9to5Macは1日(現地時間)、米アップルが、近日中にも「Thunderboltディスプレイ」の後継モデルを発表する見込みと伝えています。
数年ぶりのモデルチェンジを果たす新型モデルには、現在「iMac Retina 5Kディスプレイ」に採用されているものと類似した同じ5K(5120×2880)解像度の液晶パネルが採用される一方で、新たにGPUが内臓されることになる見込みと伝えられています。
9to5Macによると、アップルは「MacBook Pro」や「MacBook」シリーズの薄型軽量なフォームファクタを維持しつつ、それらの端末からでも5Kという高い解像度を誇るディスプレイを快適に扱うことを可能にするべく、ディスプレイ側にGPUを搭載させることを選択したとのことです。
そのほか、ディスプレイとPCとを接続する方法については判明していませんが、おそらくは「USB Type-C」ポートを介した「Thunderbolt 3」規格による接続方式が採用されることが予想されます。また、既存のMac製品と接続した際には、5Kではなくより標準的な解像度で表示される見込みとされています。
なお、既にApple Store上において、現行モデルの在庫は僅少状態が続いている上に、再入荷の時期などについては一切情報を確認することはできません。新型モデルの登場が近々に迫りつつあることを示唆する現象と言えますが、6月13日から開幕を迎えるWWDC 2016は、発表されるタイミングとしては非常に有力な候補と言えそうです。
[9to5Mac]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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