葉山
1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:01:24.59 ID:e2+08MJHO
姫菜「そうです!」ケケケ
葉山「う~ん……でもな……」
姫菜「大丈夫!きっと書ききった時に、素晴らしい世界が手に入る…………はず」
葉山「わ、わかったよ。取り合えずぼちぼちやってみるよ」
姫菜「あ、ありがとう!」ニタァ
葉山「う~ん……でもな……」
姫菜「大丈夫!きっと書ききった時に、素晴らしい世界が手に入る…………はず」
葉山「わ、わかったよ。取り合えずぼちぼちやってみるよ」
姫菜「あ、ありがとう!」ニタァ
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:03:23.21 ID:e2+08MJHO
姫菜「あ、コレを…………」スッ
葉山「ん?なんだいコレ……封筒?」
姫菜「その中に『鍵』が入ってます!ですが、まだ空けてはダメです!」
葉山「なんで?」
姫菜「いつか……自らの手で開ける時が着ます……その時まで…………」ケケケ
葉山「……わかったよ……じゃ、じゃあまた……」
姫菜「えぇ……」ゲヘヘ
葉山(比企谷八幡ってどっかで聞いたような…………)
葉山「ん?なんだいコレ……封筒?」
姫菜「その中に『鍵』が入ってます!ですが、まだ空けてはダメです!」
葉山「なんで?」
姫菜「いつか……自らの手で開ける時が着ます……その時まで…………」ケケケ
葉山「……わかったよ……じゃ、じゃあまた……」
姫菜「えぇ……」ゲヘヘ
葉山(比企谷八幡ってどっかで聞いたような…………)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:04:37.16 ID:e2+08MJHO
その頃 八幡ホーム
八幡「ぶわぁくしょん!!!」ズズ
小町「うわぁ!?お兄ちゃん激しすぎ!小町的にポイント低いよ」
八幡「す、すまん……だがどうしていきなり……」
小町「誰かがお兄ちゃんの話してたりして」ニシシ
八幡「誰かが…………」
小町「………………」
小町「ごめん…………」
八幡「やめてくれ……」
八幡「ぶわぁくしょん!!!」ズズ
小町「うわぁ!?お兄ちゃん激しすぎ!小町的にポイント低いよ」
八幡「す、すまん……だがどうしていきなり……」
小町「誰かがお兄ちゃんの話してたりして」ニシシ
八幡「誰かが…………」
小町「………………」
小町「ごめん…………」
八幡「やめてくれ……」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:08:39.82 ID:e2+08MJHO
葉山ホーム
葉山「…………取り合えず書いてみるか」
カキカキカキカキカキカキ
葉山「ひき……がや…………はちまんっと!」
葉山「ヒキ……ガヤ………………」カキカキ
葉山「取り合えず一冊で良いかな?」
八幡ホーム
八幡「ぶわぁくしょぉぉぉん!!!」
八幡「あぁぁぁ…………」ブルブル
小町「お兄ちゃん風邪?」
八幡「わ、わからんが……寒気が……」ブルブル
小町「今日は早く寝なよ」
八幡「あぁ……」
姫菜「感じる……ひひ……」ケケケ
葉山「…………取り合えず書いてみるか」
カキカキカキカキカキカキ
葉山「ひき……がや…………はちまんっと!」
葉山「ヒキ……ガヤ………………」カキカキ
葉山「取り合えず一冊で良いかな?」
八幡ホーム
八幡「ぶわぁくしょぉぉぉん!!!」
八幡「あぁぁぁ…………」ブルブル
小町「お兄ちゃん風邪?」
八幡「わ、わからんが……寒気が……」ブルブル
小町「今日は早く寝なよ」
八幡「あぁ……」
姫菜「感じる……ひひ……」ケケケ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:15:20.91 ID:e2+08MJHO
次の日
姫菜「どうだった?」
葉山「取り合えず1冊は書いてみたよ」ニコッ
ノート「比企谷八幡比企谷八幡…………」
姫菜「……」
葉山「ん?」
姫菜「もっと頑張ってくださいね!お願いします!」
葉山「え、えぇ……わかったよ……」
葉山「ふぅ~…………書くか」カキカキ
由比ヶ浜「今日ヒッキーお休みか……」シュン
姫菜「どうだった?」
葉山「取り合えず1冊は書いてみたよ」ニコッ
ノート「比企谷八幡比企谷八幡…………」
姫菜「……」
