頭が爆発するくらい俺でも懸念してたのに
何やってんのヒソカ

◆356「接近」

（切断した頭部が爆発！？）
（刻印された？このスピードで？）
（ありえない）
（まずは止血だ）
ゴムで左手を覆うヒソカ。

（お互い、10分も待ってられないね）
（しかし爆発の謎を解かない限りうかつに動けない）

爆発を最大化するには3～5秒が必要。ク口口の説明を思い返す。

（またもやミスリード？）
（最大化するのは質ではなく量か！）
（審判の胴が爆発したのは即座に刻印を合わせたため）
（人間全体を爆弾化するには3～5秒が必要。幅があるのは個体差か）

（胴体の刻印を合わせて頭部もろとも爆破したのか）
闘技場内を眺めるヒソカ。一角で爆破の煙があがっていることを確認する。

（しかし、どうやって胴体を見つけたのか）
（まさかあの時？）

「ちゃんと観てたよ」というシーン。

（ここまでク口口の策が張り巡らされていたとは！まさに蜘蛛の巣！）
興奮するヒソカ

（刻印を合わせたのはク口口ではないだろう）
（人形か？いや、意志が邪魔して細かい命令は難しいだろう）
（とすれば、ブラックボイスによる遠隔操作！）
（よく見える観客席から！）

人形がヒソカに襲い掛かってくる。

ブシュ
ヒソカが左手の甲にトランプを指してオーラを放出して刃のように変化させる。

周りの人形の首をその刃で飛ばす。

（円！）
ヒソカから大量のゴムのオーラが観客席を包み込む。

「見つけたよ」

ク口口はヒソカを一瞥すると観客の群れに消える。

「縮め！」
右手で天井に飛んでから一気に客席に向かう。

観客の背中に触れるク口口
（転校生）
観客と同じ姿になる
（絶）

着地したヒソカの周りにはおびえた観客がいる。

「くくく…人形は頭を壊さない限り止らないが」

「生身の人間は」
人間扇風機のようにオーラを観客に飛ばすヒソカ。

「すぐ壊れるんだよね」
観客の塊を観客にぶつけるヒソカ
　
「さあ出ておいでよ」

ヒソカの心理がハッキリと描写されてて、真面目に戦ってるみえる
それでいて、ク口口に裏をかかれまくってるこの状況で、ヒソカの大逆転勝利見せられても逆に萎えちまうからこのまま完敗してほしい

「切り離された部位だとしても爆発するんだ」
ヒソカの指をつまみ上げるク口口
この先を予測し、絶望するヒソカ
「こんな風に」
ヒソカ、爆タヒ…！
的な感じで頼む

ここからヒソカ逆転パターンだとなんか王道っぽくてつまらんからク口口に押しきってほしいところ