２１日の夕方、東京・小金井市で行われたイベント会場でアイドル活動などをしていた冨田真由

（20才）さんが、突然、男にナイフで刺された事件。

逮捕された京都市右京区の会社員・岩埼友宏（27才）容疑者は冨田さんの元ファンでした。

画像：【岩埼友宏・容疑者】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160523-00000034-mai-soci.view-000

その後の調べで、冨田さんが事件前の６日と９日に武蔵野警察署にストーカー被害の相談をして

いたことが判明。

しかし、警察は

「何かあったら通報するように」
「通報があったら会場を管轄する小金井署に対応するように連絡した」

との対応にとどまっていました。

冨田さんが岩崎容疑者の姿に驚き、通報をしたのは事件発生直前の１分前。

通報を受けた警視庁通信指令本部は冨田さんの位置情報も把握せず、富田さんの自宅へ警察官

を向かわせるミスも発覚しています。

冨田さんが過去に出演したライブの関係者は

「しつこい男がいて困っている。何十分も付きまとわれ、タクシーで逃げたと語っていた。
ほかの出演者の女性にも『やばい奴だから、気をつけて』と注意を呼びかけていた」

と話しています。

さらに事件の捜査過程で、岩崎容疑者は３年前、芸能活動をしている別の女性のブログに

「ころす」

などと脅迫する書き込みをし、女性が警視庁万世橋署に相談していたことも判明。

このトラブルにあたった万世橋署の署員は岩崎容疑者を特定し、任意で事情聴取をしようと呼び出

しましたが、岩崎容疑者はこれに応じず、警察署もそのまま事件として立件せず、岩崎容疑者を警

視庁内部の登録システムに「危険人物」として名前を入力することすら、忘れていたとのこと。

さらに岩崎容疑者は、この女性とはまた別の女性に対しても脅迫や嫌がらせをしていたことも発覚

しています。

警察側は「対応は適切だった」と釈明していますが、果たしてそうなのでしょうか・・？