こちらはイギリスの首相、デーヴィッドキャメロン氏。イギリスがEU脱退か!と言われ大忙しの今、大勢の支持者に囲まれてカッコよく記者の前で演説をしている。だがしかし、国民ありきのはずの立場であってもやはり政治家、言うこと聞いてくれる人がいない時には大物ならではのすごい力を発揮するのだ!
イギリスの元首相、デーヴィッドキャメロン氏。ついこの間のG7の伊勢サミットにも出席していた彼は今イギリスのEU脱退騒ぎで大忙しみたいだ。EUを脱退するのに反対している彼は脱退を阻止しようと頑張っているのだが、国民はEU脱退を支持しちゃっている模様。数で勝てないならどうすればいいのか。大物政治家はそういうときの必殺技を持っていたようだ。
それがこちら!
まさにこれこそが政治家がよく使うて、印象操作である。
大勢に支持されているように見えるがじつは作られたシーンだったのである。
ここにいる人たちが彼の支持者なのか、彼がメディアに依頼したエキストラなのかはわからないが、ツアーバスで集められてきたようだ。
この手法はイギリスのみならず、世界中で使われている。多くのテレビはこのようにして満員感を出してるようだ。
ちなみに過去、キャメロン氏は記者に「パンの値段はいくらか知っているか?」と聞かれ、出てきた言葉が「地元の小麦粉を使って自分で焼いてますからわかりません」だったそうだ。カップラーメンの値段だったらこの言い訳は通用しなかったけど、結構うまい切り返しじゃないか!政治家は世界のどこでも大変なようだ。
この画像に対する海外掲示板Redditの反応:
shynymetalobjects:
映画のシーンの人ごみってこうやって作ってるんだよね。人を移動させて映像を撮り、合成する。
CalNaughtonJunior:
こいつには誰も勝てねえぜ。
fiercelyfrlendly:
みんなが思ってるような情けないことじゃないぞ。これは投票のためであって、人が多いと罵声を浴びせる観客なんかがいるから人為的に人を選んで集めてるんだ。目的があってこういうスピーチになってる。
PMMeYourPokemonTeam:
立候補者に投票する理由が人気かどうかなんて良くないと思う。
aDAMCPATRIOT:
まあ人気で決まるでしょ。人間なんて所詮肉ロボットさ。
spec1aisnowflake:
バスで来て、手に持ってる紙配られてそのあとバイト代渡されたんだろうな。おもろいw
woze:
うわー頭いいな。大勢雇ったらお金いっぱいかかっちゃうもんね!
DaVinchtheReptile:
政治マジックじゃなくてメディアマジックだね。政治のシーンでも使われることがあるってだけで。
rofLopoious:
笑えるけどこんなのは氷山の一角。ばれてないのがありふれてるよ。
via:The illusion of politics・translated by perfumoon / edited by parumo
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コメント
1.
2.
3. 匿名処理班
「主催者発表数」の事ね
4. 匿名処理班
写真も映像もそのまま信用できないよなぁ。
5. 匿名処理班
この手の工作は今までは通用してたけど
ネット社会になって「こういう裏がある」
という真実が検閲する間もなく
世間に広まってしまうようになって
ヘタな工作する事が最大のリスクになった。
某政党が某政権に対して追及するとソッコーで
ブーメランになってるからね。
6. 匿名処理班
イギリス人がやるとどうもギャグっぽく見えてしまう
7. 匿名処理班
是非はあるにせよこれはどうにか出来るが。イギリスと違って日本は政治家になる際、ほぼ三バンがないとどうにもならないのはなんとかならないものか…
8. 匿名処理班
※6
どこかにこそッとローワン・アトキンソンが隠れてて
謎の動きをしてるみたいな?