転載元:げんきいっぱい5年3組 大人編2 (オリジナル百合)
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エロもいいけど、単純に4人で集まって駄弁ってる話とかみたいかな
追い付いた
一気読みしたから色々あるかもww
あゆむとやすはの小学生から中学生までとか初キスとか初体験とか受験とか社会人になってからとか
ターニングポイントの様な所は全部気になるかも
この先のみやちゃんとももちゃんの1,2年後とかが気になるところ
>>20
特に書き溜めてないのですが、
まずそれから書いてみます
と、思ったのですが時系列的に踏んでかないと難しいので、
先に>>21から書いてみます
1、小学生編続き(元の時代に戻らなかったもう一つの世界線のあゆむとお考えください)
夢を見ていた。
夢の中を歩いているみたいだった。
そう思って、ここ何日か過ごした。
「みやちゃんも友だち。離れることもあるけど、いつまでも友だちだよ」
「私は?」
「尊敬できる友だちだった」
「だった?」
やすはが小首を傾げる。
それは、あの写真で見た時と寸分違わぬ愛らしさがあった。
「でも、いつまでも離れたくない。どこにも行かないで欲しいし、誰の所にも行かないで欲しい。そういう自分勝手な想いがどんどん膨らんで……ごめん、坂本がいるのに迷惑なこと言うんだけど」
「……言うだけならタダだよ」
「えへへ、そうだよね」
私は少し背の高いやすはを見据えた。
そして、私は最後の後悔を口にした。
「やすはが好きだよ」
「……」
「どこまで伝えたら伝わるかな……私は、やすはが欲しい」
だいぶ、子供らしくない言葉だった。
平静を装いつつも、朱に染まるやすはの頬を見て、私は微笑むしかなかった。
やっぱりやすはは大人だなあ。
返事は待たずに、彼女を抱きしめた。
せっけんの香りがした。
柔らかい。
「あゆ……む」
「返事、今、聞きたい」
「……私も、あゆむじゃなきゃいや」
「うん」
坂本には悪いけど、心の中でガッツポーズをとる。
しばらく、そうやって互いの熱を感じていた。
願わくば、この夢が覚めないようにと願いながら。
けれど、私自身がここに留まる理由が、もはや見当たらなくて。
「やすは……ッ」
「あゆむ……泣いて?」
「嬉し泣き…えへへ」
「そっか」
やすはの優しい声。
「やすは……今日、寝たくない」
ぎゅっと体を強く抱く。
「一緒に起きてるよ」
たぶん意味は通じてないと思う。
だから、ただ傍にいてくれればいい。
私は彼女の手を握りしめて、ホテルの部屋へ戻った。
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・サキュバス「さぁチンチン出しなさい!キンタマ空っぽになるまで絞り尽くしてあげる!」ショタ「ママ…?」サキュバス「?!」
部屋の前には、みやちゃんもももちゃんもいなかった。もしかしたら、ちゃんと話し合っているのかもしれない。
ただ、今だけは来ないで欲しい。エントランスホールから、ずっと手を握りしめていたけれど、
部屋に入ってからちょうど見回りのために隣のクラスの先生がやって来てとっさに離してしまった。
「もうすぐ就寝時間ですよ、お風呂は入りましたか?」
すっかり忘れていた。
「この後すぐに入ります」
「分かりました」
先生が出て行って、どちらが先に入るかでじゃんけんをすることになった。
何度かあいこになり、この流れは一緒に入るのではとやや期待してしまった。
しかし、すぐに軽い自己嫌悪に陥り、やすはを先にお風呂へ促したのだった。
枕を適度に柔らかくするために、やすはがぱんぱんと叩いているのを見ながら、
つい先ほどから、付き合うことになったことをしみじみと噛みしめていた。
噛みしめれば噛みしめる程、なんだか明日になって目が覚めたら、
なにもかも元に戻ってしまうような気さえした。
「寝れないんでしょ?」
体育座りでやすはを見ていた私に、彼女は言った。
「やすは……」
なら、いっそ今たっぷり甘えておきたい。
すりすりしておきたい。
いや、だめだ。
だめ、だめじゃない。
どっちだ。
「あゆむ、おいで。手握ってあげる」
「わーい」
この子、ホントに私のツボを心得てる。
二人、部屋の壁にもたれ、部屋の電気をほのかに灯した。
本当だったら、もっと胸が高鳴ったりするものだと思う。
大人になってしまったのが悔やまれる。
初恋の淡い感情とは、どんなものだったのだろう。
隣にいれるだけで嬉しいのに、寂しさがある。
「今日は、なんだかんだ楽しかったかも」
私は言った。
「うん。でも、観覧車でキスしてる時は、さすがに見てられなかった」
「あ……あの、ごめん。やすは」
しっかり見られてましたよね。
すいません。本当に、すいません。
握っていた手に、やすはの指が食い込んだ。
痛い痛い。
えっと、キスした方がいいのかな。
うーん、さすがに絵面的には大丈夫だけど、精神的には犯罪クサい。
勘違いかもしれないし、あっちから言われたらしようか。
「私にもしてくれる?」
「あ、うん……え、うええ?!」
積極的だね!?
