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ヴィンランドサガの前史のヴァイキング時代について適当に語る | 不思議.net

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ヴィンランドサガの前史のヴァイキング時代について適当に語る

2016年06月02日

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コメント( 0 )

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1: アスペニート 2014/05/18(日) 21:33:16.56 ID:X/W65g3l0.net
1000年ほど前のノルウェーとかデンマークとか、北欧のヴァイキングのお話
ヴィンランドサガ読んでない人にもわかるように書くよ!
アスペニート(世界史)シリーズ
http://world-fusigi.net/tag/アスペニート
※「アスペニート」とは2chで世界史に詳しい人のコテハンです。

引用元: ヴィンランドサガの前史のヴァイキング時代について適当に語る







3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/18(日) 21:33:53.91 ID:guyo/3Zr0.net
なぜスレタイにヴィンランドサガいれた

6: アスペニート 2014/05/18(日) 21:34:56.66 ID:X/W65g3l0.net
no title

先に北欧の地図を貼っとく
>>3
ヴィンランドサガの主人公たちの父親の世代の話だから

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/18(日) 21:34:14.99 ID:aOZksJqr0.net

8: アスペニート 2014/05/18(日) 21:35:35.29 ID:X/W65g3l0.net
>>5
あれは漫画だけど大まかな流れは史実に乗っ取ってるよ

12: アスペニート 2014/05/18(日) 21:38:39.12 ID:X/W65g3l0.net
さて885年ハーラル美髪王という地方の小王がノルウェー全土を初めて統一したところから話は始まる
右がハーラル美髪王
no title


このハーラル美髪王は930年頃までの長期にわたって権力を握ってノルウェー各地に子供たちを配置するなど強力な王権を築いた王だった
このハーラルに敗れて国から出ていった人々によってアイスランドやオークニー諸島への植民が行われたほどだという

このハーラル美髪王の子孫の系譜をユングリンガ朝という

14: アスペニート 2014/05/18(日) 21:42:53.43 ID:X/W65g3l0.net
ハーラル美髪王が死ぬとノルウェー王位はハーラルの数多い息子たちの中で一番お気に入りだった"血斧"のエイリークに渡った
エイリークはヴァイキングとしては非常に勇敢で優れた人物だったが、無口で残虐で粗暴な性格で王に向いているとは言い難かった

エイリークは地方に封じられていた兄弟たちに戦を仕掛けて殺すほか過酷な統治を行ったので徐々に人気を無くしていった

エイリーク血斧王の画像はない

17: アスペニート 2014/05/18(日) 21:47:21.97 ID:X/W65g3l0.net
さてエイリークの歳の離れた弟にハーコンという少年がいた
彼はイングランド王の養子になっていてキリスト教に改宗もしていた
ハーコンは成長するとイングランド王に船や従士を与えられてノルウェーに帰国するやたちまち人気を集める

エイリークはハーコンとことを構えようとしたが集まった軍勢に差がありすぎるのを見ると自発的にノルウェーから去った

ノルウェー王となったハーコンはエイリークとは打って変わって善政を敷き「善王」と呼ばれるようになった
ハーコン善王
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18: アスペニート 2014/05/18(日) 21:51:01.35 ID:X/W65g3l0.net
さて、当時の北欧ではオーディンやトールなどの北欧神話の神々が信仰されていた
ハーコンの治世中に彼はノルウェーにキリスト教に普及させようとしたが農民からの大反対にあってほとんど進まなかった

それどころか地方の領主たちが嫌がるハーコンを無理やりオーディンに捧げる生贄の儀式に参加させたエピソードもある
このキリスト教と異教の相剋というのは結構重要な要素

19: アスペニート 2014/05/18(日) 21:55:26.89 ID:X/W65g3l0.net
エイリーク血斧王はノルウェーを離れると西方のスコットランドやアイルランドでヴァイキングとして大暴れした
彼は一時イングランドに領地を持ったりしたけど最後は戦いの中で死んだ

エイリークの息子たちは父の死後デンマークに向かった

20: アスペニート 2014/05/18(日) 22:00:09.74 ID:X/W65g3l0.net
当時のデンマークではハーラル青歯王が王位にあった
ハーラル青歯王
no title


なぜエイリークの息子たちがデンマークへ来たのかというと、それは彼らの母親が青歯王の妹だったから

ハーラル青歯王は神聖ローマ皇帝からの圧力を受けて国内にキリスト教を広めることを許可した人物で、自身ものちに改宗していた

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/18(日) 22:00:18.65 ID:831ffZ790.net
クヌートとかトルフィンとか実在すんの?

