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http://japanese.engadget.com/2016/06/07/2017-2-mwc/


「画面を化粧コンパクトのように閉じられるスマホ」、2017年に発表か。サムスン、早ければ2月頃のMWCで - Engadget Japanese
 
サムスンが2017年にも、曲げられるスクリーンを持つスマートフォン2モデルを市場に投入するかもしれないと、Bloombergなどが報じています。また、少なくともひとつは"化粧用コンパクトのように折りたためる"モデルになる見込みとのこと。

サムスンは2013年のCESで、折りたたみ可能なディスプレイを備えるスマートフォン兼タブレットのコンセプト動画を公開していました。

 

CES 2013 でサムスンが公開したコンセプト動画
 
曲がるスクリーンには当初、その表面を覆う透明プラスチック板の耐久性に関連する問題がありました。しかし、すでにそれも解決したとする情報も流れている模様です。

韓国IBK証券のアナリストは「サムスンが折りたためるディスプレイの製品を活かせるUIを開発できるのであれば、この製品は画期的なものになるかもしれない」とBloombergにコメントし、先進技術がアップルから顧客を取り戻し、売上面の不審を払拭するかもしれないという観測を示しました。

アップルといえばiPhoneにもまた、以前よりOLEDパネル搭載の噂があります。最近では今年3月にも秋ごろに発売されるであろうiPhone 7(?)にOLEDが搭載されるという話が出ていました。ただ、OLEDの主要な供給元としては、やはりサムスンの名前が筆頭に上がっており、ディスプレイに関してアップルがサムスンより先に行くことは考えにくそうです。

Bloombergは、曲げられるOLEDを搭載するスマートフォン(コード名"Project Valley")1機種ないし2機種が、早ければ2017年初頭に開催されるMWC 2017で公開されるだろうとしています。またひとつはスクリーンサイズは通常(折りたたんだ状態)は5インチほどながら、広げると8インチサイズのタブレットのようになると予想しています。

iPhone SE発売時にはスマートフォンの画面サイズは、片手で操作できる5インチぐらいがちょうど良いとする意見がありました。一方で電子書籍、特ににコミックを読むには5インチではやや小さく感じるものです。しかし、普段は5インチサイズでも広げて画面サイズが大きくなるスマートフォンならば、タブレットを持ち運ぶよりも手軽に電子書籍を楽しめるようになるかもしれません。

ちなみにカナダの大学では、曲がるディスプレイの応用例として電子書籍をパララララっとめくれるスマートフォンがすでに試作されています。

「画面を化粧コンパクトのように閉じられるスマホ」、2017年に発表か。サムスン、早ければ2月頃のMWCで
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