「もう少し大人になったら」
私は突き出した口を慌てて引っ込めた。
危ない。押し倒すところだった。
大人か。
明日も、明後日も、大人になっても、私達一緒にいれるかな。
「大人って、どれくらい先?」
そう聞くと、答えは早かった。
「中学生になったら」
なるほど。
中学生になったらキス解除なんだね。
「じゃあ、それまで待つよ」
「うん」
離れたくないな。
ずっと、子どもの時から特別な存在だった。
彼女の好きなことをしてみたくて、彼女の視線を追っていた。
気持ちが募っていくほどに、余計なことを言ってしまわないか怖くて。
上手く話せなくなっていった。
部屋が暗くて良かった。私は熱くなっていく瞼を片方の手で抑えた。
「眠くなってきた?」
やすはが聞いた。
「うん……そうだね」
せっかく、二度目のクラス旅行を、君とこんな風に過ごせたのに。
離れたくない。このまま二人で、ゆっくりと進んでいきたい。
同じ道を歩むなら、もう失ったりしないから。
君と歩いていく努力をしていくから、どうか、このまま――。
小学生編続き おわり
2、小学生編日常
私は、クラス旅行の日をまたいでも、やすは達と同じ時を歩み続けていた。
ここで頑張れと、神様が言っているのかもしれない。
それとも、性質の悪い夢が未だ続いているだけなのか。
もしかすると、元の時代には別の自分がいつも通り生活していたりするのだろうか。
となると、元の時代の私からすると、私という存在はかなり羨ましい。
そんな、誰にも言えないような秘密を悶々と考える時もあれば、やすはの可愛さに悶えたりしていた。
「みやちゃん、宿題の答え合わせしない?」
みやちゃんの肩を叩く。
「やすはとすればいいじゃん」
つっけんどんにそう言った。
「さっき、隣のクラスに行った」
「待ってれば」
「それもそうなんだけど」
旅行の日から、みやちゃんはこんな感じ。
「ま、いいけど」
喧嘩してるわけじゃないんだ。
「ありがと」
話し難いだけ。それは分かる。
だから、私もいつも以上にいつも通り接することにした。
二人で席をくっつける。
国語の問題集を開いて、互いに一問目を指さして解答を比べた。
多少わざと間違えた所もあり、みやちゃんが可笑しかったのか笑ってくれた。
「あゆむ、みやさん」
後ろを振り向くと、ももちゃんが満面の笑みで立っていた。
手に封筒を持っている。
「この間の旅行の時の写真ができたのよ。焼き増ししてあげたから」
「ほんと? ありがとう、ももちゃん」
「ありがと」
みやちゃんが顔を背けたまま言った。
ももちゃんはますます唇を引きつらせた。
どす黒いものが見える。
「この写真ね、あなたの泣き顔と、あの後の土下座の」
「いやあ?!」
みやちゃんが机をひっくり返す勢いで立ち上がった。
私は慌てて机を掴む。
どうしたの。
「土下座の」
「言うな!」
みやちゃんが顔を真っ赤にしている。
「土下座?」
「そうよ。この女の誠意ってのを見せてもらったわ。あっはっはっは!」
高笑いしながら、みやちゃんを見下す。
「データは携帯に入ってるから、何枚でも印刷できるわよ」
みやちゃんが携帯に腕を伸ばす。が、ひょいと身を引くももちゃんは写真の入った封筒をみやちゃんに放り投げた。
慌ててみやちゃんがそれをキャッチする。
「私に何かしたら、こればらまくから」
「あんた……ッ」
ももちゃんがそのまま去っていこうとするので、みやちゃんも怒りのまま追いかける。
何やってるんだこの二人は。うん、でも、少し距離が縮まったのかな。
だったらいいんだけどね。
「あの二人、どうしたの」
やすはが戻ってきて言った。
「さあ……でも、小学生って可愛いよね」
私は微笑ましい気分でそう呟いた。
言った後に、やすはがじっとこちらを見ていることに気が付いた。
「あゆむ……やっぱり旅行前から変」
「そ、そうかな」
旅行前ならそれを気づいて欲しくてたまらなかったのに。
今は、ヒヤッとしてしまう。
滅多なことを言えば怪しまれる。
「最近……年上の人と話してるような気持ちになる」
「え、私、成長したのかなあ、あはは」
「なに、隠してるの?」
やすはが鋭い視線を送る。
女のカンを働かせないで欲しい。
じっちゃんがベルマークを集めるよう指示を出し始めたので、いったん会話はそこで途切れた。
ベルマーク集めとかあったあった。
と、懐かしがりながらクラス委員を眺めていた。
「あゆむは?」
「へ」
「ベルマーク」
慌てて机の中を漁る。
ない。
「えっと、いつから言われてたの?」
「旅行前から」
まじか。
「ご、ごめん。忘れてきちゃったみたい」
「おいおい、なにやってのー」
「す、すんません」
名簿にペケを書かれた。
