女優・能年玲奈(22)が所属事務所(レプロエンタテインメント)と折り合わない状況が続いており、契約満了を6月末に控えるなか、今後の活動内容について6月6日発売の「週刊ポスト」が報じている。
仮に能年が事務所を退所した場合、新しい事務所を立ち上げるにせよ今後の活動に何らかの支障を来す可能性もあるが、アーティストとして得意な絵や服の制作などを行う道も模索しているようで・・・?
※大人の解決に期待したいものですが。能年玲奈が所属事務所「レプロエンタテインメント」との間に何らかのトラブルを抱えているものとみられ、現在は“開店休業状態”に陥っている。能年がこれまで唯一続けていたブログさえも2016年5月10日分を最後に更新がストップしており、同投稿には現時点(2016年6月8日現在)で2,500件を超えるコメントが書き込まれるなど、ファンも彼女を心配な様子で見守ることしかできない状況であることをうかがわせる。
そうしたなか能年と事務所との契約満了が2016年6月末に迫ってきたが、2016年4月7日発売の「週刊女性」には能年とレプロとの間には依然として隔たりがあり、能年の演技指導の先生とされる女性T氏が所属事務所に無断で能年名義の個人事務所を立ち上げたことなどが軋轢の原因となっており、このまま歩み寄りもなく契約が切れればレプロは法的手段を取ることも視野に入れているらしく、能年は芸能界引退に追い込まれると報じられた。
一方で2016年6月2日発売の「週刊文春」は、上記の「週刊女性」の“能年引退報道”にフジテレビの番組などが同調し、彼女が親の言うことも聞かずにT氏と行動を共にしている等の情報が広まっている事態に疑問を投げかけ、能年の母親に単独取材をしたうえで能年には芸能界を引退する意思がないことや、母親ともしっかり連絡が取れているほか、能年がT氏に洗脳されているなどという事実もなく、報道にショックを受けたT氏が「週刊女性」や「フジテレビ」の番組に抗議書を送っていることが明らかになるなど、「週刊女性」の論調や「親の言うことも聞かず」などと報じたフジテレビの番組内容に疑問を唱えた格好になっている。
事務所側と能年側がどこでどのようにこじれてしまったのかはわからないが、双方にそれなりの言い分があるからこそ、ここまでねじれた状況になってしまったことはなんとなく察しが付く。レプロ側からすれば能年の背後に付いているT氏の存在に手を焼いている可能性もありますし、T氏が勝手に能年の個人事務所を設立したのであれば不信感を抱いても不思議ではない(能年側は独立のための事務所ではなく、レプロとの契約に抵触しない、グッズ販売などを行うための事務所であると主張)。
能年側としても事務所側に何らかの不信感を持っているからこそ直接対話ができない状況になっている可能性がありますし、実際いま双方が弁護士を介さなければ話し合うことができない状況だとすれば“雪解け”は難しいといえる。だがレプロ側も連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK)で光り輝いた能年の才能は認めずにはいられないでしょうし、能年もできれば育ててくれたレプロ側にきちんと恩返しをしたいと思っているはずなのでは。
双方がどこでボタンを掛け違えたのか、歩み寄りに向け考える時間はもう残り少ないのかもしれないが、日本中を明るい気分にさせてくれた能年が今後、芸能活動を制限されるような状況はみたくないものだ。大人の知恵を出し合いなんとか解決してほしいものだが、後腐れが残った状態で契約が切れた場合、例え能年が独立したとしてもその後の活動に支障を来す可能性は高そうで・・・?
(以下引用)「事務所の“二重契約”とも取られかねない会社設立は、芸能界のタブー。
能年が独立したら、テレビやCM、映画業界は前の事務所を気遣い、仕事をオファーしづらい状況になる。事実上の芸能界引退となる恐れもある」(芸能関係者)
(引用元:NEWSポストセブン)
やはりシコリの残った状態で能年が独立した場合にもっとも懸念されるのは、テレビ局やスポンサーがレプロ側への配慮から能年にオファーを出しずらくなってしまうことのようだ。もちろん能年が小さな個人事務所でやっていくことになったとしても、そうした閉塞した状況すら打破できるだけのタレント性を持っており、「あまちゃん」のようなうねりを巻き起こし、状況を一変できる可能性はあるかもしれないが、長い目で見た場合には、大人としてあるいは社会人としてレプロとも事前に折り合いを付け、双方が妥協点を見出したうえで新たな一歩を踏み出すことが理想だと思われる。
だが実際どのような形で決着するのかは蓋を開けてみなければわからない。能年側も女優業と並行し、もうひとつの道も模索しているようで・・・?
(以下引用)「彼女が描いた絵やデザインした服は、かなりの点数があり、個展や即売会の計画も進んでいます。
その際は『menme』と名乗る予定で、すでにサイン入りの試作品は完成済みだと聞いています。能年は本名なので今の名前でも活動は続けられますが、心機一転を狙っての改名かもしれません」
(引用元:NEWSポストセブン)
能年は日頃から創作活動も趣味にしているようで、ブログで水彩画を披露したり、服やアクセサリーなどを作ったことを報告したこともある。T氏が設立したとされる個人事務所「株式会社三毛andカリントウ」は能年の絵などを販売するためのものであるとも報じられているので、能年がもし独立するようなことになれば所属事務所を新たに立ち上げ、女優では本名名義で、アーティストとしては「menme」名義で活動する方針なのかもしれず、創作物の販売は先述の個人事務所が行うことになるとも考えられる。
端から見れば能年のブレイクはレプロにとってもありがたい話だったはずですし、その過程で何らかの問題をはらんでいたにせよ、なぜ誰も得をしないようにみえる方向に向かって着地しようとしているのか理解が難しい。大人の事情が複雑に絡んでいることも想像に難くないとはいえ、何らかの妥協策を見いだせるといいのですが。
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