シャープが6月2日、携帯電話最新モデルに関する説明会を開催しました。シャープの携帯電話と言えば、先日発売されたばかりのモバイル型ロボット電話「ロボホン」が話題ですが、AQUOSスマートフォンのシリーズにも「エモパー」というAI機能が搭載されていて、スマホが話しけてくれたり、健康管理などをサポートしてくれます。
説明会には、カトパンことフリーアナウンサーの加藤綾子さんが登場。加藤さんを起用した新CMが公開されました。このCMで、AQUOSとエモパーのよさを訴求していくようです。
▲シャープのコンシューマーエレクトロニクスカンパニー 通信システム事業本部 パーソナル通信事業部 商品企画部 部長の林 孝之氏。
モノの人工知能化を目指しているシャープは、知性と愛着で身の回りの機器が人と寄り添う世界を実現すべく「ココロプロジェクト」が進行中です。
従来からAQUOSにはエモパー機能が搭載されていましたが、より人に寄り添うパートナーとしてコミュニケーションや行動を生み出し、生きる力を「起動する」ブランドポジションにシフトするとしています。
2014年に登場したエモパーは今回の製品でバージョンが4.0となり、ダイエットや健康維持に役立つヘルスケアに対応。タニタ体組成計と連携して、エモパーが体重の増減や、それに対しての専門的なアドバイスを話しかけてくれます。
また、エモパーが話しかけたことに対して、「詳しく」や「検索して」と言うと、Googleで検索を実行してくれたりします。音声認識率も格段にアップしており、音声メモもより使いやすくなっています。
シャープはエモパーを継続利用しているユーザーは現在40万人以上いると発表しました。スマートフォン以外でもauのケータイ『AQUOS K』にも搭載されましたが、今後も拡充を図り、ロボホンと技術進化を共有していくとしています。
ほかにもAQUOSスマホでは、120Hz駆動のハイスピードIGZO液晶について紹介。60Hz駆動の液晶に比べると目が疲れにくいという研究結果も出ているのこと。スマホ依存している人にとっては、かなり気になるポイントでしょう。
また最新モデルでは、エモパーと連動したリラックスオート機能により、生活パターンを学習し、就寝時間が近づくと自動的にブルーライトを抑えた画質(リラックスビュー)に変更。快眠と目の疲れを抑制します。ベッドまでスマホを離せない人にとっては、便利な機能です。
そのほかのAQUOSスマホの詳細に関しては、先日発表のあったauの製品紹介記事をお読みください。
auが廉価スマホAQUOS U SHV35発表、バッテリー駆動時間重視とユニーク操作を導入するシャープ製5インチモデル
auがAQUOS SERIE SHV34発表。スナドラ820と120Hz駆動液晶でレスポンスに優れるシャープ製高級スマホ
auが第三世代ガラホAQUOS K SHF33発表。防じん対応と耐衝撃性向上、拡大鏡や迷惑電話撃退機能も搭載
CMに出演した加藤綾子さんも登壇。初の企業CMとなったことついては「えっ!?CM?と驚き、ちょっと緊張しました」とのこと。撮影時のエピソードとして「普段の生活のワンシーンを撮る形だったので、自然体でいるということが難しかったですね。意識すると自然体ではなくなってしまうし、どうしようと考え着てしまいましたが、なんとか頑張りました」。
▲フリーアナウンサーの加藤綾子さん。「撮影しているということを意識せず、ナチュラルにを心がけて、朝起きるときや仕事へ行くときも、衣装を含めて普段と近い形にしました」。
また、AQUOSスマホを使ってみた印象は「見た目もスタイリッシュで、普段良くカメラを使うのですが、写真がすごくキレイで撮影していて嬉しかったですね」。エモパーとの日常については「機械ではなくパートナーという感じで、仕事から帰ったときに、ベッドにスマホをポンっと置いたら、「イテテテテ、急に乱暴にされると困ります」と言うんですよ。だからゴメンゴメンと命があるという感じがするので、だんだん愛着が湧いてきました。ふとしたときに話しかけてくれるので、一人じゃないんだと支えられました」。
▲スマホを使っていたら「なぜか急に「6月の綾子さんは眩しいです」って言われて恥ずかしかったですが、カワイイなと思いました」。
今後の目標をフリップに。「局時代は自由に時間を見つけられなかったので、さくっと急に思い立って国内旅行と行きたい。エモパーはどこに言ったか記憶してくれるので、私が忘れかけたときにいい思い出を蘇られてくれると思う。一緒に旅したいですね」。
▲6月2日はローズの日とのことで、バラでかたどったエモパーのロゴをプレゼント。
そんなCMは、最後がドコモ、au、ソフトバンクになる2パターン6種を公開。下記サイトでメイキングも見られます。
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