Phone Arenaは17日(現地時間)、ドイツの老舗光学機器メーカーであるカール・ツァイス製の新型VRヘッドセットの出荷が、今年8月中に開始される予定と伝えています。
カール・ツァイス製の新型VRヘッドセット「ZEISS VR ONE Plus」は、2014年10月に発表された「ZEISS VR ONE」(過去記事)の後継モデルとなりますが、“OSプラットフォームを問わない” という最大の特徴を継承しつつ、機能性や装用感を大幅に改善させています。
韓国サムスン製の「Gear VR」と同様に、スマートフォンをマウントに装着して使用する方式はそのままに、対応するディスプレイサイズを従来モデルよりも拡大。iOSとAndroid OSを問わず、4.7インチから5.5インチまでのディスプレイを搭載する端末をサポートしたほか、将来的には米グーグルの「DayDream」プラットフォームへの対応も果たす模様です。
また、空間にかなり余裕を持たせた設計としたことにより、眼鏡を装用したままでも快適に利用可能になったほか、一般的なVRヘッドセットではほぼ必須である手動でのピント調整などが不要となったとのことです。
なお、出荷開始は2016年8月中が予定されていますが、既にオンラインストアを通じて129ユーロ(約1万5400円)にて予約注文の受付が開始されています。
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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