AppleのAmazon Echo対抗製品は「顔認識機能」を搭載する?
声だけじゃない…だと…?
近日にわかに囁かれだした、AppleがSiriのアシスタント機能を内蔵したスピーカーを発表するという噂。さらに次期Apple TVはAmazon Echoの対抗製品になるという情報もあいまって、にわかに期待が高まっています。そんな中、このAmazon Echoの対抗製品は「顔認識機能」を搭載するという気になる情報が報じられています。
ネタ元のCnetによると、この製品は「self-aware(自己認識)」、つまり顔認識機能を利用して部屋に誰がいるのかがわかるというのです。そしてその情報を元に、個人個人の照明設定やお気に入りの音楽を流すことができます。うーん、これぞSFの世界ですよ!
本体には顔認識機能のためにカメラを内蔵。詳細はまだわかりませんが、Amazon EchoやGoogleのスマートホーム製品「Google Home」に比べてより高機能な製品なのかもしれませんね。その分、価格も気になりますが…。
AppleによるAmazon Echo対抗製品は今年6月の「WWDC 2016」での発表が期待されていますが、一方ではその登場は2017年になるだろうという情報もあります。Apple Insiderによると、Appleはまだ製品を投入するかどうかも決定していないとのこと。Appleにとっては既存技術の組み合わせで開発できそうなAmazon Echo対抗製品ですが、はたして日の目を見ることはあるのでしょうか?
source: Cnet via ubergizmo , Apple Insider
(塚本直樹)
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