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93: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 17:48:20.49 ID:0udJAx2s
スレチだったら許して。 
夫の実家はいわゆる「代々続く大きな家」。 
そんな家の、私から見た義祖父のこと。夫の父親の父親。 
1945年の原爆のせいで義祖父の行方が不明に。間も無く終戦を迎え、義祖父の職場から懐中時計や写真立て、帳面なんかが義祖母(夫の父親の母親)の元へ届いた。義祖父は遺体不明の死亡扱いで故人に。 
いわゆる大きな家の次代が死んでしまった。しかも、戦争の中子供が生まれても幸せにはなれないと時の当代だった義高祖父(夫の父親の父親の父親)が言ったため跡取りなし。家中が悲しみに包まれた。 
その後しばらくして、四十九日の法事を義祖母らが執り行った。その最中のこと。 
戸を開ける音と「死人が戻ったぞぉ!」の声。義祖父は死んでいなかった。 






要約すると、あの瞬間何が起こったのか大凡分かった義祖父は近くの家に飛び込んで壕を掘り、時間が経ってからひたすら西へ西へと移動を続けていた。
義祖父の理論では「偏西風で線量が減った頃」を計らって帰宅したとのこと。
義祖父が生きていたことに一族大喜び。話は義祖父の戸籍の回復に変わった。でも義祖父は回復しないことを選んだ。
義祖父「一族の中にいる人材さえあれば戸籍などなくて構わない。」と。皆が説得しても「今後こんな奴は現れないだろうから、いい例だと思ってくれ」と。
結局そのままで、義祖父は文字通りの生霊として過ごすことに。
1949年、義父が誕生。岐阜の戸籍の父親欄は空白。義父が義母と結婚する時もこの話になったんだとか。
戦争で生霊になったけど、宣言通り一族の人たちに支えられながら生き続けてる義祖父。この話を聞いた時ぶっ飛びそうになった。
そんな義祖父は先日104歳に。灯油のポリタンクを2つ持って歩きでスタンドへ買いに行く。
信じてもらえないかもしれないけど、本当の話。

94: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 17:52:58.27 ID:AeH3+Kl+
すげぇwwwww

95: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:01:50.69 ID:4wKP3H1F
恩給とか年金とかどうなってるんだろう 仕事は農業なら問題ないか
近くの家に飛び込んだのはGJだ 美輪明宏も絵を描いてて全体を見ようと身を引いた時に
原爆が光って、直撃されなかったから助かったらしいから

96: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:10:21.25 ID:7w1zZdhj
別に本当の話でかまわないけど、爆弾が爆発した後に動いたって
間に合うわけ無いだろw

97: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:11:12.50 ID:0udJAx2s
>>95
死亡時に義祖母が貰ったそうです。

一族に医師が何人もいるので特に何も問題なく幽霊生活できてるとのこと。身分証が何もないってとても面倒なんだそう。

99: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:22:23.32 ID:+Oq2KNGY
>>93
すげえええ。

その話っていつ頃聞いたんですか?
なんつーか、その「秘密」を教えられた時点で
本家からも本当の身内って認められた~みたいな?

100: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:28:53.15 ID:MH1jBaW1
当時って、投下された直後にそれが原爆だってわかるぐらいの認識を誰もが持ってたの?

102: 93 2013/11/29(金) 18:42:10.63 ID:FGHqAk/z
>>99
結婚前の挨拶で教えてもらいました。
>>100
後出しでアレですが義高祖父は軍の出で、当時一線を退いていたが話として存在は聞いていたと。

103: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:44:16.16 ID:WO1+GAld
>>100
アメリカ国内でも投下するまで最高機密で、しかも原爆の爆風や閃光を浴びる危険性に
アメリカも気づいていなかったからね。
内部被爆が知られてないから「偏西風で線量が減った頃」なんて感覚は持てないと思う。
まあ嘘話ではなく「釣り人の話はでかくなる」の体で、本人も信じてる"体験談"なのかもしれない

105: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:57:29.79 ID:ptW7MbBe
>>103
その通りだね、原爆実験なんてアメリカ軍自ら兵隊を配置してやったぐらいで放射線の危険性なんて
まったく認識して居なかったし、放射線の危険性を認識したのは正直原爆投下1年後ぐらいだね

106: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 19:12:28.58 ID:YoUNWSCK
原爆投下直後は生き地獄、ケガもしてない元気な男手は貴重
その場で徴用?駆り出されて、帰して貰えなかったんじゃないかな
逃げて隠れてたのは、そっちを恐れてた気がする

105: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 18:57:29.79 ID:ptW7MbBe
>>103
その通りだね、原爆実験なんてアメリカ軍自ら兵隊を配置してやったぐらいで放射線の危険性なんて
まったく認識して居なかったし、放射線の危険性を認識したのは正直原爆投下1年後ぐらいだね

