前日譚小説 甲鉄城のカバネリ 暁 「本編の二年前。裏設定?も明らかになる外伝小説」
TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の設定統括を担当されている笠岡淳平氏による、甲鉄城のカバネリ前日譚小説「甲鉄城のカバネリ 暁」【AA】が、アキバでは8日に発売になった。
アニメ『甲鉄城のカバネリ』は、まんたんウェブによると『蒸気機関が発達した極東の島国・日ノ本を舞台に、鋼鉄の心臓を持つ生ける屍の"カバネ"と装甲蒸気機関車・甲鉄城に乗り込んだ少年少女の生き残りをかけた戦いを描く』という、人を喰う&噛まれた者にも感染する化物"カバネ"が世界中に増殖してしまい、人間は"駅"とよばれる砦の中で生活し、駅同士の移動は蒸気機関車のみという世界のお話。
今回発売になった小説「甲鉄城のカバネリ 暁」【AA】の書籍情報は『本編から遡ること二年前。生駒の忘れられない怒涛の三日間を綴る、公式前日譚!』で、「プロローグ」、第一章「未だ成らぬ駒」、第ニ章「巣食う不穏」、第三章「炎上する想い」、第四章「死ぬ気で生きる」、「エピローグ」、(登場人物・もくじ)になっていて、オビ謳い文句は『TVアニメ制作スタッフによる公式前日譚――貫け、鋼の心を』だった。
産業革命の波が押し寄せ、近世から近代へ移り変わった時代。噛まれることで感染する不死の怪物<カバネ>に世界は覆い尽くされた。極東の島国<日ノ本>の人々は、各地に築いた<駅>と呼ばれる砦に閉じ籠もることで生き延びを図り、駅を行き来できるのは装甲蒸気機関車、通称<駿城>のみとなった。
製鉄や蒸気機関の生産をなりわいとする<顕金駅>。カバネを倒す力を求め愚直に生きる蒸気鍛冶の少年<生駒>は、ある冬、感染の疑われる女が行方知れずとなる現場に居合わせる。危機感のない周囲の人間たちに彼は激昂する。こいつらはなにも理解していない! 俺がなんとかしないとダメだ──!! 裏表紙
なお、著者の笠岡淳平氏は自身のTwitterで『生駒の生い立ちや逞生と仲良くなった切っ掛けや、来栖がなぜ菖蒲様の護衛になったのか、等など知られざる裏設定(?)も明らかに』、『出す機会がなかった来栖と吉備土の苗字も分かるよ!』などを告知されていて、柊カバネムさんの感想では『予想以上に良いので、みんな買うべし』、『設定の補完、整理してくれてて考察勢もありがたいと思うぞコレ。読みやすいし』と書かれている。
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「小説 甲鉄城のカバネリ 暁」書籍情報
小説『甲鉄城のカバネリ』暁 発売記念サイン会実施
笠岡淳平氏のTwitter
知られざる裏設定(?)も明らかに
「甲鉄城のカバネリ」公式サイト / Twitter
甲鉄城のカバネリ - Wikipedia
甲鉄城のカバネリとは - ニコニコ大百科 / ピクシブ百科事典