23: アスペニート 2014/05/18(日) 22:01:20.44 ID:X/W65g3l0.net
>>21
クヌートはする
トルフィンは同名のモデルになった人物がいる

22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/18(日) 22:00:50.61 ID:/24p4VR80.net
スヴェンの親父もでるの?

23: アスペニート 2014/05/18(日) 22:01:20.44 ID:X/W65g3l0.net
>>22
出るよ
このこの話の主人公の一人みたいなもんだよ

25: アスペニート 2014/05/18(日) 22:06:51.44 ID:X/W65g3l0.net
エイリークの息子たちは言った
「おい伯父貴、ノルウェーにハーコン(善)みたいなやつをのさばらせてないでなんとかしてくれよ~」
青歯王「おk、いいだろう。兵隊は貸してやるから国を取り返してこい」

こうしてデンマークとノルウェーの間に戦争が始まった
ハーコン善王はよく戦ってエイリークの息子たちも何人か死んだ
だがハーコンは傷を負って死んだ
彼には息子がなかったので最終的にはエイリークの息子がノルウェーの王になることを承認していたと言われる
これが961年のことだ

26: アスペニート 2014/05/18(日) 22:10:58.40 ID:X/W65g3l0.net
エイリークの息子たちで存命している者のうち一番年長の"灰色マント"のハラルドがノルウェー王位についた

ハラルド(灰)「よっしゃ、俺が王様wwwww」

ハーラル(青)「おい、お前俺のおかげで国を取り戻せたってことわかってるよな?」

ハラルド(灰)「え、あ、はい…」

ハーラル(青)「以降ノルウェー王はデンマーク王の家臣な」

ハラルド(灰)「……」

27: アスペニート 2014/05/18(日) 22:15:21.20 ID:X/W65g3l0.net
ハラルド(灰)「ノルウェー国内に潜在的な敵も多いし気に入らねーなー」

ハラルド(灰)「特にあの異教徒のシグルズ・ヤールはオーディンの子孫とか言って調子ってるしぶち殺して領地奪うか」
※"ヤール"は「候」という意味

エイリークの息子たちはイングランド時代にキリスト教に改宗していたと言われる

28: アスペニート 2014/05/18(日) 22:19:51.40 ID:X/W65g3l0.net
こうしてシグルズ・ヤールは灰色マントのハラルド王に暗殺された

しかしハーコン・シグルズソンという息子がいた
彼は「背は高くないが誰よりも美しく勇敢で知恵の切れる男」だった
ハーコンは父が殺されたと聞くやすぐに手を打って軍勢を集めて灰色マントのハラルドを領地に寄せ付けなかった

ハーコン・シグルズソン、後年の"権勢ある"ハーコン・ヤール
no title

29: アスペニート 2014/05/18(日) 22:26:10.22 ID:X/W65g3l0.net
ハラルド(灰)「あかん、ハーコンの野郎…」

ハラルド(灰)「…そう言えば従兄弟のトリュグヴィとグズレーズがハーコンと最近仲良くしてんな」

ハラルド(灰)「あいつらを難癖つけて始末して領地没収するかwww」

こうしてトリュグッヴィ王の殺害が行われた
※当時は王の有力な子孫はみんな王と呼ばれていたが実態は地方の一領主でノルウェー王の家臣

ハーコン「これはまずいな…状況不利だしデンマークに一時亡命させていただく」

30: アスペニート 2014/05/18(日) 22:32:31.61 ID:X/W65g3l0.net
ハーコン・ヤールはデンマークのハーラル青歯王の宮廷に滞在した
そしてハーラル青歯王の甥の"黄金"のハーラルという人物と仲良くなった

