2016年06月23日

クソゲー・オンライン(仮)　「未完すぎるVRMMO。新感覚クソゲー代理マスターラブコメ！」

MF文庫Jの6月新刊、つちせ八十八氏のライトノベル「クソゲー・オンライン(仮)」【AA】がアキバでは21日に出てる。未完成かつバグだらけで運営スタッフも逃げたクソゲーなVRMMOのゲームマスターになってしまうお話で、とら店AのPOPは『新感覚クソゲー代理マスターラブコメ！』とかになってた。

ライトノベル「クソゲー・オンライン(仮)」【AA】発売
「未完すぎるVRMMOを女神と創って演出していく新感覚クソゲー代理マスターラブコメ！」

左からβテスト時代からのユーザー「アズラエル」、その友人で一見まともだが特殊性癖を持つ「リズナ」、ゲームマスターになってしまった主人公「ササラキ」(特設ページ)

「ね、ねぇアリス、このポーズ恥ずかしいんだけど……」
「ゲームマスターはサービス精神が重要よ？」

「え、なに今の？キスされた？
女の子の唇ってこんなにも柔らかかったの？温かかったの？」

COMIC ZIN秋葉原店
特典：イラストカード

とらのあな秋葉原店A
特典：4Pリーフレット
※とら限定版あり

メロンブックス秋葉原1号店
特典：4Pリーフレット
※メロン限定版あり

MF文庫Jの6月新刊、著：つちせ八十八氏のライトノベル「クソゲー・オンライン(仮) “運営は全員逃げたけどなんの問題もないわ！”」【AA】（表紙・口絵イラスト：にろ氏、キャラクター原案・本文挿絵イラスト：東雲太郎氏）が、アキバでは21日に出てる（正式発売日は24日）。

ライトノベル『クソゲー・オンライン(仮)』は、脳波干渉ヘッドギアを使う体感型RPG「ソード＆マジック・オンライン」が、『史上初、史上最大にして、史上最高のVRMMO』を謳って始まったものの、実は未完成でバグだらけ、運営スタッフも逃げたクソゲーだったことから始まるお話で、キャラクター原案＆本文挿絵イラストの東雲太郎氏によるヤングアニマル嵐でのコミカライズ連載も決定してる。

今回発売になったライトノベル「クソゲー・オンライン(仮)」【AA】は、プロローグ・第一章「サービス終了のお知らせ」・第二章「バグではありません仕様ですと言い張るだけの簡単なお仕事」・第三章「デバッグルームのゆかいな面々」・第四章「人の話はちゃんと最後まで聞こう（とくにゲームマスターの場合は）」・エピローグ、という構成で、オビ謳い文句は『今あなたが想像した100,000,000倍クソゲーです』だった。

とらのあな秋葉原店Aでは、店頭ショーケースが『クソゲーオンライン（仮）』仕様になってたり、『全プレイヤーが唖然！総ツッコミ！！ｗ未完すぎるVRMMOを女神と創って演出していく新感覚クソゲー代理マスターラブコメ！』POPが付いてた。

全255層のフロア攻略型VRMMO《ソード&マジック・オンライン》には、恐るべき秘密が隠されていた。第2層以降が未実装なのだ。あと運営は全員逃げた。
ほかにも剣と魔法の世界のくせに魔法はないわ、ゴールド無限増殖バグで経済崩壊、このクソゲー世界は想像の遙か斜め下を行く。それでもこんなゲームを楽しむ仲間がいる。だから少年ササラキは世界崩壊(サービス終了)を防ぐため、デバッグルームにいた謎の少女・アリスとクソゲー世界の運営を始めるのだが…？VRクソゲー運営ラブコメ！！裏表紙

ライトノベル「クソゲー・オンライン(仮)」【AA】の感想には、niz001さん『運営サイドメインは予想外の内容やったけど楽しめた。ここまで来ると逆にプレイしたいよ』、しぇんさん『未実装がばれない為冒険者を全滅させる活動を主人公がするなど中々いかれた展開』、nawadeさん『ポジティブ過ぎるデバッグ権限を持っていないゲームマスター、邪悪なシステム妖精、懲りないプレイヤー、これで良いのか！？と首を傾げざるを得ないゲームワールドだが、皆、楽しそうだからいっか』などがある。

なお、著者のつちせ八十八氏は、あとがきで『この小説でVRMMOに希望を持っていただければ、嬉しいです。たとえクソゲーであっても、楽しいものは、楽しいのです』で、表紙イラスト：にろ氏のあとがき『タイトルから得られる第一印象とはいい意味で違った路線のお話で先がとても気になる展開…さすがです、つちせ先生！』や、本文イラスト：東雲太郎氏のあとがき『小説にて本編をご堪能された後には「ヤングアニマル嵐」での漫画版も楽しんでいただけましたら幸いです』などを書かれている。

「クソゲー・オンライン（仮）」書籍情報 / 特設ページ