葉山「ん?」
姫菜「もっと頑張ってくださいね!お願いします!」
葉山「え、えぇ……わかったよ……」
葉山「ふぅ~…………書くか」カキカキ
由比ヶ浜「今日ヒッキーお休みか……」シュン
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:17:06.31 ID:e2+08MJHO
平塚「~~~だから」
葉山「比企谷八幡……比企谷……八幡……………………」カキカキカキ
平塚(葉山は真面目にノート取ってくれてうれしいな!それに比べ……)
由比ヶ浜「あへー」
平塚「由比ヶ浜!この問題を」
由比ヶ浜「え、えぇ!?ちょっ……えぇ!?」アタフタ
優美子「結衣ウケルわ~」
八幡ホーム
八幡「う~う~」
八幡「なんだ……この感じは……」
葉山「比企谷八幡……比企谷……八幡……………………」カキカキカキ
平塚(葉山は真面目にノート取ってくれてうれしいな!それに比べ……)
由比ヶ浜「あへー」
平塚「由比ヶ浜!この問題を」
由比ヶ浜「え、えぇ!?ちょっ……えぇ!?」アタフタ
優美子「結衣ウケルわ~」
八幡ホーム
八幡「う~う~」
八幡「なんだ……この感じは……」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:22:27.71 ID:e2+08MJHO
放課後
葉山「………………」カキカキ
優美子「隼人~カラオケ行こ~」
葉山「…………………………」カキカキ
優美子「ん?隼人~」
葉山「…………!?ご、ゴメン……集中してた……」
優美子「んじゃ行こ~」
葉山「あぁ……ひき…………まん…………」
葉山ホーム
葉山「………………………………」カカカカカカカカカカカ
ドサドサドサドサドサドサ
葉山「後…………73601冊………………」カカカカカカ
葉山「はち……………………まん……………………」カカカカカカカカカカカカカ
葉山「………………」カキカキ
優美子「隼人~カラオケ行こ~」
葉山「…………………………」カキカキ
優美子「ん?隼人~」
葉山「…………!?ご、ゴメン……集中してた……」
優美子「んじゃ行こ~」
葉山「あぁ……ひき…………まん…………」
葉山ホーム
葉山「………………………………」カカカカカカカカカカカ
ドサドサドサドサドサドサ
葉山「後…………73601冊………………」カカカカカカ
葉山「はち……………………まん……………………」カカカカカカカカカカカカカ
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:29:43.45 ID:e2+08MJHO
次の日
葉山「………………」カカカカカカカカカカカ
葉山「………………………」カカカカカカカカカ
ドドドドドドドドドドドドドドサ
由比ヶ浜「す、凄いね……」
優美子「あ、あぁ……頑張ってるね……」
姫菜「ウェヘヘヘ」
戸塚「八幡……今日も休みなのか……」シュン
葉山「ひき…………はち…………ッッ!?」
葉山(な、なんだ今……何かが聞こえ……)
材木座「ま、マズイ……我は誰とペアを組めば……」オロオロ
八幡ホーム
八幡「はぁはぁ……うぅぅぅ…………」ガタガタ
小町「お兄ちゃん本当に大丈夫?」ナデナデ
八幡「なんて……事……ない………………ぜ」ガタガタ
葉山「………………」カカカカカカカカカカカ
葉山「………………………」カカカカカカカカカ
ドドドドドドドドドドドドドドサ
由比ヶ浜「す、凄いね……」
優美子「あ、あぁ……頑張ってるね……」
姫菜「ウェヘヘヘ」
戸塚「八幡……今日も休みなのか……」シュン
葉山「ひき…………はち…………ッッ!?」
葉山(な、なんだ今……何かが聞こえ……)
材木座「ま、マズイ……我は誰とペアを組めば……」オロオロ
八幡ホーム
八幡「はぁはぁ……うぅぅぅ…………」ガタガタ
小町「お兄ちゃん本当に大丈夫?」ナデナデ
八幡「なんて……事……ない………………ぜ」ガタガタ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:32:30.97 ID:e2+08MJHO
その後も葉山は書き続けた
通学路で
教室で
トイレで
グランドで
屋上で
部室で
部屋で
風呂で
リビングで
葉山「ははははははははちちちちち」カカカカカカカカカカ
今の彼に無駄は無い
歩きながら書き続け
