「ティカビーバー」
スリランカ
スリランカ
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海外(特にアジア)のみやげもの屋は日本のギャグをよく知っている。ゲッツ!とか言って日本人の足を止めるのだ。
我々も海外の一発ギャグを憶えてよその国の人を笑わせたい。 そんな思いで募集したところ、9カ国の一発ギャグが集まった。少し世界が縮まったぞ。 9つの国と地域(これ言ってみたかった)のギャグが集まりました! 街で外国人に道を聞かれたら道を案内せずにこれを言ってみたい気持ちになってます。
「ティカビーバー」
スリランカ 一発ギャグ、かどうかは知りませんが、スリランカのカカオ工場で手伝いをしていたとき、やたらと皆が「ティカビーバー」と言わせて爆笑してました・・・意味は「お茶を飲む」らしいですが、ほんとかな〜・・・「ジャスティンビーバー」って言っても爆笑してました。ジャスティンビーバー知ってるかは知らんけど。
あとスリランカの人けっこう他人を卑下する感じのギャグが好きみたい(もちろん親しい間柄のみ)警察の人がマジメな顔で友達を「コイツは泥棒」とか言ったり。何も知らないと結構焦ります。 友達にも聞いてみますね。 psさん こいつ泥棒、って飲み屋で隣りにいたおっちゃんが言いそうな冗談ですが警官が言うとまた格別です。
「イータリア、ウーノ」
イタリア イタリア在住なのですが、こちらの一発ギャグというと"イータリア、ウーノ!!"です。
"Italia 1"というテレビチャンネルが広告の合間に素人参加のビデオを挟んでくるのですが、「イタリア、ウノ!」っていうだけの5秒ほどのビデオです。 みんな楽しそうで印象に残るのですが、このテレビ会社は悪名高いベルルスコーニ系列なのでちまたの知識人には無視されています。 リンクも貼っておきます。 下段の"La Classifica"が歴代の人気ビデオです。 ヨモギ・マダマダさん 深夜番組のCM前の「大好き!」みたいな感じですかね。リンク先の動画をしばらく見ました。海外に紹介されない文化ですね、これは。
「アタマコンクリ」
台湾 台湾はかつて日本に統治されてた時代の名残で現地語化そてる日本語が幾つかあります。
イチバン(一級番)とかオジサン(欧吉桑)とか。
その中に「アタマコンクリ」って言葉があります。 「お前のアタマはコンクリートのように固い」って意味だと思うのですが、台湾人に言うと100%笑ってくれます。台湾行った時はぜひお試しを ダジャレ犬さん 統治時代の日本語でもまた微妙なのが残っているんですね。ちょっとエノケンっぽさがあります。
"Guys, stop f--kin' swearing"
オーストラリア 英語で『fuck』は放送禁止になるぐらいにはキツイ罵り言葉ですが、オーストラリアの日常会話においては普通に使われます。テンションが高くなるとすぐfuckが全ての単語の前につきます。
ここでそれに乗っかってfuckと言い出すのはスマートではありません。みんながfuckfuck言いまくってるなあと思ったときには真面目な顔で『Guys, stop fuckin' swearing』とか言うとバカ受けします。 意味は『クソッタレみたいに罵るのをやめろ』です。Fuck言うのやめろって言ってる本人がfuckって言ってますやーんってなります。 原町田アフロボンバーさん このまえ恵比寿の駅の近くをf--kを繰り返して爆笑しながら歩いてるアングロサクソンがいたんですが、オーストラリア人の可能性ありますね。
「シムシマンデ ポッポ ナンボナッカ?」
韓国 韓国の友人達に教わったんですが、
「シムシマンデ ポッポ ナンボナッカ?」 って言うとどこでも大ウケします。意味は「暇だからキスでもしようか?」という意味らしいのですが、どうやら言い方が古いんだか、方言なんだかで笑えるようなのです。和むので是非! えりんこいんこさん 暇だからキスでもしようかってそれだけで十分面白いのですが、言いかたが古いってことは「接吻したく候」みたいな感じでしょうか。
"Cancer seat, please"
英語圏 昔飛行機に喫煙席があった頃は、Cancer seat, please. というとたまにウケると聞いたことがあります。
唯さん カニ座専用の席って意味ではないんですね。アメリカンジョークで返してみました。
「んヌル、アインツ、んズィーベン…」
ドイツ ドイツではいくつかの数字を色っぽく2回言うと、夜12時以降毎日やってるテレクラのCMっぽくなるので、分かる人にはとてもウケます。
例「んヌル、アインツ、んズィーベン、んゼクス!うふぅゼクスゼクスゼクスゼクス、んノインノインノインノイン…」×2 トゲトゲさん 「愉快なロンドン楽しいロンドン…」とか、「ハンター!」みたいな感じでしょうか。それともジャパネットの歌かな。
"Do you have enough..."
イギリス 明らかに何かの量や数が多過ぎている人に対して、「大丈夫?足りてる?」と気遣い的なニュアンスを持たせて声をかけるのは典型的なイギリスジョークだとイギリス人から教わりました。
着込み過ぎてる人に「大丈夫?寒くない?」みたいな感じです。 意訳してますが英語はシンプルに「Do you have enough XX?」で、XXに多過ぎてるものを入れるだけなので簡単です。 上の例だと「Do you have enough jackets?」みたいな感じです。 仲が良いと「うるせー!」みたいな英国人らしからぬ野蛮な返事も返ってきます。 prisさん これまた英国感あふれる冗談ですね。日本語でもいけそうなので使うぞ。
「スガラピーピース」
インドネシア・バリ
インドネシア・バリ語で「スガラピーピース」
意味「お金ないよー」 鼻にかかったような発声で、東北訛りっぽく 「スンガラプィープィーッス」 と言えれば、状況関係なく、たいていのインドネシア人が笑ってくれます。 日本人が馬鹿の一つ覚えのように、「お金ない、金欠」と言うのがおもしろかったのでしょうかね〜?? はるか31さん インドネシアはいちど行ったんですが、みんな常談を言いあって爆笑している国でした。これはうけそう。インドネシア料理屋で試してみたいです(別の意味になりますね)
その国っぽい
いま渋谷でイタリア人みつけて「イタリアーウーノ!」と言ってみたい気分で満々です。
行ったことないので想像ですが、イギリスはイギリスらしいし冗談だし、インドネシアはインドネシアらしいですね。スガラピーピース! 日本が認めている国が194カ国あって、そのほかソマリランドなどもあるので世界には200以上の国があるらしいです。一発ギャグはまだまだあるはず!もちろん今回登場している国の別のギャグでも大歓迎です。 まだしばらく募集するので送ってください! それでは、また次回!
んヌル、アインツ、んズィーベン、んゼクス!うふぅゼクスゼクスゼクスゼクス、んノインノインノインノイン…(ここでドイツ人大爆笑)
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