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鉄の塊(これは重いことの比喩表現で実際に鉄ではない)なのに空を飛ぶ。飛行機は揚力を用いて空を飛ぶことができることが航空力学で説明されているものの、やはりあんなに思いものが空に浮かぶとか未だに信じられないのは私がそのしくみをきちんと理解していないからだろう。
そんな飛行機は、これまでより「速く・高く・遠くへ」と進化していった。進化にともないボディもどんどん変化していくようで、旅客機の場合、そのロゴから装飾、ボディデザインに至るまで徐々に変化していることがわかる。ここでは1960年代からの2010年代までの様々な旅客機を見ていこう。
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1. 工場出荷時のカラーリングのコンコルド。ブリストル、フィルトンのブリティッシュ・エアクラフト・コーポレーションの飛行場にて。1971年
Photo: Victor Drees/Daily Express/Hulton Archive/Getty Images
2. クバーナ航空旅客機、ブリストルブリタニア318。キューバ、ハバナのホセ・マルティ国際空港にて。1971年
Photo: Beverley Reed/AP
3. 格納庫のブルガリア航空Tu-134A。1970年ごろ
Photo source: CPCP - Братерство. Мистецтво, Київ, 1972.
4. 海氷の上のアラスカ航空DC-3。アラスカ州Tigvariak島にて。1949年
5. ハンガリー航空(マレブ)TU-154 B-2。パリ、オルリー国際空港にて。1989年
6. KLMオランダ航空、マクドネル・ダグラスDC-8(左側はアエロフロートIL-18)1970年
7. アルゼンチン航空、ボーイング737、1968年
8. モノクロでもゴージャスに見える。アエロフロート・ロシア航空ツポレフTu-114。1961年
9. 65周年の時のハンガリー航空、ボンバルディアQ400。2011年
Photo: Malev
10. 9と同じペイントのIL-18。1972年
11. クバーナ航空、ダグラスDC-3、1965年
Photo source: Flieger-Jahrbuch 1965, Transpress Web Verlag fur Verkehrswesen, Berlin
12. パシフィックサウスウエスト航空、ボーイング727。1970年ごろ
13. テネコ、BAC 1-11。1970年ごろ
14. ユナイテッド航空、ロッキードL-1011トライスター。1980年ごろ
15. パンナム航空、ボーイング747SP。1978年ごろ
16. エア・カナダ、ボーイング727。1974年ごろ
17. サウジアラビア航空、ボーイング737。1980年ごろ
18. アエロメヒコ航空、ロッキードL-1049G 『スーパー・コンステレーション』。1955年ごろ
19. ルフトハンザ航空、ロッキードL-1649A 『スーパースター』コンステレーション。1958年ごろ
20. ブリティッシュ・ミッドランド航空、ダグラスDC-9。1979年ごろ
21. イースタン航空、ダグラスDC−10。1989年ごろ
22. アエロフロート・ロシア航空、イリューシンIL-86
23. デルタ航空、マクドネル・ダグラスMD-11。1997年
24. ルフトハンザ航空、ダグラスDC-10。1980年ごろ
25. アメリカン・オーバーシーズ航空、ボーイング377。1949年ごろ
26. ハンガリー航空、Lisunov Li-2 HA-LIX。50年代のものを2001年に改修した。
Photo: Attila Nagy/Gizmodo
27. 同上
Photo: Attila Nagy/Gizmodo
28. エア・アトランティック航空、ダグラスDC-6AC。1987年ごろ
29. マーティンズ・エアー・チャーター、ダグラスDC-3。1958年ごろ
30. 日本航空ボーイング747
via:27 Stylish Airliner Liveries From The Past・translated byいぶりがっこ / edited by parumo
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コメント
1.
2.
3.
4. 匿名処理班
こうして見ると、元々軍用機だった(輸送機や爆撃機)だった旅客機って多いんですね。イリューシンとかDC3とかコンステレーションとか。
そして何故か無いYS11。DC3同様、未だに南アフリカでは現役なのが凄い(笑)
5. 匿名処理班
ブルガリアのやつ、ジェットビートルみたいで好き。
6. 匿名処理班
鉄じゃねーよと突っ込もうと思って開いて1行目で撃退されたワイすごすご退場
7. 匿名処理班
コンコルドはきれいな飛行機だったよねー。
あんな悲劇的な結末を迎えるとは思わなんだ…。
8. 匿名処理班
11はイリューシンIL-14ですよ
9. 匿名処理班
んートライスターも好きやけど、一番かっちょええのは727やなぁ
特に200タイプが好み
10. 匿名処理班
パンナムって航空機を発達させ現代の基礎へ結ばせた
偉大な会社。今見ても塗装のゴージャスさがわかるし
南向き北向きと世界一周航路までやってのけた半面
その後の倒産と成功と失敗の両極端わかる会社だった
11.
12.
13. 匿名処理班
DC3が軍用のC47として採用されたのは、民間機として就航した5年後だよ。
14. 匿名処理班
確かにカタマリって言うけれども、
実物は中身スッカスカの、
卵の殻みたいにペラッペラの
金属片の寄せ集めなんだよなあ。
15. 匿名処理班
肉の塊が飛ぶのだって結構すごいし
16. 匿名処理班
年代順に並んでるとより見やすかったかもね
17. 匿名処理班
実用ジェット旅客機として売り出して、次々と事故を起こした
デ・ハビラント・コメートも混ぜてあげてください。
コメート以降の旅客機は、コメートの不具合を参考にして設計され、
安全な飛行ができるようになったのです。
18. 匿名処理班
何か順不同だなぁというのは置いといて
15は未だに違和感あるなw ボディ長が寸つづまるだけでこんなにバランス悪く見えるんだな
19. 匿名処理班
エンジニア目線だとフランスの軍事航空産業から生まれた
ハイエンド3DCADのCATIAがあまり注目されなくて寂しい
20. 匿名処理班
パンナムの機体見ると子供の時見ていたテレビ番組思い出すなぁ
「兼高かおる世界の旅」とか「オールスター家族対抗歌合戦」とか ww
Tuって旅客機は機首先端がキャノピーになってたのか!何に使っていたのだろう?
21. 匿名処理班
26がDC-3っぽいと思ってググったが
ライセンス生産したDC-3ってことでいいのかなこれ
22. 匿名処理班
アルミホイルの紙飛行機が飛ぶのが
わかりやすい例だと言うね。