韓国サムスンは31日(現地時間)、NVMe規格を採用するSSDとして、業界で初めて1チップ当たりの容量を512GBを達成した製品「PM971-NVMe」の大量生産を開始したことを発表しました。
プレスリリースによると、PM971-NVMeシリーズには128GB、256GBおよび512GBの3モデルが用意されており、シーケンシャル読み込みおよび書き込み速度は、それぞれ1500MB/sと900MB/sを実現しているほか、ランダム読み込みおよび書き込み性能については、それぞれ19万IOPSと15万IOPSを達成したとのことです。
また、1チップあたりの重量は、ちょうど1円玉と同じとなる1.0グラム。面積については、2.5インチSSD比で100分の1を実現しています。
なお、サムスンは今回、年内にもさらなる大容量化を実現させた新製品の投入を予告しており、次世代高級ノートPCやタブレット、およびハイブリッド端末などを中心に、業界シェアの急速な拡大を目指すとのことです。
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2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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