じっちゃんの手伝いをしていたクラス委員は、
先生に言ってやろー、とお約束の台詞を言いながら他の子の所に移動していった。
「ベルマークって、食品の裏とかにあるよ」
じっちゃんが、両手の透明な袋にベルマークをたくさん抱えて言った。
「一人ノルマ10枚って言ってたから、明日中に10枚ね」
指をびしっと刺される。
「りょ、了解です」
家に帰ったらそれなりにあるか。
マヨネーズとか、コンソメスープとかだったっけ。
放課後、みやちゃんとやすはは委員会があったので私はまた先に帰ることになった。
ももちゃんはいない。ももちゃんは、クラブ活動に入ったからだ。
そこでも、やはり何かいざこざがあったみたいだけど。
そこまでは、面倒見切れない。
一人、家路をたどる。
水田に囲まれた貯水槽が夕日を受けて大きな影を水面に映していた。
明日は雨なのか、小さな虫がたくさん飛んでいて、ツバメも低く目の前を横切っていく。
ランドセルを背負い直す。これも、最初の方は肩が凝っていたけれど今はもう慣れた。
下校途中には猫のたまり場である広い空き地があって、やすはと一緒に猫と遊んだっけ。
今は、あまり心惹かれない。
古い記憶に触れる度に、自分への違和感を感じた。
額から汗が流れて、通学用の黄色い帽子を取った。
西に向かって伸びる長い一本道。肌を焦がす斜陽に目を細めた。
甘酸っぱく優しい空間。
いてもいいのかと、聞きたくなってしまう。
誰に、それを聞けばいいかも分からないのに。
家に帰ってから夕食を終えて、私は母にベルマークがないかを尋ねてみた。
一緒に探してもらって、見つかったのは5枚だけ。
案外ないものだ。
「この間、ゴミに捨てちゃったわよ。そういうことは早く言ってよね」
小さい頃、母によくこんな風に叱られたっけ。
どうしようか。
「おばあちゃん家に行ってみたら?」
「おばあちゃんて、しん――」
死んでない。
この時代なら生きてるよね。
今は誰も住んでない空き家を思い出す。
やすはの家の3軒隣。
「ちょっと行ってくる」
「暗いから、懐中電灯持って行きなさいよ」
「はーい」
おばあちゃんの最後は、病院だったっけ。
私の名前を呼んでいたって。
駆けつけた時には、肺炎をこじらせて、意識不明の状態。
玄関に灯った明かりを見て、インターホンを押した。
と、奥の方から影がゆっくりとこちらに向かってくる。
ガラガラと引き戸が開いた。
「あーちゃん、こんばんわ。 一人で来たん? えらいねえ」
「あーちゃんか?」
居間の方からおじいちゃんも顔を出した。
おじいちゃんはおばあちゃんよりも先に亡くなってしまって、
確か、中学生に上がるくらいだったかな。
目頭が熱くなった。
言葉が上手く出なくて、私はベルマークのことを忘れて二人を見つめた。
「どしたん?」
聞かれて、私は慌てて言った。
「ベルマークを学校に持っていくんだけど、あるかな?」
「ベルマークね、そう思ってたくさん集めとったよ」
おばあちゃんは、にっこりと笑った。
「あゆむもお母さんも、おっちょこちょいな所あるからね」
「えへへ……」
立ち上がって、黒い電話の下の引き出しからビニール袋に大量に入ったベルマークを私の手に預けた。
「持っておいき」
「ありがとー」
おばあちゃんのガサガサして骨ばった手に包まれながら、樟脳の匂いや、畳の匂い、煮物の匂い、
とにかくそういうおばあちゃんの家の匂いに鼻がつんとなった。
おじいちゃんは、酔っぱらっていて、私にビール缶を振りながら、
「一杯やらんか?」
とゲソを口に含んで言った。
おばあちゃんにすぐに怒られていたけど。
ごめんね、おじいちゃん。
大人になったら、墓前で一杯酌み交わすよ。
「あーちゃん、上がっていかんか」
と、おじいちゃん。
二人と話したい気持ちもあった。
ただ、おばあちゃんがまた陽が出てる内にと言うので諦めることにした。
二人に手を振られて、おばあちゃん家を後にした。
街灯に渡されたベルマークをかざす。
これで、ノルマはクリアかな。
「あゆむー」
どこからか声がして、振り返る。
誰もいない。
「こっち、上」
声の通り顔を上げた。
やすはだった。二階の部屋の窓から手を振っていた。
「おばあちゃんの所に行ってたの?」
「そうそう、ベルマークもらってた」
「忘れてたの?」
忘れてたというか私の記憶になかったというか。
「うん、明日先生に怒られてくるよ」
やすはとそうやって会話しながら、
この時代の流行とかテレビ番組とかを必死に思い出す。
答えられないと、また、何か怪しまれそうだ。
「ねえ、あゆむ」
「なあに?」
「どこにも行かないよね?」
「何言ってるのさ」
「遠く感じる」
どういうことだろう。
「引っ越しとかもしないし、中学校だって同じだよ? 大丈夫、安心して」