黄金(ハ)「なあハーコン、本当は俺もデンマークの半分くらい貰える器量と血統はあると思うんだがどう思うね?」

ハーコン「試しに青歯王に頼んでみ」

黄金(ハ)「なあ俺にも国を分けてくれよ」

青歯王「誰がやるかボケ!わしの領地は全部わしのもんじゃい」

黄金(ハ)「おいめっちゃ怒られたけどどーすんだよ…こうなったら王様始末して謀反でも起こすか?」

ハーコン「まあ落ち着けよ、俺に策がある」

31: アスペニート 2014/05/18(日) 22:36:55.83 ID:X/W65g3l0.net
しばらくしてハーコンの元にハーラル青歯王がやってきた

青歯王「なあ、最近"黄金"のやつがきな臭いんだが?もしあれだったら始末することも考えてるんだが?」

ハーコン「そうすっね、あいつはいつまでも放置しとくとやばいっす」

ハーコン「でもあいつは結構人気あるし王様が甥を殺したとなると評判に傷も付くと思うっすよ」

青歯王「だからと言ってデンマークは寸分足りともやらんぞ」

ハーコン「デンマークが駄目なら他国の領地をやればいいじゃない」

32: アスペニート 2014/05/18(日) 22:42:47.46 ID:X/W65g3l0.net
青歯王「というと?」

ハーコン「ノルウェーとか。"灰色マント"のハラルドがいつまでも大人しくしてるとお思いで?」

青歯王「でもあいつも一応俺の甥で家来なんだけと…」

ハーコン「デンマーク人の甥の殺すよりは余所者のノルウェー人の甥を殺す方がマシでしょ?」

ハーコン「"黄金"のやつに"灰色マント"を討たせればいいんですよ」

ハーコン「"灰色マント"に『デンマーク亡命時代の土地もやるから来いよ』と言って呼びつけましょうよ」

青歯王「うーむ…」

33: アスペニート 2014/05/18(日) 22:46:42.07 ID:X/W65g3l0.net
ハーコン「おい、喜べ。あんたはノルウェーで土地を得られるっぽいぞ」

黄金(ハ)「え?でも俺デンマークがいいんだけど…」

ハーコン「青歯王ももう歳だし息子とも仲が悪いし先のことはどうなるかわからんぞ?」

黄金(ハ)「それもそうか」

青歯王「やあ、というわけで"黄金"は"灰色マント"を始末してくれ。そしたらノルウェー王位やるわ」

黄金(ハ)「わかった」

35: アスペニート 2014/05/18(日) 22:51:58.18 ID:X/W65g3l0.net
灰色マント(ハ)「デンマーク時代の土地もらえるって本当かなぁ…でも飢饉だしなぁ…」

灰色マント(ハ)「はるばる僅かな従者とともに来たで、土地くれ」

黄金(ハ)「やぁ、騙して悪いが仕事なんでなぁ!ノルウェーは貰うぜ!」

灰色マント(ハ)「あぼーん」

黄金(ハ)「結構強かったけど始末したわwwwこれで俺がノルウェー王wwww」

36: アスペニート 2014/05/18(日) 22:56:20.33 ID:X/W65g3l0.net
青歯王「これで当面の問題は片付いたか」

ハーコン「王様は本当に"黄金"に土地やるんすっか?このままなんともないとでも?」

青歯王「えっ」

ハーコン「あいつがデンマークにとって後の脅威になるとは思わないんっすか?しかもノルウェー人にとっては余所者だし」

青歯王「……どうすんのよ」

ハーコン「例えば俺とかいますぜ?俺はノルウェーの王位もいらないしデンマークを狙うこともない」

青歯王「じゃあ任せるわ」

37: アスペニート 2014/05/18(日) 22:58:55.66 ID:X/W65g3l0.net
黄金(ハ)「"灰色マント"殺ってきたぜwwwノルウェーくれww」

ハーコン「ご苦労さま」

ハーコン「騙して悪いが仕事なんでな」

黄金(ハ)「あぼーん」

こうしてハーコン・ヤールはノルウェーに返り咲いた

40: アスペニート 2014/05/18(日) 23:01:44.29 ID:X/W65g3l0.net
"灰色マント"のハラルドの死が970年のこと

ハーコン・ヤールはデンマーク王の家臣を名乗っていたが北部では事実上の王として振る舞った

43: アスペニート 2014/05/18(日) 23:06:56.61 ID:X/W65g3l0.net
その後デンマークと神聖ローマ帝国の間で紛争が起こる

ハーラル青歯王はハーコン・ヤールの兵も集めて立ち向かったが戦力差があり過ぎて敗北
和睦の条件にキリスト教をもっとちゃんと受け入れることというのがあったらしい

ハーラル青歯王はすでにキリスト教徒だったと言われるがハーコンはオーディンを崇める異教徒だった

44: アスペニート 2014/05/18(日) 23:10:48.42 ID:X/W65g3l0.net
青歯王「おい、お前異教徒だよな。そろそろキリスト教に改宗しろよ」

ハーコン「わかりました」

~ハーコンの帰国後~

ハーコン「キリスト教なんてシラネ。俺はこれからもオーディンの祭祀を続けるぜ」

ハーコン「だいたい神聖ローマとの戦争でも俺は活躍したのに王様が不甲斐ないせいで負けたし気に食わん」

青歯王「おいあいつ約束破りやがったな!戦争だ!」

45: アスペニート 2014/05/18(日) 23:15:20.86 ID:X/W65g3l0.net
しかしハーコンの勢力は強く青歯王はハーコンを屈服させることはできなかった
さらに青歯王にとってさらなる不安材料が出現する

