ジョジョの奇妙な冒険DU第09話「山岸由花子は恋をする その2」感想
色んな意味でキレッキレの由花子さん。キレキレだぜ。
キレキレで綺麗でクレイジーな由花子さんVS康一君の後半戦な今週のジョジョアニ感想です。宜しくお願い申し上げます。
- ケーサツ呼ぶとか呼ばねーとか
- おそらくは結果的にケーサツ呼ぶ前に事態が解決したようなので、由花子さんにはお咎め無し。
警察を呼ばれていたら色々と面倒な事になっていたでしょう。
もちろん、康一君も危惧していたとおり由花子さん側ではなくて、警察側が面倒な事になったはずです。
アンジェロがヒャッハーした案件の整理だって終わってないでしょうに由花子さん案件まで来ては過労死しちゃいそう。
ただでさえ、行方不明者が全国平均より遥か上ですし、まったく杜王町は世紀末まっただ中だぜ。
- こんなオシッコ漏らした僕のどこが気に入っているんですか
- 露伴先生がいたら「だから気に入った」と即答しそうなシーンです。
放尿&パンツ洗ってもらうプレイを強要された康一君、恥辱の極みです。頬も染めてちょっと可愛い。
由花子さん談では笑うとカワイイ康一君ですが、泣いてもカワイイ康一君。
ですが由花子さんはそんな康一君の自虐的な態度にもいつもの調子で、サディスト的欲望に目覚めたりはしませんでした。
実際には、由花子さんの康一君に対する愛は最初からもうサド願望とか振り切っていただけだと思われます。
濡れたパンツについて、ひょっとしたら康一くん自身が自分で洗うと申し出たのかもしれませんが
由花子さんに、ひったくるように奪われて洗濯されてしまったのではないかと思われます。
嫌がる康一君から無理矢理パンツを脱がせて奪った可能性すらありますが原作でもキングクリムゾンされているので
詳細は不明です。ただ、ラブデラックスあれば康一君の身ぐるみ剥ぐくらいは朝飯前ですから、やはり、あるいは。
ちなみに、1つのエピソード内で「女性に服を洗濯してもらう&排泄する」という行為をした先駆者にはポルナレフがいます。
彼の場合はシチュエーションが全く違いますが、興奮したりウットリしていました。変態性はポルの方が上のようです。
- 由花子はいけない女の子なのね
- 「そうだけど、そうじゃあねーよ」と言う康一君の心の声が聞こえてきそうな由花子さんの言葉。
ここで康一君が内心「何を言っても無駄だったんだぁ~」と嘆いています。
エコーズACT1は、この時点で既に心が折られていたのだろうなと感じられるシーンでもあります。
- 電流の流れる椅子を作ってるの
- 今時のバラエティの罰ゲームでも中々お目にかかれないような電気椅子です。
いくら漫画アニメとは言えバチバチ電光が見えるとか、危険度プンプン。さらに愛ではなく悪意しか感じられないデザイン。
どう見ても処刑用。先週も同じような感想を書いた気がしますが、遊戯王の闇のゲームのレベルに匹敵します。
電気椅子の見た目が派手なだけで、電流は死ぬほどの強さではないのかもしれませんが
それは由花子さん相手にはあまりに楽観視しすぎな判断になってしまいそうです。
後半に逆に自分で電流食らった由花子さんは、大したことない感じでしたが
あれはすぐ手を放したからであって罰ゲームで椅子に固定されて流され続けたら、どうなるか分かりません。
そもそも電気椅子はまだ未完成の状態です。完成していたら電流も強化されていたでしょう、きっと、多分。
- 発信音を流せばプッシュ回線は繋がる
- コナン君が変声期で同じことをやっていましたし、探偵ナイトスクープでこのコナン君の例を再現して
実際にプッシュ回線が繋がることを確認していました。と言いますか、康一君もよくプッシュ回線の原理を知っていたものです。
無意識の才能であるスタンドのエコーズが音を司るという事もあり、もともと康一君が音関係に興味があったのか
スタンド発現後に音ネタについてそれとなく情報収集するようになっていたのかもしれません。
ちなみに当時の私は、漫画のこのシーンで初めて発信音の原理を知り、プッシュ回線リアリティショックになりました。
- こんなこと あたし 聞こえないわね
- 先週は「嫌われてもいいから~」とか言ってましたのに、嫌いと言われたら「聞こえない」でスルーしちゃう由花子さん。
そのスルー能力の高さは、スタンド(超能力)であるエコーズの音文字ですら無効化。カッコよすぎですよ、由花子さん。
よく漫画の主人公は気合や根性で敵の攻撃を切り抜けたりするのが王道ですが
ジョジョではどちらかと言うと知能重視なので、こういう王道的展開は少ないです。レクイエムくらいでしょうか。
なのに由花子さんは王道を行っちゃいます。恋愛面では完全に外道なのに、戦闘面では王道を行く由花子さん、素敵です。
と思いきや、この直後に康一君のエコーズもある意味、王道的な成長を遂げてACT2になっていました。
由花子さんが康一君を追い詰めまくった結果の窮鼠猫を噛むみたいな感じでもあります。
さらに先の話になりますが、ACT3の口が悪くなったのは、今回のACT2の初戦である由花子さんとの一戦での
彼女の口調やガラの悪さが、康一君とエコーズの深層心理に刻み込まれたのではとも思えてきます。
良い意味でも悪い意味でも由花子さんは康一君にとって特別な存在なのですね。
- 家ごと引きちぎって殺すわ
- 巻き込まれた家が本当に災難。と言いますか、由花子さん本体から伸びている髪の毛で康一君を捕らえようとしたから
クソッタレの文字に触ってドグオオンされたわけです。本体から切り離した飛ばした髪の毛で捕らえられなかたのでしょうか。
さて、ここで三択です。答えを一つだけ考えてみましょう。
①本体から切り離された髪の毛はパワフルな操作ができない。
②他人の頭皮に移植すれば少しパワフルにはなるが今の康一君に再移植するよりは直接捕まえた方が手っ取り早い。
③本体に繋がった髪の毛で康一君を引きちぎる感触を味わいたかった。由花子は暴力的である。
- ウンコ クソがッ ヘナチン野郎 ションベンたれのチンポコ
- アニメでも由花子さんの下品な暴言を原作に忠実にコンプリート。ウンコとチンコの2ペアです。
最初のウンコ発言だけはパンツの件の時なので、表面上は愛に満ちた名言ですが折角だから暴言に選ぶぜ。
やはり、どう考えても、これらの暴言がACT3の品性に影響を与えていたとしか思えません。
生まれ変わったばかりで、まだまだ成長期のACT2に言葉を教えたのは他ならぬ敵の由花子さんだったのです。
スター・プラチナを止まった時の世界に入門させたザ・ワールドのような因縁を
感じない事もないような気がしないでもない今週の感想です。ありがとうございました。
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- :-:2016/05/30(月) 23:13:44
- この記事のキャプションの顔も含めてところどころの作画がすごくDIOに似ていて笑った
前回の記事でショタホモカミングアウトしたと思ったら今度は康一くんも狙うとはたまげたなぁ・・・
- :-:2016/05/30(月) 23:26:41
- 90年代に現在でも稀有なレベルのヤンデレを描いた荒木先生は凄いって、また一つ確信させて頂きました(エ並感)
無理矢理パンツ剥ぎ取られるKUIT君の姿見たい...見たくない?
- :-:2016/05/30(月) 23:33:30
- 発信音のヤツどこかで見たなと思ったらコナンか。
王道を往き暴言を吐く由花子さんやっぱりカッコイイ(錯乱)