「未来のことなんて分からないのに、どうしてそんな風に言いきれるの?」
的確に痛いところを突いてくる小5やすは。
別に悪気があるわけじゃない。
ただ、不安があるから言葉にしてるだけで。
「あのさ、やすは……ちょっと降りて来てもらってもいい?」
「いいけど」
頷いて窓を閉め、カーテンを引いた。
数分くらいで、玄関から彼女が出て来た。
サンダルをペタペタと鳴らして、可愛い花柄のパジャマを着ていた。
可愛い。
やすはにすぐに駆け寄って、両手を握りしめた。
「あ、あゆ……む?」
「どうしたら、近くに感じれるかなって思ったらね、やっぱりこうやって触れるしかないなって思ったよ」
「なにそれ……照れる」
顔を背けた。
照れた所も好きだなあ。
「ねえ、もし、私が」
未来から来たって言ったら、どうする。
大人の私が今ここにいるんだよ。
「何か変わったとしてもね、やすはが好きだってことはずっと変わらない」
彼女の背中を掻くように抱いた。
キスをしたくてたまらない。
でも、中学生までは待つと言った手前だ。
そう思い、体を起こして、おでこにキスした。
やすはがさっとおでこを隠し、唇を結んだ。
「……そうだよね? やすはもそうでしょ」
「そうだよ」
彼女の腕が私の背中に回された。
こうやって、彼女を翻弄しながら、ずっと嘘をつき続けるんだね。
でも、そのうちに体と心が追いついた頃、私達の本当の時間が流れ始めるんだろう。
日常編おわり
続編もっと書きたかったのですが、これ以上は難しいのでこれで本当に終わりです。
ありがとうございました。
・SS速報Rに投稿されたスレッドの紹介でした
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20: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/21(火) 23:36:43.12 ID:5BZI7Ny+O
エロもいいけど、単純に4人で集まって駄弁ってる話とかみたいかな
21: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/21(火) 23:58:39.77 ID:vm6FALHMo
追い付いた
一気読みしたから色々あるかもww
あゆむとやすはの小学生から中学生までとか初キスとか初体験とか受験とか社会人になってからとか
ターニングポイントの様な所は全部気になるかも
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/06/22(水) 21:38:20.09 ID:OZXoY9Ako
この先のみやちゃんとももちゃんの1,2年後とかが気になるところ
23: ◆/BueNLs5lw 2016/06/25(土) 23:09:08.86 ID:9TFb/Z8G0
>>20
特に書き溜めてないのですが、
まずそれから書いてみます
24: ◆/BueNLs5lw 2016/06/25(土) 23:37:34.65 ID:9TFb/Z8G0
と、思ったのですが時系列的に踏んでかないと難しいので、
先に>>21から書いてみます
25: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 00:15:43.29 ID:RJUizGVa0
1、小学生編続き(元の時代に戻らなかったもう一つの世界線のあゆむとお考えください)
夢を見ていた。
夢の中を歩いているみたいだった。
そう思って、ここ何日か過ごした。
「みやちゃんも友だち。離れることもあるけど、いつまでも友だちだよ」
「私は?」
「尊敬できる友だちだった」
「だった?」
やすはが小首を傾げる。
それは、あの写真で見た時と寸分違わぬ愛らしさがあった。
「でも、いつまでも離れたくない。どこにも行かないで欲しいし、誰の所にも行かないで欲しい。そういう自分勝手な想いがどんどん膨らんで……ごめん、坂本がいるのに迷惑なこと言うんだけど」
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「えへへ、そうだよね」
私は少し背の高いやすはを見据えた。
そして、私は最後の後悔を口にした。
「やすはが好きだよ」
「……」
「どこまで伝えたら伝わるかな……私は、やすはが欲しい」
だいぶ、子供らしくない言葉だった。
平静を装いつつも、朱に染まるやすはの頬を見て、私は微笑むしかなかった。
やっぱりやすはは大人だなあ。
返事は待たずに、彼女を抱きしめた。
せっけんの香りがした。
柔らかい。