それは息子の"双叉髭"のスヴェンのことだった
この"双叉髭"のスヴェンはヴィンランドサガにもクヌートの父親として登場するやつのことな

スヴェン双叉髭王
no title

46: アスペニート 2014/05/18(日) 23:20:33.70 ID:X/W65g3l0.net
スヴェン「おい、親父そろそろ俺にも領地を与えてくれ」

青歯王「断る。デンマークは俺だけのもんって言ってるだろ!」

スヴェン「だいたいお前は異教徒でくぁwせdrftgyふじこlp」

スヴェン「なら力尽くでもらうわ」

青歯王「また戦争か…もうダメ…」


ハーラル青歯王は息子との戦いで負傷して死んだ
これが985年の出来事
彼は概して強力な王で全盛期はノルウェーを支配した偉大な王して人気があってBluetooth規格の元ネタにもなった

47: アスペニート 2014/05/18(日) 23:26:59.76 ID:X/W65g3l0.net
スヴェン「さて、親父がヘマやったノルウェーの落とし前をつけないとな」

スヴェン「ヨムスヴァイキングにも動員かけてノルウェーを攻めるか」
※ヨムスヴァイキングはバルト海沿岸に砦を持ってたヴァイキング集団で半独立武装勢力

ハーコン「おい、今度は"双叉髭"が攻めてくるぞ」

ハーコン「息子のお前も戦ってくれよな!」

エイリーク「任せとけ親父」

48: アスペニート 2014/05/18(日) 23:31:47.36 ID:X/W65g3l0.net
この戦いが半伝説的なヒョルンガヴァーグの戦いでエイリーク・ハーコナルソンの活躍によってヨムスヴァイキングは大きな被害を受けた
ヨムスヴァイキングの首領のシグヴァイルディは戦場から命からがら脱出したと言われている

このシグヴァイルディの兄が"のっぽ"のトルケルであり
ヴィンランドサガでトールズが行方不明になったのもこの戦い

52: アスペニート 2014/05/18(日) 23:43:43.74 ID:X/W65g3l0.net
>>48
訂正
多分トルケルはシグヴァイルディの弟だ
ヴィンランドサガにはヨムスヴァイキングのフローキって人物がいるけど創作かな?
シグヴァイルディは名前だけ出てきた気がする

49: アスペニート 2014/05/18(日) 23:32:49.15 ID:X/W65g3l0.net
ちょっと休憩
いつ終わるのか不安になってきた

50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/18(日) 23:40:55.02 ID:CzUVKYzB0.net
見てるよ

51: アスペニート 2014/05/18(日) 23:42:30.53 ID:X/W65g3l0.net
ありがと
やっぱり見てる人少ないっぽいなww

53: アスペニート 2014/05/18(日) 23:46:45.48 ID:X/W65g3l0.net
さて今話したのは987年頃だけどここで少し時系列がさかのぼる
>>29のトリュグッヴィ王が殺害された時彼の妻は妊娠中だった
その子供として生まれたのが後のノルウェー王オーラヴ・トリュグヴァソンである

54: アスペニート 2014/05/18(日) 23:52:57.82 ID:X/W65g3l0.net
トリュグヴィ王の妻アストリーズは"灰色マント"一族の捜索を逃れてスウェーデンに潜伏していたが、
追手が迫ってきたのでロシア方面に逃げることにした
それはアストリーズの兄のシグルドがキエフ大公ヴラジーミルの重臣として活躍していたからだった

だが、ロシアに行く前にバルト海でエストニア人の海賊に捕まってしまう
オーラヴもアストリーズもバラバラに奴隷として売り飛ばされた

55: アスペニート 2014/05/18(日) 23:56:52.92 ID:X/W65g3l0.net
オーラヴはエストニアの農場で奴隷となっていたがそこで伯父のシグルドが「奴隷とは思えないほど美しい外国人の子供」を見つける
そこがオーラヴだったというわけ

オーラヴは伯父に連れられてノヴゴロドで成長した

オーラヴ・トリュグヴァソン
no title

56: アスペニート 2014/05/19(月) 00:01:04.09 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴはある時ノヴゴロドの市場で自分たちを襲撃した海賊を見つける
そしていきなり斬り殺してしまった

当然大騒動になってオーラヴは法に従って死刑にされそうになる
そこでシグルドはキエフ大公妃にオーラヴを保護してもらうように頼み込む
公妃が賠償金を立て替えたのでオーラヴは助けられ、以降公妃のお気に入りになった

