「AKIRA」の実写映画は実現に向かって進んでいる?
すこし希望が見えてきた?
スペイン出身のジャウム・コレット=セラ監督の新作「ロスト・バケーション」が日本でも7月末に公開されますが、コレット=セラ監督は「AKIRA」の実写映画化プロジェクトにも長くかかわっていた人物です。
2013年にはWarner Bros.とともに「AKIRA」実写化プロジェクトに取り組んでいたコレット=セラですが、io9とのインタビューで同プロジェクトからは「だいぶ前に」離れたことや、プロジェクトに関して「とっても難しい。これは最高の物語だから映画よりも大きな存在なんだ」などと語っていました。その後、プロジェクトに進展があったようです。
VarietyやWrapでレポーターをしていたJeff SneiderがMeet the Movie Pressで報じているところによれば、Warner Bros.は「ワイルドスピード」シリーズや今年公開の「スター・トレック Beyond」などで知られる台湾出身のジャスティン・リン監督を実写版「AKIRA」へ起用したいらしく、ラブコールを送っているとのこと。
リンはどうやら「スペース・ジャム」(96年公開の実写とアニメを融合した「ルーニー・テューンズ」×マイケル・ジョーダンのバスケ映画)の続編の製作に興味があるらしく、SneiderによればWarner Bros.は「じゃあ『スペース・ジャム2』作っていいから、『AKIRA』もやってよ」といった具合に、「AKIRA」を監督してもらおうと考えているようです。
現段階ではまだウワサの域を出ませんが、火のないところに煙は立たぬ。もしかしたら、私たちの知り得ないところで着々と計画は進んでいるのかもしれません。もしジャスティン・リンが実写の「AKIRA」を監督したらどんな映画になるのか、想像を膨らませながら続報を待ちましょう。
Image by Mondo
source: Meet the Movie Press via Screenrant
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