「あゆ……む」
「返事、今、聞きたい」
「……私も、あゆむじゃなきゃいや」
「うん」
坂本には悪いけど、心の中でガッツポーズをとる。
しばらく、そうやって互いの熱を感じていた。
願わくば、この夢が覚めないようにと願いながら。
けれど、私自身がここに留まる理由が、もはや見当たらなくて。
「やすは……ッ」
「あゆむ……泣いて?」
「嬉し泣き…えへへ」
「そっか」
やすはの優しい声。
「やすは……今日、寝たくない」
ぎゅっと体を強く抱く。
「一緒に起きてるよ」
たぶん意味は通じてないと思う。
だから、ただ傍にいてくれればいい。
私は彼女の手を握りしめて、ホテルの部屋へ戻った。
・ZARD坂井泉水、デビュー前のAV出演画像…これが芸能界最大のタブー…(画像あり)
・【動画】フ●ラチオ学校、マジでエ□すぎる
・
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・神楽「銀ちゃん大変アル!銀魂が実写化するらしいネ!」銀時「マジでか!?」
・【画像】彡(●)(●) 「彼女できないなぁ・・・せや!」
・しんのすけ(35)「マサオ君がネネちゃんを孕ませたぞ」
・彡(´)(`) 「めっちゃ射精た…オナティッシュトイレに流すか…」
・ジャイアンの母ちゃん「え?風俗嬢にならないかだって!?」
・【画像】バッティングセンターにいる変態女をご覧ください・・・・・(※画像あり)
・マギーの乳首が透けまくっちゃってる画像が流出、エ□乳首 キタ━━━(●∀●)━━━!!! (画像あり)
・AV出演強要の芸プロ逮捕に人気女優が反論「強要?嘘でしょ?!あの娘超楽しんでやってた」
・【最新画像】広瀬すずの胸ってこんなにデカかったのかよ!!!
・【画像】東京女子体育大学新体操部の胸がエ□ーい!Y字バランスたまらねえwww
・NHK巨乳気象予報士・福岡良子さんの胸がエ□過ぎばいwwwww
・悟空「ピッコロぉ、おめえ頭からなんか生えてねえか?」ピッコロ「チソコだ」
・【画像】ミニスカ過ぎて椅子に座ったらパンツが丸見えになってる女の子が激写されるwwww
・淫乱スーツ女がパンストとパンティー脱いでおま◯こ見せM字開脚自撮り
・シンジ「掃除機にオ○ホを固定したら凄いバキューム力が得られるんじゃないかな」
・兄「マ○コって何なんだ?」妹「死ねよ変態」
・サキュバス「さぁチンチン出しなさい!キンタマ空っぽになるまで絞り尽くしてあげる!」ショタ「ママ…?」サキュバス「?!」
26: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 00:42:55.76 ID:RJUizGVa0
部屋の前には、みやちゃんもももちゃんもいなかった。もしかしたら、ちゃんと話し合っているのかもしれない。
ただ、今だけは来ないで欲しい。エントランスホールから、ずっと手を握りしめていたけれど、
部屋に入ってからちょうど見回りのために隣のクラスの先生がやって来てとっさに離してしまった。
「もうすぐ就寝時間ですよ、お風呂は入りましたか?」
すっかり忘れていた。
「この後すぐに入ります」
「分かりました」
先生が出て行って、どちらが先に入るかでじゃんけんをすることになった。
何度かあいこになり、この流れは一緒に入るのではとやや期待してしまった。
しかし、すぐに軽い自己嫌悪に陥り、やすはを先にお風呂へ促したのだった。
29: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 16:00:38.07 ID:RJUizGVa0
枕を適度に柔らかくするために、やすはがぱんぱんと叩いているのを見ながら、
つい先ほどから、付き合うことになったことをしみじみと噛みしめていた。
噛みしめれば噛みしめる程、なんだか明日になって目が覚めたら、
なにもかも元に戻ってしまうような気さえした。
「寝れないんでしょ?」
体育座りでやすはを見ていた私に、彼女は言った。
「やすは……」
なら、いっそ今たっぷり甘えておきたい。
すりすりしておきたい。
いや、だめだ。
だめ、だめじゃない。
どっちだ。
「あゆむ、おいで。手握ってあげる」
「わーい」
この子、ホントに私のツボを心得てる。
30: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 16:42:41.68 ID:RJUizGVa0
二人、部屋の壁にもたれ、部屋の電気をほのかに灯した。
本当だったら、もっと胸が高鳴ったりするものだと思う。
大人になってしまったのが悔やまれる。
初恋の淡い感情とは、どんなものだったのだろう。