57: アスペニート 2014/05/19(月) 00:05:57.20 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴはキエフの武将として活躍するがあまりに目立ちすぎたので嫉妬も買うようになった
キエフ公の家臣は外国人が権力を持ちすぎるのはよくないとかオーラヴと公妃の仲が怪しいとヴラジーミル公に讒言する

ヴラジーミルはそれでオーラヴに冷淡な態度を取るようになった
オーラヴは北欧で運を掴もうと思うといってロシアを去った

59: アスペニート 2014/05/19(月) 00:14:07.42 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴは「ノルウェーの誰よりも強くあらゆる技芸に通じている」と言われたほどの器量の持ち主だった
彼は北欧の海に戻るとヴァイキングの首領としてたちまち頭角を表した

60: アスペニート 2014/05/19(月) 00:17:08.71 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴ「ヴァイキング楽しすぎwww」

オーラヴ「バルト海もイングランドも俺の庭www」

オーラヴ「そう言えばイングランドの小島にキリスト教徒の預言者がいるって聞くな」

オーラヴ「おい、お前俺のふりして預言者のところへ行ってみろ」

部下「イエッサー」

部下「お前予言者らしいな。ちょっとこのオーラヴ・トリュグヴァソンの未来を見てみろよ」

預言者「お前はオーラヴじゃないな。ちゃんと主君に使えろよ」

オーラヴ「すげえ。本物じゃね?」

61: アスペニート 2014/05/19(月) 00:21:57.83 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴ「俺が本物のオーラヴだけど俺の運命どうなの?」

予言者「お前はキリスト教徒になる。ノルウェーの王にもなってキリスト教を広めるだろう」

オーラヴ「ほんとかよwwwww」

予言者「嘘だと思うならもっと近い未来のことも教えてやろう」

予言者「お前は近々部下の反乱に遭って負傷するけど7日で治る」

オーラヴが船に戻ると事実その通りになったので感銘を受けて彼はキリスト教に改宗したと言われる

64: アスペニート 2014/05/19(月) 00:38:38.63 ID:Y/eMe3Vr0.net
さて、ノルウェーの攻略に失敗したデンマーク王"双叉髭"のスヴェンはイングランドを狙うようになってたびたび襲来しては略奪を繰り広げた
特に994年にはオーラヴ・トリュグヴァソンと同盟を結んで少なくとも数千人のヴァイキングでロンドンを包囲した

この時はロンドンを落とすところまでは行かなかったけどオーラヴとスヴェンは多額の和解金(デーン税)をせしめて退去した

65: アスペニート 2014/05/19(月) 00:42:28.71 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴはこの大規模なヴァイキング遠征のあとアイルランドのダブリンに滞在した
当時のダブリンにはヴァイキングが築いた少王国あったんだね

ここでノルウェーのハーコン・ヤールが再登場する

66: アスペニート 2014/05/19(月) 00:47:54.71 ID:Y/eMe3Vr0.net
ハーコン「風の噂ではダブリンにユングリンガ一族の男子がいるらしいな」

ハーコン「お前ちょっと真偽を確かめてきてくれんか?本当だったら始末するなりなんなり」

部下「わかりました」

部下「あんたがトリュグッヴィの子なの?」

オーラヴ「そうだが」

部下「実はいい話がある。最近ノルウェーではハーコン・ヤールの評判がよろしくない」

67: アスペニート 2014/05/19(月) 00:50:21.07 ID:Y/eMe3Vr0.net
部下「ハーコンは歳を取ってから女癖が悪くなって大顰蹙買ってる」

部下「ただ国のために戦ってくれたし他にいい人がいないから支持してるだけだ」

オーラヴ「よっしゃ、じゃあ国に戻るとするか。お忍びでな」

68: アスペニート 2014/05/19(月) 00:54:34.62 ID:Y/eMe3Vr0.net
~その頃のノルウェーでは~

ハーコン「農民の妻呼び出して一晩だけ相手するの楽しすぎwwww人妻最高だなwww」

ハーコン「しかも誰にも俺には逆らえないしwww」

農民(最近ハーコンのやつうぜえ…こうなったらぶち殺すしかない…)

