885 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:02/09/07(土) 16:09 ID:Km6OYJUk
私自身のお話で恐縮ですが‥
私が生まれた当時(約30年前)母は体が弱い為、出産直後からずっと入院生活を
余儀なくされ、父は設立直後の会社の為日々翻弄し、当然新生児を育てられる環境では
ありませんでした。そこで私は3歳半位まで施設に預けられていました。月に2~3回ほど
父が施設に面会に来てくれては、数時間を一緒に過ごし、また施設に戻るという生活を
送っていました。それはそれは両親とも私と一緒に住める日を心待ちにしていたそうです。
(私自身はかすかに覚えている程度なのですが‥)とうとう待ちに待った私の引取り日、
とても喜んだ母が「○○(私の名前)ちゃんの好きな物を何でも買ってあげる!何がいい?」と
聞くと私は「いちごが好きやから、いちごが食べたい!!」と言ったので、二人でスーバーに
いちごを買いに行きました。そして、母が「さぁいっぱい食べや!!」と言ってお皿に山盛りの
いちごを出した所、私は3つしか食べなかったそうです。母が不思議に思って「どうしたん???
なんで3つしか食べへんの?」と聞くと私はにっこり笑って「だって、いちごは3つしか食べたら
アカンねん」と答えたそうです。施設ではいちごは一人3つと決められていたようです。それを
聞いた母は私を抱きしめて泣したそうです。
長文&駄文失礼!!