授業を受けながら書き続け
用を足しながら書き続け
部活にながら書き続け
通学路で
教室で
トイレで
グランドで
屋上で
部室で
部屋で
風呂で
リビングで
葉山「ははははははははちちちちち」カカカカカカカカカカ
今の彼に無駄は無い
歩きながら書き続け
授業を受けながら書き続け
用を足しながら書き続け
部活にながら書き続け
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:39:26.59 ID:e2+08MJHO
葉山「ひきひkひkひkひhkひひhhkひhkひkひ」カカカカカカカカカ
部員「パスだ」ポーン
葉山「きはいちあshさいっさまdじゃだまsっだあd」ドドドドドカカカカカカ
部員「凄い!ノート弄りながらドリブルして8人抜きだと!?」
葉山「はかはかはやいあbgはsjさんdかkだだsだsだd」シュシュシュシュ
部員「シュートだぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
その日、葉山の伝説が学校に刻まれた
部員「パスだ」ポーン
葉山「きはいちあshさいっさまdじゃだまsっだあd」ドドドドドカカカカカカ
部員「凄い!ノート弄りながらドリブルして8人抜きだと!?」
葉山「はかはかはやいあbgはsjさんdかkだだsだsだd」シュシュシュシュ
部員「シュートだぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
その日、葉山の伝説が学校に刻まれた
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:44:36.11 ID:e2+08MJHO
葉山「ひあskjdksだkだいdかし」カカカカカカカカカカカ
葉山(後29647冊……ん……あれは…………!?)ダッ
葉山は壁に張って有る、とある紙に目を疑った
葉山「比企谷……八幡………………だと!?」
プリントに刻まれた比企谷八幡という文字
そう―――座席表である
葉山(後29647冊……ん……あれは…………!?)ダッ
葉山は壁に張って有る、とある紙に目を疑った
葉山「比企谷……八幡………………だと!?」
プリントに刻まれた比企谷八幡という文字
そう―――座席表である
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:46:45.38 ID:e2+08MJHO
葉山「ひあskjdksだkだいdかし」カカカカカカカカカカカ
葉山(後29647冊……ん……あれは…………!?)ダッ
葉山は壁に張って有る、とある紙に目を疑った
葉山「比企谷……八幡………………だと!?」
プリントに刻まれた比企谷八幡という文字
そう―――座席表である
葉山(後29647冊……ん……あれは…………!?)ダッ
葉山は壁に張って有る、とある紙に目を疑った
葉山「比企谷……八幡………………だと!?」
プリントに刻まれた比企谷八幡という文字
そう―――座席表である
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:50:35.79 ID:e2+08MJHO
優美子「あ……あの……隼人―――ってナニコレ……?」
葉山「後12994…………10572…………………9877……」ガガガガガガガ
優美子「」
優美子「ちょっ!?なんでこんなにもヒキオの名前って……え!?えぇ!?」
葉山「書けば幸せに………………八幡…………好き……」ボツボツ
葉山「八万で……八幡と…………幸せ……」ガガガガ
優美子「は!?」
葉山「後12994…………10572…………………9877……」ガガガガガガガ
優美子「」
優美子「ちょっ!?なんでこんなにもヒキオの名前って……え!?えぇ!?」
葉山「書けば幸せに………………八幡…………好き……」ボツボツ
葉山「八万で……八幡と…………幸せ……」ガガガガ
優美子「は!?」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:52:11.82 ID:e2+08MJHO
雪ノ下「なにっ!?」ビクツ
由比ヶ浜「ヒッキーと!?」
戸塚「もっと……仲良くできるかな?」
材木座「ククク………………親友になってくれるかな……?」
一同「ノートだ!ノートを!!!」
