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http://japanese.engadget.com/2016/06/09/hey-siri/


Hey Siriが人命救助? 母の音声起動が救急車を呼び、子どものピンチを救う - Engadget Japanese
Siri
オーストラリアでiPhoneの音声アシスタント機能「Hey Siri」が人命を救助する力となっていたことが、海外テレビのニュースで明らかになりました。呼吸が停止した1歳の娘を発見した母親がSiriを音声起動し、救急車を呼んでもらったとのこと。その後、赤ちゃんは完全に回復し、後遺症は残っていないと報じられています。

事件が起こったのは今年5月のこと。母親のStacey Gleesonさんはベビーモニターで青ざめている娘に気づき、呼吸が止まっていることを発見。部屋に入って手当てをしようとしたところ、手にしていたiPhoneを落としてしまいました。
Siri
気が動転していたStaceyさんでしたが、幸いにもiPhoneが音声起動することを思い出して「Hey Siri、救急車を呼んで」と叫んだところ、電話をかけることに成功。Staceyさんの心肺機能蘇生のかいあって、娘は救急車が到着する前に息を吹き返しました。ただ、娘は肺の感染症と細気管支炎にかかっており、一刻一秒を争う切迫した状態だったとか。

Staceyさんの夫は海軍に勤務しており、以前も子供を寝かしつけるときにハンズフリー会話をしていて、スピーカーフォンをオンにしていたのが良かったとのこと。もしもiPhoneを落とさなかったとしても、パニック状態でまともにダイヤルできなかったかもしれないと振り返っています。
Siri
こうしたSiriの音声起動は過去のiPhoneでもサポートされていますが、本体が電源に接続されている必要があります。電源に繋いでいなくても可能なのは最新のiPhone6sと6s Plusのみで、最新のスマートフォンを持っていたことが命を救ったと言えるかもしれません。
Hey Siriが人命救助? 母の音声起動が救急車を呼び、子どものピンチを救う
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