9293744「真田丸」で、豊臣秀吉のおい・秀次役を新納(にいろ)慎也が好演している。一時は秀吉の後継者となりながら、悲劇的な最期を迎えた秀次。三谷幸喜氏の脚本では今までにない秀次像が話題になっているが、生涯最期の場面も衝撃的な新解釈で描かれるという。



秀次は第15話で初登場。小日向文世演じる秀吉に「検地をすることで何が分かるか」の問いに「いろんなことが分かります」と答えるなど、人懐っこくて明るい“おバカなお坊ちゃま”の振る舞いを見せ、お茶の間の注目を集めた。

新納は「人間の黒い部分を知らずに育ってきた人。城の中で周囲に気を遣いながらも、ひょうひょうとマイペースで生きてきたという感じを出したいなと思いました」と振り返る。そして三谷氏の狙いを明かした。


新納慎也さん演じる豊臣秀次


秀吉 豊臣秀次の女子供39名を処刑 京都・瑞泉寺



従来の秀次は薄幸なイメージだが、明るく人懐っこい性格にしたのは、その後の悲しい運命とのコントラストを鮮明にするため。

新納は「様々な本を読んだが、本ごとに秀次像は違っていて。中でも一番ビックリしたのは台本でした。でもそれは、秀吉と運命に翻ろうされていく結末があるからこその演出。上手く描いているなと思いました」と感心したという。

詳細は(source: スポニチアネックス - 「真田丸」新解釈“いい人”豊臣秀次の最期 新納慎也が語る三谷幸喜氏の狙い

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