『喧嘩稼業』管理人の感想です。最新話の内容(ネタバレ)を含みますので、読む場合は自己責任でお願いします。
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『喧嘩稼業』第60話感想なんだけどホンマ喧嘩稼業って最高なんだぜ!(ネタバレあり)
見事としか言えない…。十兵衛すごいですわ…。戦いの天才ですわ…。ホントの意味で何でもあり…いや、何でもありじゃなくても何でもありで戦っちゃうすごさ、恐ろしさを感じましたわ…。
梶原さんの残した屍をうまく利用して、逆転勝利!…いやもうこれ屍を使うの分かってたことだから、最初から勝負は決まっていたのかもしれない否ッ!勝負は決まっていたッッ!
そして、勝負が決まった…ということは、徳夫ちゃん、バイバイかな…。ずっと忘れないよ、離れてもくじけないよ、生きていくよ、今日から…
まさにmy graduation状態
と思ったんですけど、助かる!梶原さんが帰っちゃったから、もう血清ないと思ってたんですけど…あった。梶原さんが、工藤のセコンドに血清を渡していた!それもタダで!
すごいな梶原さん…工藤を助けるために1億9900万円で譲った血清を、おまけでもう1人分渡してたんですけど、それがここにきて生きるとは…。
板垣組からお金を2億円くらい奪っておきながら、徳夫ちゃんを助ける材料も提供していたとは…これじゃあ梶原さんを恨めないな工藤のセコンドよ…。ここでタン・チュンチェンからどれだけお金を交渉できるのか楽し…いや待て、吉田が交渉できるのか!?…まあいいか、どうでもいいや。とりあえず徳夫ちゃんは助かるってことは確定したっぽいんで、いいやもう。
しかし、すごい戦いだった…。寒気のする、恐ろしい戦いだった…。梶原さんと工藤の戦いは、ともに陰側の人間でありながら、すごく白熱した戦いだったと思う。屍を使ったあたりが陰ぽいんだけど、でも最後の攻防…あれは盛り上がる戦いでした。だけど十兵衛と佐川徳夫の戦いは、いい勝負…という想いよりも、十兵衛の容赦ない陰の部分が垣間見れた戦いだった。何が恐ろしいって、おそらく十兵衛が勝てた理由に気づいた選手が全然いないでしょっていう点。まさか毒使って倒したなんて、ほかの選手思わないでしょ!特に陽側の人間からしたら。もっと具体的に言うなら関修一郎あたりは「体調悪かったのかな?」とか思ってんじゃないの!?
苦戦はしたものの、ライバルたちに気づかれずに毒で勝利した十兵衛。戦略という一点においては、田島含め一番能力が高いんだろうな。…そして梶原さんも十兵衛と同等の戦略持ちだと思う。ただ梶原さんが負けたのは、相手が悪かったから…。
たぶんなんですけど、十兵衛と梶原さんがコンビ組んだら、最強なんだろうなぁ…って思った。間に文さんいるから絶対実現しなさそうだけど。
さて…徳夫は今回負けたわけで、試合を見ていたお兄ちゃんこと佐川睦夫は…マズイ展開になってる!これ…睦夫ちゃんが何かしでかそうな…。決勝まで勝ち上がるというよりも、十兵衛の寝込みを襲いそうな気が…でもそれはそれで面白そうなので個人的にはありよ!
陰陽トーナメント第一試合、忍術・梶原(かじわら)はステゴロの技“卜辻”で完全に主導権を握った……。だが、どんなに打撃を喰らおうと、さらには左目を潰されようと、不死身の喧嘩師・工藤(くどう)は立ち上がる。―――試合はすでに終盤。力で技を超え、技で力を凌駕する、瞬間の攻防を幾度も繰り返し、ここに陰陽トーナメント“最初の勝者”が決定する!!
「最強の格闘技は何か!?」誰もが知りたかったこの命題に、今、答えが示される―――!! “我こそが最強”と名乗りを上げた16人の格闘家によるビッグイベント……その名は“陰陽トーナメント”!! ……そこに出たくて出たくて仕方ない日本一かわいくて強い高校生・佐藤十兵衛が、トーナメント出場権、強奪させていただきます♪