ハーコン「えっ、農民が反乱?早く逃げないと」

ハーコン「あとで吠えづらかかせてやるから覚悟しろよ百姓どもが」

オーラヴ「ちょいまち、俺がハラルド美髪王の子孫のオーラヴ・トリュグヴァソンやで」

69: アスペニート 2014/05/19(月) 00:58:15.07 ID:Y/eMe3Vr0.net
農民「オーラヴ王バンザイ!」

オーラヴ「ハーコン見つけ出して縛り首にしたる」

ハーコン「豚小屋に穴掘って奴隷と二人で隠れるとか惨めすぎワロタ…」

ハーコン「息子のエイリークが戻ってきてくれたらなんとかしてくれるはず…」

ハーコン「それまでの辛抱だ、裏切るなよ」

奴隷「何言ってるんすか、子供の時からお仕えしてきたのに」

70: アスペニート 2014/05/19(月) 01:06:35.61 ID:Y/eMe3Vr0.net
ハーコン「夜はお前が見張りな」

ハーコン「お前なんでそんな青い顔色してるんだ」

奴隷「オーラヴ・トリュグヴァソンに金の首輪を掛けられる夢見たもんで…」

ハーコン「それは血の首輪かもしれんぞ。絶対に裏切るよ」

奴隷「当たり前ですよ…」

ハーコン「じゃ、俺は寝るから」

ハーコン「zzz…」

71: アスペニート 2014/05/19(月) 01:09:39.35 ID:Y/eMe3Vr0.net
ハーコン・ヤールは寝入ったあと激しくうなされまるで奴隷に襲いかかるかのようだった
恐怖駆られた奴隷は持っていたナイフで思わずハーコンを刺し殺し、その首を切ってオーラヴの前に差し出した
これが"権勢ある"ハーコンの最後だった

オーラヴは奴隷を主人を殺した罪で処刑するとハーコンの首と並べてさらした

75: アスペニート 2014/05/19(月) 01:46:21.06 ID:Y/eMe3Vr0.net
こうしてオーラヴ・トリュグヴァソンはノルウェー王に推戴された
no title


これが995年のこと

76: アスペニート 2014/05/19(月) 01:51:16.24 ID:Y/eMe3Vr0.net
ハーコンの息子エイリーク・ハーコナルソンとその一族は父が殺されたと聞くとスウェーデンに亡命した

オーラヴはノルウェー全土の王になると強引にキリスト教を広めようとした
かつてのハーコン善王は失敗したのだが、オーラヴは従わない地方の有力者を次々に征伐してノルウェーのキリスト教化に決定的な役割を果たした

77: アスペニート 2014/05/19(月) 02:02:33.16 ID:Y/eMe3Vr0.net
ノルウェーを諦めていなかったスヴェンは急速に台頭したオーラヴと対立した
オーラヴはデンマークに対抗するためにスウェーデンと同名を結ぼうと考える

当時のスウェーデン王はオーロフ"シュートコヌング(このあだ名の意味はよくわかってない)"
しかしオーロフはまだ若年で彼の母親である"高慢"なシグリが実権を握っていた
オーラヴはシグリと結婚することでスヴェンに立ち向かおうと考えたわけだ

オーラヴはシグリにハーコン家から奪った金の輪を送った
しかしこの金の輪、金のなのは表面だけで中身は銅製だった
激しい気性で知られるシグリはオーラヴに侮辱されたと怒る

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 02:04:06.14 ID:nKqk3Cli0.net
読んでるぞ

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 02:06:46.77 ID:rRSvieNI0.net
Bluetooth

82: アスペニート 2014/05/19(月) 02:10:12.81 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>79
その名前デンマーク語の"黒い首領"というあだ名が英語ではBluetoothに聞こえたことによる誤訳なんだよね

