モバP「クールな幼馴染」
モバP「こっちはひと段落したので大丈夫ですよ。TPの3人のスケジュールですか…」
ちひろ「最近お仕事も増えてきましたからね。計画はしっかり管理しませんと」
モバP「そうですね…あ、この日は加蓮はレッスン休みにしてください」
ちひろ「今月の定期検診はそこでしたか…それじゃあこっちなら良いですかね?」
モバP「自分の把握する限りは問題ないです。ただ本人にも予定があるかもしれないので一応聞いておきましょう」
ちひろ「多分そろそろ帰ってくるんじゃないですかね」
凛奈緒加蓮「ただいまー」
ちひろ「噂をすれば、ですね」
モバP「お疲れさん。加蓮、ちょっと良いか?」
加蓮「ん、どうかした?」
モバP「今月はこの日に検診入れたけど大丈夫か?スケジュール自分でも確認してくれ」
凛「プロデューサー、私たちのスケジュールは?」
ちひろ「凛ちゃんと奈緒ちゃんの分はこっちです。はいどうぞ」
凛「ありがと、ちひろさん」
奈緒「んー、あたしは特には変更ないかな」
加蓮「スケジュール、私もオーケーだよ。今度も送り迎えよろしくね」
モバP「わかった。俺もその日は午後開けておく」
モバP「いやいや、そこは親御さんからの信頼をいただいてだな…」
奈緒「というかそもそも加蓮の親も東京に住んでるんだしPが送る必要ないよな」
凛「体のことなら家族の方が良いだろうし」
モバP「いや…それはな…」
加蓮「私の親とPさんの親って昔っから仲が良いの。それだけだよ」
凛奈緒「」
加蓮「凛と奈緒ならよくない?もう隠しておく必要もないし」
ちひろ「えっと、素直に話すしかないと思いますよ?」
凛「ちょっとプロデューサー、どういうこと?説明して欲しいな」
奈緒「なんで黙ってたのさ!う、後ろめたいことでもあるのかよ!」
加蓮「あちゃ、不味かったか」
モバP「そりゃいきなり聞けば驚くだろ」
ちひろ「私も詳しくは聞いてないし聞きたいですね」
モバP「親同士がもともと仲良くてな。で、加蓮が体弱かったのは知ってるだろ」
加蓮「それで子供の頃、私が体調崩した時にPさんが見にきてくれたりしてたの」
モバP「幼馴染ってことになるのかな」
凛「そうだったんだ。てっきり2人がアイドルとプロデューサーにあるまじき関係なのかと思ったよ」
モバP「そんなわけないだろ。お前らをトップにするのが目標なんだから変なことはしないっての」
加蓮「凛と奈緒に言ったら弄られるだろうし…それにあんまり昔のことで心配して欲しくないしね」
ちひろ「余計なこと聞いちゃいましたかね…ごめんなさい」
モバP「俺は加蓮が気にしないなら別に良いですよ」
加蓮「私はこの事務所の人になら話しても良いって思ってたし」
モバP「だそうですので気にしないでください」
ちひろ「はい。ありがとうございます」
奈緒「あ、あたしも興味あるな!加蓮の子供の頃も知りたいかな」
加蓮「話すのは構わないけど…」
ちひろ「あっ、時間も時間ですね。私は帰らなきゃいけないので残って話していくなら鍵をお願いします」
モバP「わかりました。戸締りは自分がやっておきます」
ちひろ「ありがとうございます。明日、私にも教えてくださいね!」
モバP「はい。お疲れさまでした」
ちひろ「お疲れさまでしたー」
奈緒「あたしも今日は特に見るもの無いし聞いてくよ」
モバP「コーヒーでも淹れてくるよ」
加蓮「んー、どこから話そうかな」
加蓮「やっぱり私が子供の頃から順番に話そうか」
加蓮「といっても退院後からでいいかな」
加蓮母「困ったわね…熱もあるし…」
加蓮「…お母さんお仕事あるんでしょ?私はいつものことだし大丈夫だから」ケホッ
加蓮母「本当にごめんね、加蓮!今日はなるべく早く帰ってくるから」
加蓮「うん。いってらっしゃい。気をつけてね」
加蓮「ゆっくり寝てるのも飽きちゃうし、どうしよ」
ピン、ポーン
加蓮「…お母さん?」
モバP「お邪魔しまーす。加蓮、大丈夫か?」
加蓮「あ、Pさん。来てくれたんだ」ニコッ
モバP「加蓮の家に人がいないって聞いてな。様子見に来たよ」
加蓮「心配性だなぁ、もう」
加蓮「…うん」
モバP「ま、寂しくないようになるべく顔出すよ。お昼は食べたか?」
加蓮「まだ。あんまりお腹空いてないし」
モバP「ちょっとでいいから食べておけ、何か作ってくるから。台所借りるぞ」
加蓮「分かった」
加蓮(誰かが居てくれるのっていいなぁ)ニコニコ
凛「奈緒には言われたくないと思うよ」