隣にいれるだけで嬉しいのに、寂しさがある。
「今日は、なんだかんだ楽しかったかも」
私は言った。
「うん。でも、観覧車でキスしてる時は、さすがに見てられなかった」
「あ……あの、ごめん。やすは」
しっかり見られてましたよね。
すいません。本当に、すいません。
握っていた手に、やすはの指が食い込んだ。
痛い痛い。
えっと、キスした方がいいのかな。
うーん、さすがに絵面的には大丈夫だけど、精神的には犯罪クサい。
勘違いかもしれないし、あっちから言われたらしようか。
「私にもしてくれる?」
「あ、うん……え、うええ?!」
積極的だね!?
「もう少し大人になったら」
私は突き出した口を慌てて引っ込めた。
危ない。押し倒すところだった。
31: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 17:23:11.13 ID:RJUizGVa0
大人か。
明日も、明後日も、大人になっても、私達一緒にいれるかな。
「大人って、どれくらい先?」
そう聞くと、答えは早かった。
「中学生になったら」
なるほど。
中学生になったらキス解除なんだね。
「じゃあ、それまで待つよ」
「うん」
離れたくないな。
ずっと、子どもの時から特別な存在だった。
彼女の好きなことをしてみたくて、彼女の視線を追っていた。
気持ちが募っていくほどに、余計なことを言ってしまわないか怖くて。
上手く話せなくなっていった。
部屋が暗くて良かった。私は熱くなっていく瞼を片方の手で抑えた。
「眠くなってきた?」
やすはが聞いた。
「うん……そうだね」
せっかく、二度目のクラス旅行を、君とこんな風に過ごせたのに。
離れたくない。このまま二人で、ゆっくりと進んでいきたい。
同じ道を歩むなら、もう失ったりしないから。
君と歩いていく努力をしていくから、どうか、このまま――。
小学生編続き おわり
32: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 17:42:55.48 ID:RJUizGVa0
2、小学生編日常
私は、クラス旅行の日をまたいでも、やすは達と同じ時を歩み続けていた。
ここで頑張れと、神様が言っているのかもしれない。
それとも、性質の悪い夢が未だ続いているだけなのか。
もしかすると、元の時代には別の自分がいつも通り生活していたりするのだろうか。
となると、元の時代の私からすると、私という存在はかなり羨ましい。
そんな、誰にも言えないような秘密を悶々と考える時もあれば、やすはの可愛さに悶えたりしていた。
「みやちゃん、宿題の答え合わせしない?」
みやちゃんの肩を叩く。
「やすはとすればいいじゃん」
つっけんどんにそう言った。
「さっき、隣のクラスに行った」
「待ってれば」
「それもそうなんだけど」
旅行の日から、みやちゃんはこんな感じ。
「ま、いいけど」
喧嘩してるわけじゃないんだ。
「ありがと」
話し難いだけ。それは分かる。
だから、私もいつも以上にいつも通り接することにした。
33: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 17:55:30.16 ID:RJUizGVa0
二人で席をくっつける。
国語の問題集を開いて、互いに一問目を指さして解答を比べた。
多少わざと間違えた所もあり、みやちゃんが可笑しかったのか笑ってくれた。
「あゆむ、みやさん」
後ろを振り向くと、ももちゃんが満面の笑みで立っていた。
手に封筒を持っている。
「この間の旅行の時の写真ができたのよ。焼き増ししてあげたから」
「ほんと? ありがとう、ももちゃん」
「ありがと」
みやちゃんが顔を背けたまま言った。
ももちゃんはますます唇を引きつらせた。
どす黒いものが見える。
「この写真ね、あなたの泣き顔と、あの後の土下座の」
「いやあ?!」
みやちゃんが机をひっくり返す勢いで立ち上がった。
私は慌てて机を掴む。
どうしたの。
「土下座の」
「言うな!」
みやちゃんが顔を真っ赤にしている。
「土下座?」
「そうよ。この女の誠意ってのを見せてもらったわ。あっはっはっは!」
高笑いしながら、みやちゃんを見下す。
「データは携帯に入ってるから、何枚でも印刷できるわよ」
34: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 18:27:47.66 ID:RJUizGVa0
みやちゃんが携帯に腕を伸ばす。が、ひょいと身を引くももちゃんは写真の入った封筒をみやちゃんに放り投げた。
