ウルトラジャンプ連載「ローゼンメイデン0-ゼロ-」第4階です。
あるはずがない十三階に迷い込んでしまい、オモチャ箱をひっくり返した様な空間に出てしまった菊の妹・華。
第二ドール・金糸雀と第六ドール・雛苺に遭遇した華だったが、そこで彼女は「糖蜜の井戸の七姉妹」というお話を聞かされる。
元の場所に戻りたいと願う彼女をその「糖蜜の井戸」に案内した金糸雀たち。
井戸に落ち、見た事ない風景と一緒に第五ドール・真紅の姿を見ながら元の世界に戻って来た華だったのだが…!?
坊ちゃんを押し潰す形で現実の世界に戻って来た華。
十二階の上等休憩室で目を覚ました華だが、気を失ったためそこまで運ばれたらしい。
そんな華を「帽子人間」と称した翠星石。
相変わらずテキトーなネーミングをする翠星石ですけど、帽子を取ったら何と呼んだらいいのかな?(笑)
華が落ちてくるところを双眼鏡で覗いていた翠星石。
記憶が危うい翠星石だが、そこが「nのフィールド」である事は覚えていたらしい。
仕組みは分からないものの、この十二階からこの双眼鏡で覗くと向こう側が視えるという翠星石。
その底に真紅がいる事も確認していた翠星石だが、すでに限界だったのか全てを言う前に気を失ってしまいました。
華が翠星石を見たのかと思い、どう説明すればいいのか混乱する菊。
だが、華が視たのは紅いドレスの綺麗な人形(真紅)なのだという。
翠星石が見られた訳ではなかったと安堵した菊。
どうやらまたしても説明する機会を失った菊ですけど、もしかすると坊ちゃんたちに打ち明けるのはかなり先になるのかも知れません。
妹が無事帰ってきた事に涙を流して喜んだ菊。
自分にとってはいつまでも可愛い妹だと、子供扱いする菊だが、華はそれが気に入らない様子。
「そうやってまた…」
「やっと田舎から抜け出してきたのに…」
田舎を嫌って上京したのに姉に付きまとわれる事がガマンならないらしい華。
田舎も家族も関係ないと、保護者面する姉を突き放そうとする華ですが、どこか無理をしている様にも見えます。
「私は今を生きるモガなんだから」
「過去なんて関係ないのよ」
もうここには来ない様に姉に釘を刺した華。
一方で、そんな華に話を聞きたいという結菱のお坊ちゃんだが、やはり向こうの世界に行って戻ってきた彼女だけに重要な情報を持っていると感じたのかも知れません。
いつまでも眠り続ける翠星石に氷のうを乗せて看病する菊。
薇を巻いても起きないためお札を貼ったり色々やったらしい菊ですけど、人形に氷のうを乗せるというのはなかなか斬新です(笑)。
昔はあんな子じゃなかったと、変わってしまった華に寂しさを募らせる菊。
話がしたいと翠星石を看病する菊ですけど、普段口うるさいだけに静かになってしまったのはかなり堪えたのかも知れません。
現実の世界に戻ったものの、仕事を2日休んだ事になってしまい怒られる事になってしまった華。
次あったらクビだと通告される華ですけど、nのフィールドの入り口付近で働いている事を考えるとクビになるのは時間の問題なんじゃないのかな?(笑)
今までの事は夢だったのかと思ったものの、ロッカーに金糸雀の傘が入ってる事に気付いた華。
異世界に行っていた証拠を突きつけられる形になった華ですが、それを見ては夢だなんて思う訳にはいかないはずです。
そんな中、貴重な江戸時代の帝都の写真を使った絵葉書を売る者たちと出会った華。
何と、それは自分が井戸の中で見たものだった?
折れた十二階の写真はなく、未来の姿だったのかと考えた華。
昇降機が動いている途中で塔が折れたらまっさかさまに落ちると恐怖を感じた華ですけど、ずっと昇降機ガールをやっているならその予想が現実になる可能性は高いはずです。
庭の木とはワケが違うと、子供の頃に木から落ちた時の事を思い出す華。
成長し、裏の正雄の嫁なる事も考えていた華だったが、実は彼が好きだったのは姉の菊の方だった様子。
思い出の木の下で残酷な告白をされ、またまっさかさまに落ちる思いをした華。
2人の顔を見るのが嫌だったため都会で最初からやり直そうとしていたらしい。
塔がいつ折れるのか分からない為、不安な日々を送る事になってしまった華。
そんな中、坊ちゃんが客として来たのだが、何と定員分の48銭(一人6銭だから定員8名?)払って2人で話す事を考えたらしい。
昇降機に乗りながら向こうの世界に行く方法を問う坊ちゃん。
「君はその方法を知っているはずだ」
「もう一度行きたいとは思わないか」
行ったら今後こそ戻れないかも知れないと否定する華だが、十二階が折れる時を知る事が出来るのならそれもアリだと感じた様子。
『あの時はたしかあそこに』
階数表示に目をやった華。
だが、すでに十三階の表示は無くなっていた?
何やら行く為には条件が必要な様子。
そんな華の動きに気付いた坊ちゃんですけど、もしまた彼女が消える様な事があったらこの時の彼女の様子を思い出す事になるのかも知れません。
人形をたくさん並べ、お友達を呼んだと言って翠星石を起こそうとした菊。
そんな中、蛍の様なものが部屋に入って来た事に気付いた菊はハエたたきで追い払おうとする事に?
その際にグラスを割ってしまい、大きな音を立ててしまった菊。
その音で目を覚ました翠星石ですけど、実際には人工精霊スィドリームのおかげだったのかも知れません。
これまで長く夢を見ていたという翠星石。
何か雰囲気が違う翠星石ですけど、あるいは記憶が蘇ったのでしょうか…?
昇降機にたくさんの力士が乗り込み、命の危機を感じた華。
だが、客が去った後に謎のカバンが残される事態に?
忘れ物なのかと手に取ったものの、留め金が外れて中身を見てしまった華。
何と、そこには第四ドール・蒼星石の姿が!!
その人形の事は知らないものの、何を意味するのか瞬時に理解したらしい華。
どうやら忘れ物というより知らずにnのフィールドに接近していて勝手に向こうからやってきた感じですけど、これってやはり彼女が世話をする事になるのでしょうか?
ここに来て個人的にも薔薇人形と深く関わる事になってしまった華。
姉のところにいるのが翠星石でその妹である蒼星石を実際の妹である華が面倒見るというのはなかなか面白いものがあります。
いよいよ揃い始めたローゼンメイデンたち。
雪華綺晶を除けば残るは幻の真紅だけですし、彼女の出番もいよいよ近いのかも知れませんね。
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