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双亡亭壊すべし に参加中!
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藤田和日郎の週刊少年サンデー連載「双亡亭壊すべし」第14回です。

<双亡亭>突入の前日、凧葉が世話になっている小高のアパートに泊まった紅。
弟に信じられていない事に落胆していた紅だったが、そんな彼女に凧葉は緑朗が本当に言いたかった言葉を伝える事に。
いよいよ<双亡亭>に突入する事になり、同行する者たちが頼りなく感じてしまった紅。
そこに凧葉が現れ、力が沸いてくるのを感じた紅だったのだが…!?

来ないはずの凧葉が現れ驚く紅。
一般人が来るには危険すぎると凧葉の身を案じる紅だが、特殊災害対策室の宿木たちが許可を出したのだという。
思う程の有益な情報を持っていないため参加を見合わせる事にしていたという宿木。
だが、先ほど急に<双亡亭>に関わる重要な情報を持っていると判明したため、改めて参加してもらう事になったらしい。

その凧葉は紅と共に第二班として動く事になった様子。
森田によれば同じ様な集団が<双亡亭>の四方から突入する事になっているのだという。
四名の志願隊員に護衛された民間の特殊専門家たちがひとつの班になり、その後を「爆破部隊」が続くという森田。
この<双亡亭>破壊作戦は屋敷を内部から爆薬で吹き飛ばすのだが、説明会で<双亡亭>を壊そうとした隊員が「無反動砲」を使って効果があった場面があり、それを受けての今回の作戦となったらしい。

これから内部に入り、便宜上分けた4つのエリアで爆弾設置を行うという森田。
それが出来るならとっくに何とかなっているはずですけど、そういう意味でも紅たち特殊専門家の存在は重要なポイントになるはずです。
その特殊専門家の第一班は超常現象研究グループのアウグスト博士たちが担う事になったらしい。
庭園各所に受震機を設置し、幽霊・心霊体・幻覚の反応が無い事を確認した博士たち。
霊的なものを機械で測定しようとしている様ですけど、紅たちの様な者と比べると最前線で戦うイメージじゃないですね。
黒服の小柄な女性が彼らの切り札なのかも知れませんが、機械に頼ったせいで本質を見抜く事が出来ず、壊滅させられる様な気がしてなりません。

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宿木・森田たちに守られながら玄関に入る事になった第二班の柘植紅と凧葉務。
紅が危険を感じなかった事から中に突入した一同だったが、そこで待っていたのは天井に向かって植物が伸びている様な異様な雰囲気の柱たちだった。
その正面には長い階段があり、右手には絵が描かれた襖がある様子。
さらに巨大な穴が開いているのを目撃した凧葉。
ただの穴でないのは明らかですし、これから地獄の化け物でも出てくるかの様です。

階段の上に何があるのか、第三班の修験者朽目洋二に確認を頼もうとした隊員。
自分に確かめさせるまでもないと言う朽目だが、階段はそのまま天井に刺さっており、何故か行き止まりになっているらしい。
そんな謎階段ですけど、これって何か条件を満たしたら階段の続きが現れたりするのでしょうか?
今回色々不思議なものを見る事になった凧葉たちですけど、これらの謎はいずれは重要な意味を持って来る様な気がします。
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和室に入るため、第四班の心霊能力者・鬼離田姉妹に襖を開ける様に指示した宿木。
だが、彼女たちには視えているらしく、そこが部屋でない事は分かっていたらしい。
「まァ…さっそくこのお屋敷の御主人がお出迎えですわ」
何と、奥行50センチにも満たない部屋に坂巻泥努の肖像画が飾られているだけだった?
その足元には水が流れている様ですけど、何やら不気味なものを感じさせます。
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そんな謎の画家・坂巻泥務だが、説明会でその名前を聞いて凧葉には思い当たるものがあったらしい。
大昔に古本屋での奥の横に積んであるところから自費出版の古本を見つけて買った事があるという凧葉だが、それこそ坂巻泥努の本だったのだという。
『奇しき芸術 我が家』とタイトルにあり、双亡亭とは何処にも書いてなかった為、隣の家の事だとは知らなかったという凧葉。
そんな重要な本を持っていた凧葉だが、この前の空爆でアパートもろとも焼失してしまったらしい。

まさかの本を持っていた事から重要情報提供者になってしまった凧葉。
そこに載っていた絵が好きだったという凧葉ですけど、あるいはその絵と同じものがこの屋敷の中で眠っているのでしょうか?
一方で、失われたらしい『奇しき芸術 我が家』ですけど、こっそり復活している様な気もします。
屋敷と同じく不思議な力を持っていてもおかしくないですし、もしかすると後々凧葉のところに戻ってくるのかも知れません。

そんな中、鉄の扉を発見し、開いた先に何かを見たらしい。
まだまだ奇妙なものが出てきそうですし、これは来週以降が楽しみになって来ましたよ!

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