米OmniVisionは30日(現地時間)、1.55μmという広い画素ピッチを実現させた1/2.3インチイメージセンサー「OV12890」を、発表しました。
プレスリリースによると、OV12890はフラッグシップモデル向けの製品であり、読み出し速度の高速化に伴う高感度およびSN比の改善に加え、像面位相差AF(オートフォーカス)やHDR撮影機能などもネイティブにサポートしているほか、高フレームレートでの映像撮影も可能にしているとのことです。
センサー画素数は1200万画素となり、1チップあたりの外形寸法は「10(W) × 10(D) × 6(H) mm」。全画素読み出しの動画撮影時には45fps、4K(3840×2160)動画の場合は60fps、フルHD(1920×1080)動画については240fpsでの撮影を可能にしています。
なお、既にサンプル品の出荷は開始されているほか、2016年第4四半期中には量産が開始される予定です。
[PR Newswire via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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