81: アスペニート 2014/05/19(月) 02:08:29.61 ID:Y/eMe3Vr0.net
まもなくオーラヴがシグリに会いに来た

オーラヴ「ようwww結婚してくれwww」

シグリ「…うーん、ま、いいけどぉ」

オーラヴ「あ、あと結婚したらキリスト教に改宗なwww」

シグリ「はぁ!?そんなことするわけないでしょ?」

シグリ「あんたが何を信じてもいいけどあたしの信仰は変えないからね!」

オーラヴ「んだとこのクソあま!異教の犬と誰が結婚できるか!」バシー

激高したオーラヴは手袋でシグリの顔を打った
オーラヴと"高慢"なシグリ
no title

83: アスペニート 2014/05/19(月) 02:11:45.10 ID:Y/eMe3Vr0.net
オーラヴ「この話は破談だ!じゃあな雌犬」

シグリ「これがお前の命に取りになるわよ!せいぜい覚えときなさい!」

こうしてノルウェーとスウェーデンの同盟は不成立に終わった

84: アスペニート 2014/05/19(月) 02:17:04.03 ID:Y/eMe3Vr0.net
"双叉髭"スヴェン「オーラヴのやつ馬鹿だなww」

スヴェン「これはチャンスだ。俺の外交力見せてやる」

スヴェン「やあやあシグリさん、お気の毒だったね。ところで最近俺っちは正室を亡くしたんだけどさぁ…俺はオーディン教徒なんだけどさぁ…」

シグリ「その話乗った」

スヴェン「あー、あとシグリさんのところにハーコン・ヤールの息子のエイリークがいたよね?」

スヴェン「俺の娘とエイリークを結婚させようと思うんだ」

スヴェン「これでノルウェー国内の反対派も引き込めるしね」

85: アスペニート 2014/05/19(月) 02:26:39.51 ID:Y/eMe3Vr0.net
スヴェン「あと駄目押しでヴェンド人の王に妹を嫁がせるか」
※ヴェンド人はバルト海沿岸に住んでいたスラヴ系の異教徒

スュリ(妹)「ヴェンド人王って異教徒でしょ?しかもお爺さんだし絶対嫌!」

スヴェン「聞き分けのない妹だな」

スヴェン「ヨムスヴァイキングのシグヴァイルディに妹を連れて行くように頼むか」

スュリ「ヴェンドランドに来ちゃったけど脱走します」

スュリがどこに逃げたかというとなんとノルウェーのオーラヴ・トリュグヴァソンの宮廷だった
オーラヴはスュリを気に入り妃とした
これでスヴェンとオーラヴの仲はさらに悪化のは言うまでもない

86: アスペニート 2014/05/19(月) 02:31:38.37 ID:Y/eMe3Vr0.net
ここでも異教とキリスト教という対立があるわけだな
こんな話もある
ある時はオーラヴの元に片目の異常に博識な老人が現れて夜遅くまでいろいろなことを語ったという話もなんかもある
そのあと老人は王にはもっと良い肉を食わさなければいけないといって上質な脂身を鍋に入れた

オーラヴが朝起きると老人の姿は忽然と消えていたので、あれはオーディンに違いないと言って王はその肉を捨てさせた

87: アスペニート 2014/05/19(月) 02:36:53.21 ID:Y/eMe3Vr0.net
さて西暦1000年
スヴェンはスウェーデン王オーロフ・シュートコヌングとエイリーク・ハーコナルソンの軍隊を集めた
そしてヨムスヴァイキングのシグヴァイルディにオーラヴを誘い出すように要請した

シグヴァイルディは、最近スヴェンが軍を出していること、ノルウェーとデンマークの間で戦いになったらヨムスヴァイキングはオーラヴに味方する用意があると言った

オーラヴはそれに釣られて軍を出したが待ち受けていたのは準備万端のデンマーク・スウェーデンとエイリークの連合軍だった

88: アスペニート 2014/05/19(月) 02:41:51.31 ID:Y/eMe3Vr0.net
戦いはデンマーク付近のスヴォルト島の沖で行われたので「スヴォルトの戦い」と呼ばれているがその正確な位置はわからない

シグヴァルディのヨムスヴァイキングはオーラヴを誘い出すと高みの見物を決め込んだ
ノルウェー軍の船は11、連合軍は70を超えていたという

だがオーラヴの旗艦は当時の北欧で最も巨大な"長蛇号"と呼ばれるヴァイキング船でその戦士も最精鋭とされていた

89: アスペニート 2014/05/19(月) 02:45:39.59 ID:Y/eMe3Vr0.net
戦いの前にはこんなエピソードがある

オーラヴ「あれはどこの船だ?」

部下「スヴェン王です」

オーラヴ「デンマーク人は臆病者」

オーラヴ「あれは?」

部下「オーロフ・シュートコヌングです」

オーラヴ「スウェーデン人は雑魚な」

部下「あれはエイリーク・ハーコナルソンです」

オーラヴ「ノルウェー人とは激しいの戦いになるだろう。あいつとは決着を付けねばならんな」

91: アスペニート 2014/05/19(月) 02:52:38.16 ID:Y/eMe3Vr0.net
長蛇号の戦い
no title


ノルウェー軍はデンマークとスウェーデンの攻撃を退けて"双叉髭"スヴェンは一時撤退する有り様だった
しかしエイリーク・ハーコナルソンはオーラヴの首をなんとしてでも取る覚悟で攻めてきたので激しい戦いになった
ノルウェー軍は刃も潰れ矢も尽きるまで戦ったがどんどん数は減っていった

オーラヴも負傷して血を流しているのが目撃されたがどこを怪我したのかはわからなかった
最後まで残ったノルウェーの戦士は海の中に飛び込んだ
オーラヴもそれに続いて結局死体は上がらなかった

92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 02:53:47.17 ID:7F3ogXO80.net
>>91
これトールズがいなくなった海鮮とは別?

