平塚「比企谷に彼女ができたらしい」
- 2016年06月19日 23:40
- SS、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
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戸塚「最近の八幡は……、なんか疲れてるみたいで、たぶん寝不足なのかと」
戸塚「あと3週間前くらいに小町ちゃんと喧嘩したみたいで、すごい落ち込んでました。原因? よくわかんなんですけど、一色さんがどうとか……」
めぐり「相手? 一色さんですよね?」
めぐり「なんだ。先生も知らないんですか」
めぐり「一カ月にくらい前に比企谷くんが一色さんと買い物しているのを見かけたんですよ。すごいいい雰囲気だったのでそうなのかなーって思っちゃいました」
いろは「違いますよ。あれはたまたま会ったんです。どこ行くのか聞いてみたら、ジュエリーショップに行くっていうので私もついて行っただけです。値段が高かったから買えなかったみたいですけど」
いろは「わたしにプレゼント? ないです。でも、誰かにプレゼントするつもりだったでしょうね。女物ばかり見てましたから」
いろは「そりゃあ、彼女にあげるつもりだったんじゃないんですか。バイトして買うとまで言ってましたから」
いろは「いえ、わたしの知らない人でした。二人で仲良く手繋いでましたね」
いろは「私服だったので、どこ高なのかはわかりません」
いろは「場所はマリンピアです。ペットショップから出てきたんだったかな」
いろは「それを見てどう思ったかですか? んー、先輩がニヤニヤしてて気持ち悪かったです」
川崎「由比ヶ浜から聞いたけど?」
川崎「いいんじゃない。私には関係ないし」
川崎「ただ、あんな人前でいちゃつくのはやめとけって思うけど。相手が相手なんだし」
川崎「キスしてたよ。マリンピアで」
川崎「一か月くらい前? 違うよ。先週の日曜日」
川崎「んじゃ、私、塾行くから」
小町「下手したら死ぬまでできないかと」
小町「だって、あんなに捻くれてて面倒な人と付き合うなんて物好きな人がいますか? 私だって妹じゃなければ、きっとなかったと思いますもん」
小町「いいとこなんてありませんよ。ただ寝てるだけなのに、疲れたとかいう人ですよ?」
小町「いえ、なんの下見に行ったのかは知りません。本当ですよ。それは教えてくれませんでしたから」
小町「彼女へのプレゼントじゃなくて、一色さんとどこかに出かけたかっただけかもしれませんよ。だってそうじゃないですか。彼女にあげるネックレスを他の女の人と下見しに行きますか?」
小町「……確かに、お兄ちゃんならやりかねませんね」
三浦「誰か付き合っているか? 知ってるわけないっしょ。あーし、あいつのこと興味ないし」
三浦「あの奉仕部だっけ? あの部活で一緒の人と付き合ってるんじゃないのー?」
三浦「……結衣じゃないって。あの性格最悪の人」
三浦「つーかさ、結衣とあいつが付き合うわけないじゃん。どう考えても釣り合わないし」
三浦「よく絡んでるけど、同じ部活だからってだけでしょ。そこに恋愛感情はないって」
三浦「それは、あいつも同じだと思うけど?」
三浦「見ればわかるって。あいつが結衣のことをそういう目で見てないことくらい」
結衣「あ、その……」
結衣「……実は、付き合ってるのは私なんです」
結衣「でも、みんなに内緒にしようって二人で決めたんです」
結衣「……はい。ゆきのんの気持ちを考えるとどうしても言えなくて……」
結衣「ありがとうございます! ちゃんとゆきのんに伝えようと思います!」
結衣「……えっ? この指輪ですか?」
結衣「あ、すみません……。授業中は鞄に入れているんですけど、放課後だからつけちゃいました」
結衣「はい。この間、ヒッキーに貰ったんです」
結衣「あっ、いろはちゃんに聞いたんですか? 酷いですよね。私へのプレゼントをいろはちゃんと買いに行くなんて」
結衣「……違いますよ。いろはちゃんがですよ。私のヒッキーに色目を使って、強引にジュエリーショップについて行くなんて」
結衣「……お仕置きしないと駄目かなあ」
陽乃「なんだ。誰かわかってないんだ。つまんないなー。まぁ、あの二人が付き合うことはないだろうけど」
陽乃「もし付き合ってたらどうするか? お子ちゃまな静ちゃんには秘密だよ!」
陽乃「そうそう。一カ月くらい前だよ。でも、なんで知ってるの? ……あ、言いづらいなら言わなくてもいいけど」
陽乃「その時、比企谷くんに背後霊が居たんだよ」
陽乃「ガハマちゃんの生霊がね」
折本「比企谷の彼女? あー、この間見かけたけど、知らない人だったから」
折本「先週の日曜日かな? マリンピアでいちゃいちゃしてたよ」
折本「最初にネックレスをプレゼントしてさ、女の子が感動して泣いてるんだけど、なんか文句言ってるんだよね。その反応された時の比企谷の顔はウケたなー」
折本「でさ、狼狽えている比企谷に彼女が呆れはじめちゃってさ。お、修羅場かなって思ったんだけど、彼女から強引にキスしたの。そしたら比企谷、今度はびっくりした顔してんの! マジウケたよ
ー」
折本「あ、一カ月くらい前にも見たな。いや、場所はディスティニーランドだよ」
折本「ごめん! 私、バイトがあるから!」
雪乃「その話、誰から聞いたんですか?」
雪乃「……私が比企谷くんと付き合っています」
雪乃「黙っていたのは、由比ヶ浜さんが比企谷くんにストーキングをしていたからです」
雪乃「もし、私たちが交際していることをしれば、もっと行為が悪質になると思ったので……」
雪乃「いえ、この問題は私たちで解決します」
雪乃「……私と由比ヶ浜さんは友達ですから」
雪乃「……では、お言葉に甘えさせていただきます」
雪乃「今後、彼と半径10m以内まで近付かないでください。もし近付いたら、あなたを社会的に抹殺します」
雪乃「当然でしょう。彼は私の所有物なんですから。あと、あの女を排除してください。いいえ。由比ヶ浜さんではありません」
雪乃「一色さん? 川崎さん? あの雌豚共になにができるというのですか」
雪乃「八幡に近づき、身体的接触を繰り返し、公衆の面前で接吻を行い、私の所有物に跨り猿のように腰を振っている女……」
雪乃「比企谷小町のことです」
ありがとうございました。
元スレ
平塚「比企谷に彼女ができたらしい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466342398/
平塚「比企谷に彼女ができたらしい」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1466342398/
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コメント一覧
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- 2016年06月19日 23:45
- 何がしたかったんだ
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- 2016年06月19日 23:45
- 小町が冷たすぎるという違和感を回収したいい落ちだと思います
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- 2016年06月19日 23:53
- うっわつまんね
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- 2016年06月19日 23:57
- この人、先週くらいにいろはSS書いてたよな
作風変わりすぎだろ
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