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http://japanese.engadget.com/2016/05/27/ps4-4000-11-1/


PS4が世界実売4000万台を突破。約半年で1000万台増、歴代プレイステーション史上最速ペース。ソフトは累計2億7090万本超 - Engadget Japanese
PS4

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、2016年5月22日時点でプレイステーション4(PS4)の全世界累計実売台数が4000万台を突破したことを発表しました。また、これまでのPS4販売台数発表でも伝えられた、普及スピードが歴代PSハードウェア史上でも最速である点についても、今回も繰り返して発表されています。

また、PS4向けソフトウェアの実売本数についても、販売店および「プレイステーションストア」の累計が2億7090万本を超えたことも合わせて公表されました。

2013年11月に北米で発売されたPS4は、先代のPS3が高価格もあって初速でもたつきを見せたのとは打って変わり、一貫して順調に売上台数を伸ばし続けています。

公式の発表を追うだけでも、まず14年2月、日本での発売を待たずに530万台を突破したのを皮切りに、同年8月には累計1000万台を突破。さらに15年3月時点では2020万台、8ヶ月後の11月末にはクリスマス商戦を待たずに3020万台を達成。今回もわずか半年で1千万台を積み上げ、勢いは全く衰えを見せていません。

とはいえ、「PS4が売れまくっている」という報道は、国内での身近なゲーマー仲間におけるPS4普及率や、国内のゲームハード売り場でPS4が飛ぶように売れてる状態をほとんど見たことがない、という肌感覚とズレていることも事実です。上述したSIEの発表もつねに「全世界」の枕詞が冠せられたもので、国内での数字が別枠で発表されたことはありません。

そうした日本での体感と一致しているのが、ゲームソフトやハードウェアの世界累計や地域ごとの販売本数・台数を集計している海外ゲーム情報サイトVGChartzの出している数字。この資料によると、PS4の全世界販売台数4043万台のうち日本での実売は271万台、ざっと6.7%に過ぎません。国内に限れば、Wii Uの314万台にも及ばないレベルです。

NEO

この数字がどこまで正しいかは定かではありませんが、仮に真実とすれば、PS4が日本より3ヶ月先行して北米で販売スタートした戦略などもうなずけます。

PS4本体に関連したウワサでは、すでに4Kゲーム対応やより高品質なVR体験ができるという強化版PS4『NEO』の話題が流れていますが、一方でまだまだ「海外でのタイトルは充実してるが国内向けタイトルが今ひとつ弱い」という印象が拭いきれていない状況。ぜひ10月のPlayStation VR発売後には、こういったムードを日本ギャルゲー文化の最先端にあるVRコンテンツ『サマーレッスン』に吹き飛ばしてほしいものです。
PS4が世界実売4000万台を突破。約半年で1000万台増、歴代プレイステーション史上最速ペース。ソフトは累計2億7090万本超
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