9267931パナマ文書をめぐる騒動に対して「一体、何を今さら騒いでいるの?」と疑問を呈する人物がいる。堀江貴文氏とひろゆき氏だ。両氏によると、そもそも多くの人は「タックスヘイブン」がなんであるか知らないことから、誤解によるバッシングが起こっているのだと言う。



ひろゆき氏 「メディアが説明しないのでここで説明したいんですが、タックスヘイブンに法人をつくりたがる理由って映画の『製作委員会方式』(映画やアニメを作る時にTV局や広告会社などが資金を出し合ってリスクを分散する仕組み)をイメージすればわかりやすいんですよ。」




「リスク分散の他にも、映画がヒットして売り上げが発生すると、それを各社に分配しますよね。この日本の製作委員会方式って、任意団体の形になってしまうので、もしも映画がコケた時なんかには出資者が無限責任(自分が出資した分だけでなく、債務がなくなるまで私財なども含めて弁済に充てる)を負うんですよ」

「でも例えば、委員会に参加する会社が集まって法人をつくって、8億円の出資を集めたとします。んで、その8億円で映画を作って、利益が10億円出たと。これって委員会に参加した企業は儲(もう)かりそうな話ですけど、実は損をするんです」


パナマ文書 企業による言い訳完全論破マニュアル by苫米地英人



「ってことで、日本で製作委員会方式が取られる場合には、法人にしないで任意団体にしていることが多いんですよ。ただ、それだと無限責任なので、よほど信用している会社か、資金が潤沢(じゅんたく)な会社じゃないと委員会に入れないとかになっているんです」

この説明に対して堀江氏が「でも、日本でも有限責任事業組合はできるでしょ?」とツッコミを入れたが、どうやら事情はさらに複雑なようだ。

詳細は(source: ニコニコニュース - ホリエモン×ひろゆきが「タックスヘイブン」の正当性を主張、パナマに会社=脱税=悪じゃない?

橋下徹氏 「パナマ文書に対するありえない考え方」