開催まであと１年９カ月を切ったというのに、平昌五輪では開・閉会式を実施するメインスタジアムがまだ着工もされていなかった。私有地の４４％近くが買収できておらず、強制的な手段で接収すれば所有者などからの反発が予想されるという。平昌五輪では競技場１２カ所のうち、６カ所が新設だが、事業計画や用地買収の遅れなどで工事の遅延が社会問題になっている。
新設するメインスタジアムも１５年１月に工事が始まるとされたが、建設場所の紆余曲折や、事業費削減などの諸問題で着工時期が遅れた。このため、当初計画から収容人員は４万人から３万５０００人に減り、施設規模も縮小された。
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メイン会場が建設される横渓里の人口はわずか４０００人しかおらず、ここに収容人数４万～５万人規模の競技場やスポーツ施設を建設しても、その後の維持が大きな難題になると批判が絶えない。
それだけの巨額な投資をしているにもかかわらず、国民の関心は１０％に満たない。「国民の妹」と称され、いまだに絶大な人気を誇るキム・ヨナを活用して雰囲気醸成に懸命だが、効果は芳しくないようだ。
（source： 産経ニュース - 間に合うのか？ メインスタジアムは今なお着工できず 私有地の４４％は未買収 突貫工事でまたも手抜きか…）
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