気付いていましたか? 映画やドラマの「空っぽのコップ」問題
まさかこんな秘密が!?
ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のように、役者の演技以外はほとんどがVFXで成り立っている映像作品も少なくない昨今ですが、どうやらVFXだけに限らず、小道具に使われるコーヒーも虚構なことが多いようです。
映画やドラマのシーンの中でコップが登場するにも関わらず、ほとんどの場合は何も入っていない、しかも入っていないことをあまり隠していないといった描写が多いことを指摘する「空っぽのコップ」問題について、動画でもうちょっと詳しく見てみましょう。
こちらはGeekTyrantが取り上げていたSlate Magazineの動画。
恐らく多くの人は疑ったことがないと思いますが、映像内のコーヒーカップのほとんどは空っぽであることがわかります。その空っぽっぷりは「#EmptyCupAwards(空っぽのコップ賞)」というハッシュタグが作られているほど。
さまざまなシーンを集めて見てみても、コップは軽々しく扱われている印象を受けますし、ひどいものだとテーブルに置いた時の音にすら重さが感じられません。
実際のところ、何かの拍子でこぼしたら掃除をするのに貴重な撮影時間が奪われてしまったり、アツアツのコップでは演技がしにくいでしょうし、逆に冷めてしまったコーヒーで演技をするのは役者さんだって嫌なのかもしれません。もちろん、理由があって空っぽなのだということはなんとなくわかります。
しかし今回の動画では、たかがコーヒーカップではありますが、身近な存在だからこそ、もっとリアルなものにするべきなんじゃないか? かわりに水や重りでも仕込んでおけば良いのではないか?と言っています。
動画をご覧になったみなさんは、今後はフィクションに登場するコップが気になって仕方がなくなるかもしれません。そのコップ、中身は入っていますか?
source: YouTube via GeekTyrant
(岡本玄介)
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