9265597「彼女はずっと『病気のことはあまり人には言わないでね』と言っていました。親族に打ち明けたのも、本当に最近のことだったんですよ」と語るのは、アニメーション監督の西久保瑞穂さんだ。妻で声優の水谷優子さんが、乳がんで亡くなったのは5月17日。51歳の若さだった。



水谷さんが『ちびまる子ちゃん』の最後の収録に挑んだのは4月22日のこと。その日も現場へは西久保さんが送っていった。

「吐き気もあったので、洗面器を持って移動していました。ほかならぬ本人の意志でしたし、スタッフの皆さんも、いろいろフォローしてくれていたようです。かなりつらかったようですが、彼女も『できた』と言って、戻ってきました。

その日の収録では、お姉ちゃんがクローズアップされるエピソードもあり、セリフも多かったから、本人も喜んでいたと思います。でもまさか、あの日がちびまる子の最後の収録になるとは、彼女も私も思っていませんでした」


水谷優子さん乳がんで死去 水谷優子さん35歳の映像有り



水谷さんの体調が急激に悪化したのは、その1週間後だったという。

「病室に台本などを持ち込んでいて、本人としては仕事を続けるつもりだったんですね。でも、さすがに体調がかなり悪くて、そこまではできませんでしたが……。

特に彼女も意識していなかったようですが、『仕事に行きたい』が最期の言葉になってしまいました。僕なんかより全速力で突っ走って……」


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まる子役・TARAKOさん 水谷優子さんに思いつづる 「はやいよバカ・・」


(source: 女性自身 - 「まる子」姉役声優の水谷優子さん 夫が明かした“最期の言葉”

ちびまる子ちゃん お姉ちゃん最期のセリフ