慌ててみやちゃんがそれをキャッチする。
「私に何かしたら、こればらまくから」
「あんた……ッ」
ももちゃんがそのまま去っていこうとするので、みやちゃんも怒りのまま追いかける。
何やってるんだこの二人は。うん、でも、少し距離が縮まったのかな。
だったらいいんだけどね。
「あの二人、どうしたの」
やすはが戻ってきて言った。
「さあ……でも、小学生って可愛いよね」
私は微笑ましい気分でそう呟いた。
言った後に、やすはがじっとこちらを見ていることに気が付いた。
「あゆむ……やっぱり旅行前から変」
「そ、そうかな」
旅行前ならそれを気づいて欲しくてたまらなかったのに。
今は、ヒヤッとしてしまう。
滅多なことを言えば怪しまれる。
「最近……年上の人と話してるような気持ちになる」
「え、私、成長したのかなあ、あはは」
「なに、隠してるの?」
やすはが鋭い視線を送る。
女のカンを働かせないで欲しい。
35: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 18:58:28.87 ID:RJUizGVa0
じっちゃんがベルマークを集めるよう指示を出し始めたので、いったん会話はそこで途切れた。
ベルマーク集めとかあったあった。
と、懐かしがりながらクラス委員を眺めていた。
「あゆむは?」
「へ」
「ベルマーク」
慌てて机の中を漁る。
ない。
「えっと、いつから言われてたの?」
「旅行前から」
まじか。
「ご、ごめん。忘れてきちゃったみたい」
「おいおい、なにやってのー」
「す、すんません」
名簿にペケを書かれた。
36: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 19:38:04.16 ID:RJUizGVa0
じっちゃんの手伝いをしていたクラス委員は、
先生に言ってやろー、とお約束の台詞を言いながら他の子の所に移動していった。
「ベルマークって、食品の裏とかにあるよ」
じっちゃんが、両手の透明な袋にベルマークをたくさん抱えて言った。
「一人ノルマ10枚って言ってたから、明日中に10枚ね」
指をびしっと刺される。
「りょ、了解です」
家に帰ったらそれなりにあるか。
マヨネーズとか、コンソメスープとかだったっけ。
放課後、みやちゃんとやすはは委員会があったので私はまた先に帰ることになった。
ももちゃんはいない。ももちゃんは、クラブ活動に入ったからだ。
そこでも、やはり何かいざこざがあったみたいだけど。
そこまでは、面倒見切れない。
一人、家路をたどる。
水田に囲まれた貯水槽が夕日を受けて大きな影を水面に映していた。
明日は雨なのか、小さな虫がたくさん飛んでいて、ツバメも低く目の前を横切っていく。
ランドセルを背負い直す。これも、最初の方は肩が凝っていたけれど今はもう慣れた。
下校途中には猫のたまり場である広い空き地があって、やすはと一緒に猫と遊んだっけ。
今は、あまり心惹かれない。
古い記憶に触れる度に、自分への違和感を感じた。
額から汗が流れて、通学用の黄色い帽子を取った。
西に向かって伸びる長い一本道。肌を焦がす斜陽に目を細めた。
甘酸っぱく優しい空間。
いてもいいのかと、聞きたくなってしまう。
誰に、それを聞けばいいかも分からないのに。
37: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 19:46:11.24 ID:RJUizGVa0
家に帰ってから夕食を終えて、私は母にベルマークがないかを尋ねてみた。
一緒に探してもらって、見つかったのは5枚だけ。
案外ないものだ。
「この間、ゴミに捨てちゃったわよ。そういうことは早く言ってよね」
小さい頃、母によくこんな風に叱られたっけ。
どうしようか。
「おばあちゃん家に行ってみたら?」
「おばあちゃんて、しん――」
死んでない。
この時代なら生きてるよね。
今は誰も住んでない空き家を思い出す。
やすはの家の3軒隣。
「ちょっと行ってくる」
「暗いから、懐中電灯持って行きなさいよ」
「はーい」
38: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 20:08:56.08 ID:RJUizGVa0
おばあちゃんの最後は、病院だったっけ。
私の名前を呼んでいたって。
駆けつけた時には、肺炎をこじらせて、意識不明の状態。
玄関に灯った明かりを見て、インターホンを押した。
と、奥の方から影がゆっくりとこちらに向かってくる。
ガラガラと引き戸が開いた。
「あーちゃん、こんばんわ。 一人で来たん? えらいねえ」
