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こちらはコメントにてメールに直接投稿いただきました記事です
【名無しの手芸妖怪】 さんありがとうございます！

[投稿日時] 2016年05月27日 06時30分08秒
 
■体験談

本当は店の名前も晒したかったけど最近潰れたようなのでカキコ

私は主に育児の空き時間で手芸をしてそれをネットやレンタルボックスで売って家計の足しにしてる主婦です

少し前によく行くスーパーの前に「ハンクラ専門」の レンタルボックスができた
この辺にあるレンタルボックスはただ箱を置いてて特に宣伝などをせず
持ち込む側も売れないだろう家庭の不用品をただ並べるだけという人も多いので凝ったハンクラ品を置いても動かない事が多く 
私は隣の町のハンクラ専門(店主もちゃんとホームページで宣伝したりお客さんに聞かれればうちの連絡先などを取り次いでくれる)に月に何度か通ってたので近くにできてこれ幸いと早速持ち込んだ







店主、という共同経営らしくおばさん2人でやってるようで
その時いたおばさんAは私の商品を見ていたく気に入った様子で店の中でも見やすいいい場所で契約させてくれた上、気まぐれで洋服も作ってると伝えるとそれも是非とハンガーラックへの出店も勧めてくれたのでまずは仮契約し翌日おばさんBも立ち会いの元商品を配置、本契約をした
 契約書にはしっかりと『手作り以外のものの出店は禁止』が明記されていた

それからそのレンタルボックス店はだんだん客層が増え、置く商品も増えてくごとになんだか雲行きが怪しくなってきた
初めこそハンクラのみだったが既製品のリメイクなどの商品を並べるようになり
そのうちTシャツなど明らかに自分で作ったとは言い難いものまで置くようになった
さらに私の商品にもケチをつけ始めた

・他の商品にくらべ値段が高すぎるので値下げすべき
→私の商品はもともとパーツ代がかかってるのでこれ以上値下げすると利益がなくなる
(こっちは家計がかかってるのでそう簡単に値下げできない) 
あと他の商品というのもいわゆるオカンアート的なものでどう見ても利益度返しの品なので同列にする時点でおかしい。
・動かない商品はどんどん下げて新しいのを持ってきて欲しい 
→月一回は入れ替えてるし育児の間の時間を使って作ってるのでそんなにたくさんは作れない
子供を放置してまで作成に時間を使うことはないと契約の際にも伝えてる
はっきり言い返すと「…そういうお考えなら」とはいうが歯切れが悪くなんか言いえぬ気持ち悪さを感じてた
 
その数ヶ月後事件が起きた
ある商品について話があると呼び出された。
その時子供の行事ごとが重なってたためできれば電話で済ませて欲しいとお願いしたが
どうしても会って話したいと言われたのでどうにか時間を作って店に行った

ある商品というのは私が型紙から起こして作った手作りのワンピース
レンタルボックスに置く前に
「一度サイズ感を確かめるために娘に着せたことはあるが完全手作りの品」とおばさんAに伝えたものだった 

店に行くとおばさんABの他にもう一人さらに一回り大きなボスおばさんが真ん中に鎮座してた
 ボスおばさんも共同出資者らしくなぜか人一倍偉そうに例のワンピースは出店できないと言ってきた
理由は「一度娘に着せてるならこれはリサイクル品になるのでこのレンタルボックスには置けない」

一瞬言ってる意味がわからず突き返されたワンピースを受け取ってしまった
そこからボスおばさんが怒涛の追撃を開始。客の心理がわかってないだの洋服の作りがイマイチだの
いろいろ言われたけど要は「親切で助言してやってるのにそれを無下にしやがって」という事が言いたい様子。おばさんABも契約の際の会話は何処へやら「そーだそーだ」と言わんばかりに後ろでヒソヒソしてた。
もう震えるほど怒りがこみ上げてきて「じゃあもう結構です」とその日のうちに契約は今月限りとして全ての商品を引き払って帰ってきた
別にここに置かなくても売れないわけじゃないしこのレンタルボックスでの売り上げも落ちてきた頃だったのでちょうどいい引き際だったと思う

今思うとキャラクターとかの商標関係で「製品化して販売してはいけない布」 でできた大量の入園グッズを通報してやればよかったと思った。でももう潰れたしどこに通報するかわかんないな
最後に「某ギャル向けブランドのタグまで精巧に模倣されたジーンズ」や「某ブランドのムックについてたシリコンスチーマー」、「『○pple純正』と書かれたスマホ充電器」を手作りしてる人には是非お会いしたかった

 

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