シャープ株式会社は25日(現地時間)、世界初の8Kスーパーハイビジョン放送に対応する高度広帯域衛星デジタル放送受信機の開発に成功したことを発表しました。
プレスリリースによると、今年8月より開始が予定されている8Kスーパーハイビジョン試験放送に対応した受信機となり、同社製の8K映像モニター「LV-85001」と接続することにより、現在主流のフルハイビジョン画質の実に16倍の解像度となる約3300万画素の映像を表示することが可能になるとのことです。
また、1つのチャンネルで2つの番組を放送することを可能にするマルチ編成放送についても、4K(3840×2160)放送の受信が可能となるほか、5.1chを遥かに凌ぐ緻密な空間表現を可能にする22.2ch音声出力や、従来以上に多彩な表現を実現した新字幕表示に加え、新しいマルチメディアサービスにも新たに対応するとされています。
この受信機は、5月26日から29日にかけてNHKが開催を予定している技研公開2016において展示される予定。なお、8Kスーパーハイビジョン放送は、2018年内の実用放送開始が計画されています。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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