IBMの人工知能「Watson」、ゴルフの祭典「マスターズ・トーナメント」にまで手を伸ばす
遙かなるオーガスタ。
今や世界ランク上位の常連となった、ゴルフの松山英樹選手に日本人初の優勝が期待された今年のマスターズ・トーナメント。松山選手は惜しくも首位から5打差の7位タイに終わりましたね。時差の関係で、眠い目をこすって応援したゴルフファンも多かったのではないでしょうか。
マスターズは、80年の歴史を持つ大会。賞金総額1000万ドル(約10億円)、出場は招待されたゴルフの「マスター」のみ、会場となるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブは、一般人はプレーすることさえ許されない聖地です。
それほど重要な大会ですから、競技期間中は世界中の注目が集まり、インターネット上にもあらゆる情報が溢れ返ります。
そんなマスターズを裏で支えていたのがIBMの「コグニティブ・ソーシャル・コマンドセンター」という仕組み。これはあの最先端人工知能、Watsonを利用して開発されたものだそうですよ。
具体的には、TwitterとFacebookからリアルタイムにデータを取得。その後、Watsonの自然言語処理技術が、マスターズに関わるものかを判定しているとのこと。
同社とマスターズのパートナーシップは20年に及びますが、この仕組みは今年から採用されたのだそう。来年のマスターズは、そんな「裏方」にも注目しつつ、悲願の日本人選手優勝を願いたいですね。
source: 無限大(mugendai)
(渡邊徹則)
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