雪ノ下「姉さん今すぐノートを買い占めて!いいから早く!!!」
クラス勢「なんだ?葉山が面白そうな事やってるぞ!俺達もやるぞ!」
クラス2「比企谷八幡って書けば良いんだって!」
一同「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」カキカキカキカキ
由比ヶ浜「ヒッキーと!?」
戸塚「もっと……仲良くできるかな?」
材木座「ククク………………親友になってくれるかな……?」
一同「ノートだ!ノートを!!!」
雪ノ下「姉さん今すぐノートを買い占めて!いいから早く!!!」
クラス勢「なんだ?葉山が面白そうな事やってるぞ!俺達もやるぞ!」
クラス2「比企谷八幡って書けば良いんだって!」
一同「うぉぉぉぉぉぉ!!!!」カキカキカキカキ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 15:56:45.19 ID:e2+08MJHO
八幡ホーム
八幡「あぁ…………ごま……ぢ……」
小町「お兄ちゃんしっかりして!頑張って!」
八幡「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタガタガタガタガタ
数日後
八幡「ぜぇ…………ぜぇ…………行ってきます……」フラフラ
小町「お兄ちゃん……本当に行くの?」
八幡「ただの風邪かなんかだからな……日数とかがな……」
小町「大丈夫…………なの?」
八幡「あぁ……多分……ありがとな……」ナデナデ
小町「えへへ///」
八幡「じゃあ行ってくる」ガチャ
小町「頑張ってね~」
小町「おめでとうお兄ちゃん…………80000ポイント到達だね♪」ニヤ
八幡「あぁ…………ごま……ぢ……」
小町「お兄ちゃんしっかりして!頑張って!」
八幡「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ガタガタガタガタガタガタ
数日後
八幡「ぜぇ…………ぜぇ…………行ってきます……」フラフラ
小町「お兄ちゃん……本当に行くの?」
八幡「ただの風邪かなんかだからな……日数とかがな……」
小町「大丈夫…………なの?」
八幡「あぁ……多分……ありがとな……」ナデナデ
小町「えへへ///」
八幡「じゃあ行ってくる」ガチャ
小町「頑張ってね~」
小町「おめでとうお兄ちゃん…………80000ポイント到達だね♪」ニヤ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 16:01:47.77 ID:e2+08MJHO
八幡(なんかやけに静かだな……)
八幡「ステルスモードON……」ガラガラ
クラス全員「………………」
平塚「………………」
戸塚「………………」
雪ノ下「………………」
由比ヶ浜「………………」
八幡「」
八幡(え?ナニコレ?)
八幡(なんで皆が無言で俺の机囲んで凝視してんの?え?俺死んだの?)
一同「……………………」ジー
八幡(なんで無言なんだよ!ヤベェ……帰ろ……うっ!?)ドン
八幡「ステルスモードON……」ガラガラ
クラス全員「………………」
平塚「………………」
戸塚「………………」
雪ノ下「………………」
由比ヶ浜「………………」
八幡「」
八幡(え?ナニコレ?)
八幡(なんで皆が無言で俺の机囲んで凝視してんの?え?俺死んだの?)
一同「……………………」ジー
八幡(なんで無言なんだよ!ヤベェ……帰ろ……うっ!?)ドン
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/12/07(土) 16:21:42.82 ID:e2+08MJHO
八幡「え?」
一同「ハチマンボクノモ!ヒキガヤクンウケトリナサイ!ヒッキーモラッテ!」ゾロゾロ
八幡「あぁ……やめろ……やめてくれ……」
葉山「ズット……イッショダヨ……」ニタァ
姫菜「う~んちょっと聞きすぎちゃったかな?」
川崎「なにこれ?」
材木座「後79972冊……待っていてくれ相棒よ!」
完
一同「ハチマンボクノモ!ヒキガヤクンウケトリナサイ!ヒッキーモラッテ!」ゾロゾロ
八幡「あぁ……やめろ……やめてくれ……」
葉山「ズット……イッショダヨ……」ニタァ
姫菜「う~んちょっと聞きすぎちゃったかな?」
川崎「なにこれ?」
材木座「後79972冊……待っていてくれ相棒よ!」
完