加蓮「奈緒はまあ、ね…そんな感じでよく面倒見てくれてたの」
奈緒「おいっ、どういうことだよ!」
凛「加蓮には悪いけどちょっと羨ましいかな」
加蓮「ふふっ、これだけは私の特権♪」
奈緒「スルーすんなって!」
凛「ごめんごめん」
奈緒「もう…それで続きは?」
加蓮「えっとねー」
モバP「流石に今はジャンクフード食べさせたくはないしな」
モバP「…しかし病院食みたいなのだけ上達したな。加蓮のためと思えばまあいいけど」
加蓮「ん、ありがとうPさん」
モバP「こういうの好きじゃないだろうけどしばらくは我慢な」
加蓮「そんなにワガママは言わないよ。でも体調が良くなったらハンバーガーでも奢ってね」
モバP「はいはい。それじゃ、あーん」
加蓮「えぇ!?い、いいよ別に!1人で食べられるって!」
モバP「そう言って前もこぼしてたじゃないか。ほら」
加蓮「うー。あーん」パクッ
モバP「熱くないか?味はどうだ?」
加蓮「ん、心配しすぎ。Pさんの料理美味しいよ」
モバP「それなら良いけどな。はい、あーん」
奈緒「加蓮だけずるい!あたしも食べてみたいんだけど!」
モバP「騒ぎすぎだっての。ほい、コーヒー」
加蓮「ありがと。Pさんの料理も披露してあげれば?」
モバP「バカ言うな。俺がお粥くらいしか作れないの知ってるだろ」
加蓮「そうかもね。Pさんが自分で何か作って食べてるの見たことないし」
奈緒「なんだ…」
モバP「お粥でよければ作るけどな」
奈緒「P、あたしにも今度お願い!」
凛「私も食べたいな」
モバP「食いつき良すぎないか…ま、機会があればな」
加蓮「続き話してもいい?」
モバP「お前結構ノリノリだな」
加蓮「まあね」
モバP「それも良いけどな。この前からしばらく学校行けてないだろ、勉強するぞ」
加蓮「うへっ、やっぱりかぁ」
モバP「そりゃそうだ。今やってるところはどこだ?中学生の範囲くらいなら教えられるぞ」
加蓮「えっと教科書ならこの辺りに…うん、これこれ」
加蓮「暗記物は時間だけはあるしなんとか…数学教えて?」
モバP「はいよ。それじゃここからな」
モバP「ちょうどそのくらいだな」
加蓮「Pさん教えるのうまかったし助かったよ」
凛「…あたしも今度テストがあるんだけど」
モバP「高校あたりになると教えられる自信ないぞ。時間経ってるし覚えてないと思う」
加蓮「私と奈緒で教えてあげるよ」
奈緒「まあ、凛のやってるところくらいなら」
モバP「そういや加蓮がアイドルに憧れ始めたのもその頃か」
加蓮「テレビに出てたアイドル見てたのが最初だしね」
モバP「ま、これだけやれば十分か。いつ学校行っても良いようにやっておけよ」
加蓮「はいはい。
コメント一覧
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- 2016年07月09日 22:44
- 結構な年齢差が合っても幼なじみなのか
わっかんねえ世界だ
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- 2016年07月09日 22:44
- 加蓮に手は出せないな~…
お粥あげたり大事にしたい
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- 2016年07月09日 22:53
- ※3
お粥に睡眠薬と媚薬を仕込んで寝ている間によろしくやる算段ですね、分かります
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- 2016年07月09日 22:55
- 昔話なのに普通にアイドルやってるウサミンに草
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- 2016年07月09日 23:39
- 幼馴染みってどこで売ってるんですかねえ(威圧)
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- 2016年07月09日 23:49
- 何が幼馴染みだ!
病弱な時に担当医の補佐をするインターンの男に手を出されて妊娠してしまえ!そしてジャングルで健康的なシングルマザーになってしまえ!
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CoPだし、見舞いに来たついでに加蓮を犯っただろ