93: アスペニート 2014/05/19(月) 02:55:13.81 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>92
トールズがいなくなったのは>>48の戦い
スヴォルトの戦いではヨムスヴァイキングはオーラヴを誘い出す役割を下だけであとは高みの見物をしていた

94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 02:56:20.79 ID:7F3ogXO80.net
>>93
すまんこよく見てなかった

95: アスペニート 2014/05/19(月) 02:58:32.10 ID:Y/eMe3Vr0.net
こうしてノルウェーはエイリーク・ハーコナルソンと
デンマークの"双叉髭"スヴェン王とスウェーデン王オーロフの三者で分割され、
ノルウェーの王位はスヴェンが持つことになった

この後スヴェンはイングランドへの侵攻を本格化させてその死の直前の1014年は三つ目の王位も手にすることになる

ヴィンランドサガでも扱われる時間軸になってくな

96: アスペニート 2014/05/19(月) 02:59:13.98 ID:Y/eMe3Vr0.net
こんなもんで終わりかな

97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 02:59:51.37 ID:7F3ogXO80.net

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 03:05:24.68 ID:/UfEGRIJ0.net
うむ
まったくわからん

ヴィンランド・サガでは、王とか言ってる割には質素な部屋だったりするが
(謁見室も、机を脇によけて使って会議場かなんかと兼用みたいだし)、

当時の王ってのはあんま絢爛豪華に凝る余裕はなかったのかい

100: アスペニート 2014/05/19(月) 03:08:39.16 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>98
やっぱり俺の話わかりにくいかなぁ?
当時の北欧ってドが付く田舎だからそうだろうね
王様というのは「そのあたりのヴァイキングの中で一番強いやつ」に過ぎない

99: アスペニート 2014/05/19(月) 03:06:20.94 ID:Y/eMe3Vr0.net
ヴィンランドサガの時代にはエイリーク・ハーコナルソンも存命だけど出てきてないよね
彼はスヴェン王のイングランド遠征にも参加してクヌートが後を継いだ時にも協力し続けた

エイリークとその父親のハーコンは王ではないけど実質的なノルウェーの統治者だった面もある
異教徒だけど後世の歴史家から賞賛されていたりもする

101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 03:09:17.80 ID:7F3ogXO80.net
王っていうか頭領ってイメージある

103: アスペニート 2014/05/19(月) 03:14:33.92 ID:Y/eMe3Vr0.net
まあ後世の王のイメージで考えるとおかしなことになるな
この時代の王っていうのは確かに貴族の血筋に生まれた頭領って感じ

109: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 03:36:19.60 ID:7F3ogXO80.net
女の奴隷と男の奴隷ってどっちが高いんだ?

110: アスペニート 2014/05/19(月) 03:40:02.71 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>109
若い女が一番高いのかね
奴隷は大量に捕らえられた時とかは一気に暴落したりするみたいだが

111: アスペニート 2014/05/19(月) 03:42:21.83 ID:Y/eMe3Vr0.net
奴隷の価値といえばオーラヴ・トリュグヴァソンは奴隷として売り飛ばされたわけだが、
その時の値段は「上質のマント一枚」だったそうだ
当時では衣類とかも貴重なんだろうけどすぐに労働力にもならない子供にはシビアだな

113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 04:04:43.48 ID:VNr866pQ0.net
ヴァイキングって文字持ってたの?

114: アスペニート 2014/05/19(月) 04:07:28.26 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>113
ルーン文字はあったが簡潔な記録を残す程度にしか使わなかった
ラテン文字で記録を付ける習慣はキリスト教とセットで入ってきた

119: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 06:58:57.33 ID:VNr866pQ0.net
文字の普及が遅いとなると
ヴァイキングには司馬遷みたいな人物がいないの?

120: アスペニート 2014/05/19(月) 07:03:12.33 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>119
北欧諸国が完全にキリスト教化してからアイスランドにスノッリという学者が出た
ヴァイキングの時代が終わってから100年以上経ってたけどね
このスレの話はだいたいスノッリが書いた書物が元になってる

123: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/05/19(月) 07:43:46.00 ID:UtxB2M9c0.net
実際は海洋交易にたけた人々であって、年中争ってるわけじゃないからな。

126: アスペニート 2014/05/19(月) 08:09:44.28 ID:Y/eMe3Vr0.net
>>123
まあね
海賊というか海や河から現れて略奪で恐れられただけで実際は農民だしな






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ヴィンランドサガの前史のヴァイキング時代について適当に語る

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