ジョジョの奇妙な冒険DU第14話「漫画家のうちへ遊びに行こう その1」感想
オープニング無しで唐突に始まった今週のジョジョアニメ。そして露伴先生の初登場&イっちゃってる顔でCM突入です。
これだけでも心臓に悪いですが、この時にいわゆる提供目つぶし状態(リンク先:グーグル画像検索)になっていたら
視聴者もイっちゃってたことでしょう。とはいえ、徹夜明けの漫画家さんとかみんなこんな顔してそうでもあります(偏見)。- はぁ~、今日も一日疲れたなぁ
- 某空手部ビデオを彷彿とさせる導入部。今週のジョジョアニはハナから危険な領域に突入してしまっているようです。
とは言え、スタンド使いになった以上、そうそう気の休まる時間というのはなさそうですから
康一君がいつも精神的に疲れてしまっていても多少は仕方ありません。
仗助ですら、赤ん坊が透明になっていたのを見て即座に「敵スタンド使いの仕業か!」と身構えるような日常ですもの。 - 間田…さん?
- 劇的ビフォーアフター並に縮んだ間田先輩。初登場時からアニメ間田は若干、原作初期よりも原作後期よりの姿形でしたが
今回は完全に原作通りの背丈に。仗助にボコボコにされた際にクレイジーDに何かされていたのではとすら思えるレベル。 - 不動産屋が話しているのを小耳にはさんだんだ
- 間田先輩の回想シーンで、乙雅三らしき男性の後ろ姿があります。
今後の乙の運命を考えると、彼の後ろ姿というのはなかなかのお宝映像かもしれません。 - 行く! 行きますとも!
- 大ファンの露伴先生に会えるからとは言え、あの間田の誘いにホイホイついていく康一君。
殺るか殺られるかに等しいバトルを繰り広げた相手である間田とも、容易に打ち解けられる康一君が凄いのか
彼らにあったかもしれないわだかまりの垣根を破壊するほどの魅力を有するピンクダークの少年という漫画が凄いのか。
多分、康一君が凄いんだと思います。 - そうだ!よかったら仕事場でも見学するかい?
- 康一と間田を完全にロックオンして誘い込む露伴先生。「そうだ!」という提案の言葉も非常に自然で、非常に素晴らしい。
唐突さなんてものは微塵も感じられないお誘いでしたので、康一君たちがホイホイ家に上がり込んでしまうのも不可抗力です。
康一君達以外にも、こうして何人か誘い込んだ前科があるのではとすら疑いたくなります。
しかし、流石に家に誘い込んだ上で一般人を毒牙にかけるのは今回が初めてでしょう。岸辺初犯。 - 都会人なら気持ち悪いと言ってぶち殺すだけのこの蜘蛛
- 流石に都会人でも問答無用でクモをぶち殺すのは無いと思います露伴先生。
とは言え、露伴先生的にはどうせ殺すのなら有意義に殺そうという意味合いを含ませていたのかもしれません。 - 味も見ておこう
- 蜘蛛のモツチラ具合とか汁気は原作漫画より少なめですが、露伴先生の舌使いには汁気たっぷり。
直前のクモ残酷シーンだけでなく、こっちも黒塗りすべきだったのではないでしょうか。割と本気でそう思います。 - いいぞ! その苦しそうな表情!
- 間田のゲロの方は、何故か原作漫画よりも若干、増量されているような感じです。
そして、仕事場にゲロ吐かれてもリアリティのために喜んじゃう露伴先生。
意見されると烈火のごとく怒るのにゲロ吐かれると喜ぶとか、これはもう変人ってレベルではありません。
漫画のリアリティのためという露伴先生の軸がぶれていないだけとは言え、その軸が異常に尖がりすぎてて
ぶれてなくとも触れただけで怪我するレベル。康一君、引いてないで早く逃げて。 - なんかヤバいって予感が
- それ予感じゃあなくて実感です康一君。しかし、蜘蛛を刺して「味も見ておこう」な露伴先生を「変人の予感!」で
とどめておく康一君の度量の深さは見習いたいです。露伴先生の行動に感動しちゃっている間田もある意味、大物です。 - ピンクダークの少年の生原稿
- チラッとだけ見えた原稿のコマには蜘蛛っぽい髪型の女性が描かれていました。何なんでしょうね、この女性は。
まさかのジョジョリオンの次号の引用だったりするのでしょうか、荒木作品キャラでこのような人、いたかしら。
原作漫画の方では、「仗助VS億泰」の初戦のところが原稿内容として流用されていたので
アニメで原稿内容をわざわざ差し換えてきたのは、不自然さを無くすためで、特に女性の絵に意味は無い? - 康一の記憶のラブ・デラックス
- 自業自得とは言え、康一君の記憶の中では完全にブチギレ表情で掲載されている由花子さんマジ・デラックス。
ただ、康一君の感想が「髪の毛自体がウネウネ動いてちょっと怖い」だけですので、その点は由花子さん救われてます。
この髪の毛に、チンポ○を引っこ抜かれかけたり、五体引き裂かれそうになったのにちょっと怖いで済ませる康一君マジ聖人。 - これならどうだあッ!
- 尻尾文字「ベゴン」はアニメ版では一発だけ飛ばしています。
原作漫画の方ではレッドマンのレッドナイフのように事も無げに尻尾文字を二連同時発射したエコーズですが
尻尾文字は1回ずつのはずなので、この場面はアニメで綺麗に微修正された形です。 - 尊敬しています(間田)⇒ふーん。あ、そう(露伴)
- 無関心な露伴先生。しかし、これは間田先輩の命乞いに他ならない唐突過ぎるリスペクト発言が悪いので
露伴先生が無関心な発言で返したとしても、露伴先生は人間の屑ということにはなりません。
それどころか、記憶を読まれたせいで間田が人間の屑呼ばわりされてしまいます。
実際、間田の性格がクズ寄りなのは事実ですが、状況が状況だけに本当に救いがありません。 - よくキンタマが汗でムレ…
- 漫画ではタマキンだったところが何故かキンタマに台詞変更されています。タマキンだったら放送できないのでしょうか。
誰か詳しい人が居ましたら教えてください、お願いします。何でもしますから。 - ヒャーハハハハ!ゲャハハハハハ!
康一君のページを破って滅茶苦茶に悪い顔で大笑する露伴先生。作画も力が入っており正に外道な表情です。
比較的、綺麗な顔の露伴ちゃんが最初から続いていただけに、この暗黒大笑には裏切られました。いい意味で。
冒頭であんなに死んだ目をしていた人と同一人物とはとても思えません。
逆に言えば、露伴先生のテンションをここまで爆上げさせる康一君はやっぱり凄ェや、ということで
おかしいですよ露伴先生!という締め括りではなく、康一君の魅力が半端ないという結論で今週の感想を〆たいと思います。
以上、今週の感想です。ありがとうございました。