! 誰が出るんですかー!」
心「おお、良い質問だな☆」
心「P、発表していいぞ☆」
P「了解っす」
P「えー、今回はなんと俺が初ユニットをプロデュースさせてもらう事になりました!」
未央「おおー!」
みく「Pチャンがユニットなんて……成長したにゃ……」
P「デュオで考えてたんですが、チーフに一人加えるように言われたんで、トリオです」
卯月「トリオですか! 誰が選ばれるんでしょうね!」
瑞樹「……卯月ちゃん大丈夫かしら」
みく「ほっ……。ヘレンさんと一緒とか死にそうな目に遭うにゃ……」
P「あと、みく」
みく「!? なんでにゃ!? なんでみく!?」
心「はぁとが無理やり加えたぞ☆ 卯月だけでヘレンの相手は死ぬからな☆」
楓「みくちゃんが居れば問題ないわね」
卯月「頑張りましょうね! みくちゃん!」
みく「くぅ……その笑顔を向けられたらノーとは言えないにゃ……」
ヘレン「大丈夫よ、みく! 私が居るのよ? 何も問題ないでしょう?」
みく「問題しかないわ!」
未央「わお……一番の問題源なのに……」
ほたる「みくさん……大丈夫でしょうか……」
未央「まぁ、みくにゃんだし大丈夫でしょ。たぶん……」
みく「そのままみくをユニットから外してください」
P「ユニット名は……『ワールド・アベレージ』だ!」
卯月、ヘレン以外(うわ、だせぇ……)
卯月「『ワールド・アベレージ』……カッコいいですね!」
ヘレン「世界標準ね……良い名前じゃない! 気に入ったわ!」
P「ですよね! 我ながら良い名前だと思うんですよ!」
心「ダサすぎて声もでねぇぞ☆」
P「なっ……! ダサいとはなんですか! そんなに言うならチーフのユニットはさぞ良い名前なんでしょうね!?」
心「名前の前にメンバーだな」
心「えっと、瑞樹さん、楓ちゃんとはぁとで出まーす☆ ユニット名は『リーベル』でーす☆」
みく「あれ、はぁとチャンもどうせあれな名前だと思ったけど今回はなかなかにゃ」
未央「前回はひどかったからなぁ……」
ほたる「そうなんですか?」
未央「しかも、理由が『二人組でなんか強そう』ってわけわかんない理由だったんだよ」
ほたる「そうなんですか……」
P「い、意義あり! 絶対それチーフのセンスじゃないですよね!?」
ちひろ「ばれてますよ、心さん」
心「知るか☆」
卯月「楓さんがなんか得意げな顔してますけど、楓さんが考えたんですか?」
楓「えぇ! そうよ、卯月ちゃん!」
未央「かえねーさまのセンスかー。なら納得だねー」
みく「なんか意味はあるの? 楓チャン」
楓「ローマ神話のワインの神様なんです!」
楓以外(ああ……通りで……)
心「お、おう☆」
瑞樹「打ち上げは終わってから考えるものでしょ……」
P「ずるいっす! なら、うちも卯月とヘレンさん交えて考え直しを要求します!」
卯月「え? 駄目なんですか?」
ヘレン「そんなわけないわ! 世界標準……『ワールド・アベレージ』。まさに世界レベル!」
ちひろ「どんまいです。Pさん」
P「ちくしょう!」
心「と、まぁ、今回はこの二組がフェスに出るぞ☆」
ほたる「あの……! 私と未央さんはどうすれば……」
未央「ほたるんの言う通りだー!」
心「ほたるちゃんは今まで通りPがソロでプロデュースしてくけど、今週は未央と菜々先輩と一緒に次のライブに備えてベテトレさんとこでレッスンだな☆」
未央「ほいほーい」
ほたる「分かりました……!」
心「んじゃ、とりあえずミーティング終了☆ 移動するぞー☆」
心「あ、菜々先輩にレッスンだから適当に切り上げて舞さんに代わるよう伝えといてくれる?」
ちひろ「はい♪」
P「おはようございます」
ちひろ「おはようございます、プロデューサーさん」
P「何読んでるんですか?」
ちひろ「昨日のフェスの記事ですよ」
P「もう出てるんですか!?」
ちひろ「まだ暫定版ですけどね。何か都合悪ければ差し替えさせますよ?」
P「あ、いえ、そういうわけじゃないですけど……」
P「見せてもらっていいですか?」
ちひろ「はい」
P「何々……『快挙! CGプロの逆襲! 完全勝利を続けていた日高舞に泥をつける!』」
P「やっぱ、チーフのユニットの話題っすね」
舞「でも、まだ負けてないわよ。結果は私の勝ちだしー」
P「おわっ!? 居たんすか、舞さん」
舞「今日は菜々が朝から仕事入ってるから、一日中私よ」
ちひろ「ふふっ。でも、着々と舞さんに追いついてますよ。心さんが舞さんから一勝をもぎ取るのも時間の問題かもしれませんよ?」
舞「そしたらまた小鳥と菜々を招集してユニットで戦うまでよ」
P「舞さん一人に対してチーフたちはユニットですもんね」
舞「そゆこと。じゃ、そろそろ掃除に戻るわ。人少ないうちにトイレだけは掃除しときたいし」
舞「なんか用事あったら呼んでね。じゃね~」
P「……なんでこの事務所はSランクアイドルを雑用に使ってるんですか。謎過ぎなんですけど」
ちひろ「舞さんと菜々さんに対する罰ですから♪ 765でも音無先輩が文字通り馬車馬の如く働いてるらしいですよ」
P「うわぁ、こえぇぇ……」
P「……うぃ」
ちひろ「『快進撃を見せた「リーベル」に対し、もう一つのユニット「ワールド・アベレージ」は散々な出来栄えだ。終始前川が死んだ魚の目をしているのに対し、爛々と目を輝かせるヘレン。間に挟まれてオロオロするだけの島村。バランスというものを考えていないのだろうか』ですってよ」
P「……すんません。ヘレンさんプロデュースしてみたかったんです」
ちひろ「まぁ、良い経験になりましたよね?」
P「はい! 次はチーフにもアドバイスもらいながらにします」
心「んじゃ早速お前にやらせたい事があるんだが☆」
ちひろ「来てたんですね。おはようございます」
P「おはようございます。チーフ」
心「うん、おはよ☆ あと、今来たとこ☆」
心「プロデュース☆」
P「はい? ほたるのですか?」
心「違うぞ☆」
P「んじゃ、チーフをですか? たまになら良いですけど、ずっとはきついっす……」
心「それははぁとが重いってことか☆ あ? あ?」
P「いや、そうじゃないっすけど……」
心「まぁ、冗談は置いといて」
心「今、Pがメインでプロデュースしてんのってほたるちゃんで、時々はぁとでしょ?」
P「そうですね」
心「でも、ほたるちゃんスカウトしたのってはぁとじゃん?」
ちひろ「そうですね……。可愛い娘見つけるたびに手当たり次第にスカウトしてますもんね」
心「言い方にトゲを感じる☆」
コメント一覧
-
- 2016年05月25日 23:26
- なんというかよくできてるシリーズアニメ見てる気分になるな
世代交代が上手くいきそうでよい
スポンサードリンク
ウイークリーランキング
最新記事
アンテナサイト
新着コメント
LINE読者登録QRコード
スポンサードリンク
しゅがはさん主役のシリーズ終わったの寂しいけどあの結末だったら続けるの蛇足になるしな
新Pに期待だ