神奈川県の一部地域にある小中学校で、トイレの仕様を変える試みが始まります。
画像:【トイレ(イメージ)】
https://twitter.com/Yv78S/status/737501682523766786
11日に報じられたもの。
高校生位まで思春期にある学生時代に、学校のトイレで大便器を利用できる生徒はまれです。
からかわれたり、イジメの対象となる可能性があるため、利用できないという現実があります。
それでも体調や腹の調子は変えられないもので便意を無理やり我慢して、お腹を壊し、漏らしたり、
吐いたりしてしまう生徒もいます。
そのような事情を鑑み、神奈川県大和市教育委員会が試みるのは市内の小学校19校と中学校
9校の1階トイレで小便器を撤廃し、全てを女子トイレのような個室に変更する方針を決定。
画像:【個室トイレ(イメージ)】
https://twitter.com/pakopako_n/status/741924215889088512
今年はその中から、小学校4校、中学校1校のトイレ改修工事を行い、約2億8千万円の予算を
計上しています。
しかし、今回のトイレ個室化をすでに実施し、失敗した例もあるとのこと。
同県茅ケ崎市では2001年に試験的に市内の小学校1校のトイレを個室化。
ところが、小便も大便器でやることに慣れていない児童たちにより、床の汚れが目立ち、個室に
長くいると大便をしていると他の児童に想像され、結局、元の小便器・大便器を併用する仕様に
戻ったそうです。
昔は学校の個室トイレに入れなかったですね。
私もからかわれた苦い思い出があり、緊急事態には教員用のトイレを使ったことがあります。