『月刊少年ガンガン』連載、「とある魔術の禁書目録」の106話
猟犬部隊(ハウンドドッグ)に追われている 打ち止め(ラストオーダー)に遭遇した当麻。能力を使ってくるなら相手なら右手で対処できるものの、銃が相手ではさすがに分が悪く逃げるしかありません。行き止まりに追い込まれるも 打ち止めの"電撃使い能力"にて扉の電子ロックを解除。ファミレスの厨房に逃れます。

「あの人を助けて」と当麻に助けを求めたものの、それどころでない自分たちの現状に 打ち止めは悲観する。とはいえ生き延びない限りは絶対に助けられないと、当麻は遠回しに元気づけた。もっとも 打ち止めが さっきから言ってる「あの人」とは一方通行(アクセラレータ)のことだと当麻は全然知らないのですがね。

それにしてもファミレスはまだ営業時間だというのに静かなのはなぜ？　客席に回ってみたら店員も客も全員が昏倒していた。これは街で見た、警備員(アンチスキル)や追ってる連中と同じ状況。もう一つ何か別の事態が起きてることを当麻は悟ります。ってなこと思う間もなく猟犬部隊の発砲によりファミレスの窓ガラスが一斉に割れた。第二ラウンドの開始です。

その頃 一方通行はカエル顔の医者に電話をしていた。御坂妹からネットワークを通じて　打ち止めがまだ捕まってないことを知らされ安堵。たまたま居合わせた一般人と一緒に居るようだと聞かされますが、その一般人が当麻だとは知るハズもありません。

木原は殺す、猟犬部隊も潰す、あのガキ(打ち止め)を無傷で助けると意気込むも、医者は「不可能だよ」とバッサリ。ボコボコにやられた木原にどうやって勝つ？　しかも無傷で取り戻す？　現実を見ろ。余計な高望みはせずに 打ち止めの命を助けることだけを優先しろと促します。

当麻が、一方通行が、それぞれの戦いに赴いている中、この人だけは通常営業のようです！

美琴がまだ寮に戻ってないことを知って あらぬ想像を掻き立てる黒子！　あぁそういや今日は大覇星祭の罰ゲームとして美琴と当麻が一緒だったんだっけと改めて知らされました。もう半年も前にやってたことなので記憶にあまり残ってないですね。
そこでもってテレビニュースで昏倒事件が報道される。不法侵入者の仕業？　とされており、画面には警備員と対峙している「前方のヴェント」が映し出された。すると一緒に居た初春も昏倒してしまう！　いやはや『天罰術式』の効き目のスゴイこと。写真に写ったヴェントを見ただけで黄泉川も昏倒しており、このニュースを視た何千・何万の人もそうだと思うと凶悪テロ扱いしていいんじゃないかな。

そのヴェントが現れたのは当麻のところ。ファミレスへの銃撃が止み静かになったと思ったら女の声が聞こえてきたよ。猟犬部隊も『天罰術式』によって昏倒したに違いない。

「さっさとぶっ殺されろ」と、出会って2秒でバトル開始。当麻としても明確な殺意を持ってやって来た相手と戦うのは初めて？ だろうから今までと勝手が違うと思います。