「あーちゃんか?」
居間の方からおじいちゃんも顔を出した。
おじいちゃんはおばあちゃんよりも先に亡くなってしまって、
確か、中学生に上がるくらいだったかな。
目頭が熱くなった。
言葉が上手く出なくて、私はベルマークのことを忘れて二人を見つめた。
「どしたん?」
聞かれて、私は慌てて言った。
「ベルマークを学校に持っていくんだけど、あるかな?」
「ベルマークね、そう思ってたくさん集めとったよ」
おばあちゃんは、にっこりと笑った。
「あゆむもお母さんも、おっちょこちょいな所あるからね」
「えへへ……」
立ち上がって、黒い電話の下の引き出しからビニール袋に大量に入ったベルマークを私の手に預けた。
「持っておいき」
39: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 20:39:34.25 ID:RJUizGVa0
「ありがとー」
おばあちゃんのガサガサして骨ばった手に包まれながら、樟脳の匂いや、畳の匂い、煮物の匂い、
とにかくそういうおばあちゃんの家の匂いに鼻がつんとなった。
おじいちゃんは、酔っぱらっていて、私にビール缶を振りながら、
「一杯やらんか?」
とゲソを口に含んで言った。
おばあちゃんにすぐに怒られていたけど。
ごめんね、おじいちゃん。
大人になったら、墓前で一杯酌み交わすよ。
「あーちゃん、上がっていかんか」
と、おじいちゃん。
二人と話したい気持ちもあった。
ただ、おばあちゃんがまた陽が出てる内にと言うので諦めることにした。
二人に手を振られて、おばあちゃん家を後にした。
街灯に渡されたベルマークをかざす。
これで、ノルマはクリアかな。
「あゆむー」
どこからか声がして、振り返る。
誰もいない。
「こっち、上」
声の通り顔を上げた。
やすはだった。二階の部屋の窓から手を振っていた。
40: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 20:53:30.83 ID:RJUizGVa0
「おばあちゃんの所に行ってたの?」
「そうそう、ベルマークもらってた」
「忘れてたの?」
忘れてたというか私の記憶になかったというか。
「うん、明日先生に怒られてくるよ」
やすはとそうやって会話しながら、
この時代の流行とかテレビ番組とかを必死に思い出す。
答えられないと、また、何か怪しまれそうだ。
「ねえ、あゆむ」
「なあに?」
「どこにも行かないよね?」
「何言ってるのさ」
「遠く感じる」
どういうことだろう。
「引っ越しとかもしないし、中学校だって同じだよ? 大丈夫、安心して」
「未来のことなんて分からないのに、どうしてそんな風に言いきれるの?」
的確に痛いところを突いてくる小5やすは。
別に悪気があるわけじゃない。
ただ、不安があるから言葉にしてるだけで。
41: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 21:11:35.82 ID:RJUizGVa0
「あのさ、やすは……ちょっと降りて来てもらってもいい?」
「いいけど」
頷いて窓を閉め、カーテンを引いた。
数分くらいで、玄関から彼女が出て来た。
サンダルをペタペタと鳴らして、可愛い花柄のパジャマを着ていた。
可愛い。
やすはにすぐに駆け寄って、両手を握りしめた。
「あ、あゆ……む?」
「どうしたら、近くに感じれるかなって思ったらね、やっぱりこうやって触れるしかないなって思ったよ」
「なにそれ……照れる」
顔を背けた。
照れた所も好きだなあ。
「ねえ、もし、私が」
未来から来たって言ったら、どうする。
大人の私が今ここにいるんだよ。
「何か変わったとしてもね、やすはが好きだってことはずっと変わらない」
彼女の背中を掻くように抱いた。
キスをしたくてたまらない。
でも、中学生までは待つと言った手前だ。
そう思い、体を起こして、おでこにキスした。
やすはがさっとおでこを隠し、唇を結んだ。
「……そうだよね? やすはもそうでしょ」
「そうだよ」
彼女の腕が私の背中に回された。
こうやって、彼女を翻弄しながら、ずっと嘘をつき続けるんだね。
でも、そのうちに体と心が追いついた頃、私達の本当の時間が流れ始めるんだろう。
日常編おわり
42: ◆/BueNLs5lw 2016/06/26(日) 21:15:13.74 ID:RJUizGVa0
続編もっと書きたかったのですが、これ以上は難しいのでこれで本当に終わりです。
ありがとうございました。
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