113: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 20:54:58.88 ID:zY+J4QZH
>>93の話ありえないなぁ
原爆が投下された地に住んでるけど放射線の存在自体を住民が周知したのだってずっと後のこと(軍自体も知らなかった)
アメリカでも国家機密だったことをたかが一地方に住んでる人間が知ってるなんてありえない
原爆が投下された瞬間は遠くにいた人も「何かがすごく光った」という認識程度だったみたいだし

まあ昔の人の記憶って自分の良いように改竄されてるから仕方ないんだろうけど

116: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 21:42:22.75 ID:yahGJCHT
原民喜の「夏の花」
作者が原爆投下の際に便所でしゃがんでたから九死に一生を得た話
教科書にも載ってる

それを読むと、民家に跳びこんで生き延びる、は有り得ると思う
もちろん、爆心地から遠くなきゃ有り得ないし、なぜその瞬間に爆弾の正体が解ったかは別にしてだが

117: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 22:01:58.74 ID:WO1+GAld
>>114
103の補足。当時の日本の一般向け科学雑誌でも「原爆」自体は記事で紹介されてはいる。だけど
あくまで核分裂という原理で作動する爆弾つうことね。
だから日本も投下後すぐに原爆だと気づいているし、閃光に放射線が含まれていて有害なことは
判っていたのでピカッと来たら伏せろとか白い服を着ろとか指示を出している。

でも、放射能被爆やましてフォールアウト(塵状に舞ってる放射性物質)の被害なんて
アメリカでも判っていなかったし、爆弾が炸裂した直後にフォールアウトを考慮して
隠れて、「偏西風で線量が減った頃」に出てくるなんて話は、ちょっとアレなんだよねえ。

日本は広島や長崎に救援部隊を送り込んでフォールアウトで被爆させているし、被爆地への立ち入りを
制限もしてないので、当時の日本の軍部も科学者も原爆投下の後に被爆があるという知識や認識は
アメリカ同様に知らなかったと考えるのが妥当。

個人的には元軍人でそんな機敏な対応をとる人間が、戦時下の総動員態勢下で
職務に復帰しようともせず、友人同僚上司に連絡さえせず(原爆のあとでも数日で電報も
電話線も復旧してるし、鉄道も動いているので49日もあれば日本を3~4回往復できる)、生存の報告も
しないまま49日後に故郷に帰るという点が全くリアリティないと思う。

だいたい実家の家族に生存の連絡をしないで、「復活の日」の草刈正雄ばりに
サプライズ登場する理由がないw

118: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 22:04:27.98 ID:OE0b9F+u
>>117
線量うんたらは、当時知っていたわけではなくて、今思えばということでは?
線量という認識はなくとも、爆発した際に何らかの影響や物質が風に乗って行くっていう認識くらいならあってもそんなにおかしくはない

119: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 22:19:39.90 ID:4rYoIko/
近くの家に飛び込んで壕を掘り、そのまま地下に潜伏し
西へ西へと何十日もトンネルを掘り続けたのかと思った。
かっけー!リアル大脱走!でも食料はどうしたの?とかやたら興奮した。

132: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/29(金) 23:58:57.67 ID:WO1+GAld
>>118
>線量という認識はなくとも、爆発した際に何らかの影響や物質が風に乗って行くっていう認識くらいならあってもそんなにおかしくはない

ねえよ。元の書き込みと「元軍人だから知っていた」という言い訳を見れば
放射能障害の知識があったとしか解釈不能。
だからアメリカでもソ連でも原爆炸裂の最中に軍隊を動かす訓練をしてたんだから。
それに俺はこの点は「釣り人理論」で斟酌してる。他の妙な点はなんで赦免してるん?
49日の間に連絡途絶のままサプライズ帰還や、仮に原爆による放射線の高度な
知識があるとしても、それならば退役の高級軍人だろうからそんな大層な人が職務放棄して、
総動員態勢下で連絡もせず故郷に帰るということがあり得ないと指摘してる。
職場が壊滅してても、なんらかの指揮下に入るわけだし。

戦中の日本が末期でも情報インフラも交通インフラも依然と堅持してることとの整合性の無さや
同時に指名手配犯でもないのに49日も故郷に帰り着くまで日にちがかかる不合理さは
釣りで意図的だからなのか、単にその辺の考察をしなかっただけで純粋なのかは判らんがね

134: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/30(土) 00:46:46.43 ID:TUrwB60m
戦争を経験していない人達が、そんなことは戦時中ありえない!と言いきることが衝撃的

137: おさかなくわえた名無しさん 2013/11/30(土) 06:21:57.93 ID:iXl8wUwW
事実は小説より奇なり、って言葉もあるくらいだし 
一概に創作と呼べるほど溢れてはいないと思うよ 
 
きっと創作認定厨は神様かなんかでアカシックレコードを見ることが出来るんだよ 
それが何でこんな所で創作認定して悦に耽ってるのかは知らないけどw

引用元: ・今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 107度目





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