GSMArenaは4日(現地時間)、台湾HTCの最新フラッグシップスマートフォン「HTC 10」の年間出荷台数が、わずか100万台にとどまるとの予測が発表されたことを伝えています。
ASUSとHTCの年間出荷台数予測
台湾TrendForceが発表した最新の予測によると、2016年におけるHTCの年間スマートフォン出荷台数は、前年度比26.8%減となる1317万台に終わり、また同社の本年におけるフラッグシップモデルであるHTC 10は、およそ100万台が出荷されるにとどまる見通しとのことです。
一方で、同じく台湾を本拠にする企業のASUSについては前年度比34.4%増の成長を遂げ、年間出荷台数は2150万台にまで達する模様。モバイル半導体の供給元を米インテルから米クアルコムへと乗り換えたことも、この大幅な成長予測の一因に挙げられています。
また、TrendForceは今回、中国の大手スマートフォンメーカー5社の出荷台数に関する予測も発表。ファーウェイ、OppoおよびVivoが軒並み堅調な伸びを見せる中、レノボとXiaomiについては、ともに15%前後のマイナス成長を果たす可能性を指摘しました。
中国の有力スマートフォン企業5社の年間出荷台数予測
反面、OppoおよびVivoは、それぞれ前年度比59.2%増と40.4%増という急激な成長を遂げることが予測されていますが、それでもなお、1億1900万台という他を圧倒する数字をもってファーウェイが頂点に君臨することとなる見通しです。
HTCが満を持して発売したHTC 10も、長らく続く苦境を乗り越えるための決定的な原動力とはならなかった模様ですが、既に同社はVR分野へと注力していく方針を打ち出しており、今後の巻き返しに期待したいところです。
[TrendForce via GSMArena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
日本人が関わるとろくな事にならない典型例
ファーウェイは海外でも欧州でも広告を見かけるから、この伸びもわかるんだけど、
シャオミの急ブレーキぶりは何が原因なんだろう?
やっぱり中国国内限定の商売ではこれが限界ということなんだろうか?
シャオミはそこそこの性能で価格が安いことが売りだったのに、ファーウェイが高性能でかつ価格も安いものを出してきてブランドの位置づけがわからない状態になったとかなんとか。
最近は一生懸命に高級機種へシフトしてるみたいだけども。
撤退確定
HTCにとったら日本は大切な市場なんだろうなあ
年間100万台は少なすぎやろ・・・
ハイエンド需要はサムスンが全部持って行っちまってるのか
端末の出来としてはS7にも十分対抗出来るだろうになー
やっぱりM9までが悪過ぎたか
使ってみると10なかなかいい端末なんだけどねえ
台湾は日本とそっくり
日本と同じ道を辿って衰退していってる
中国の支援を受けなければやっていけないだろう。
はよ10mini出してくれや