怖い話しようや『オキテタラヤル』 他
2016年07月12日:23:00
- カテゴリ:心霊・幽霊
1: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:14:55.74 ID:NIqoCdN/p.n
昔ね、友達と海に行った時の話なんだけど。
砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だと
ちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで
友達に砂かけて埋めてもらったんだ。顔には日よけのパラソルがかかるように
してもらって快適だったし、すぐにウトウトし始めた。
その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして
「オキテタラヤル」
と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。友達の声じゃなかったし
妙に抑揚が無いしゃべり方だった。かなり眠かったから無視したんだけど
結局、それきり声はかけてこなくて気配もすぐ立ち去った。
しばらくして、砂から出て海で遊んでたんだけど、人も少なくなった帰りの時間に
パラソルをあの場所に置いてきてしまったことを思い出して取りにいったのね。
言い忘れてたけど、あの時、砂から出る際に人がまだいるかのように
砂を盛り上げて、パラソルも顔に当たる部分が見えないように配置していたわけよ。
砂風呂をやろうとして、あんまり人目が多い場所だと
ちょっと恥ずかしいから、あんまり人気のないところで
友達に砂かけて埋めてもらったんだ。顔には日よけのパラソルがかかるように
してもらって快適だったし、すぐにウトウトし始めた。
その時、不意に誰かが近づいてくる気配がして
「オキテタラヤル」
と、若くはない女性の声でしゃべったのよ。友達の声じゃなかったし
妙に抑揚が無いしゃべり方だった。かなり眠かったから無視したんだけど
結局、それきり声はかけてこなくて気配もすぐ立ち去った。
しばらくして、砂から出て海で遊んでたんだけど、人も少なくなった帰りの時間に
パラソルをあの場所に置いてきてしまったことを思い出して取りにいったのね。
言い忘れてたけど、あの時、砂から出る際に人がまだいるかのように
砂を盛り上げて、パラソルも顔に当たる部分が見えないように配置していたわけよ。
2: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:15:24.05 ID:NIqoCdN/p.n
友達を驚かそうとしていたんだけど、結局、待つのがめんどくさくて
すぐに別の場所で合流してしまったんだけどね。
で、パラソルを取りに戻った俺が見たのは
俺のじゃない別のパラソルが砂の盛り上がった部分に何本も突き刺さっていたのね。
俺のパラソルは切り裂かれて、顔があるべきはずだった場所に垂直に突き刺さっていた。
あと何故かカミソリが頭と胴体の間にめり込んでいた。
正直、怖かったし。怖い話のテンプレみたいだなとも考える自分もいたけど。
とりあえずゴミはまずいから自分の分のパラソルの残骸は持って帰ろうと思って
思いっきり深く刺さってたそれを軽い怒りと共に引き抜いたのね。
そしたらさ、遠くからなんか声が聞こえてきて。視線を向けると
結構長い砂浜の向こうからものすごい勢いで
走ってくる奴がいるのよ。で、そいつがなんか叫んでるの。
まだ残っていた人たちが、そいつからあとずさっているのはよく見えた。
もう俺もすぐに走って車に戻って、よくわかんない顔してる友達を車に乗せてさっさと逃げた。
焦ってはいたが、距離はかなりあったから結構余裕ではあったが、
笑いながら「オキテル」「オキテル」と走ってくる姿は忘れない
すぐに別の場所で合流してしまったんだけどね。
で、パラソルを取りに戻った俺が見たのは
俺のじゃない別のパラソルが砂の盛り上がった部分に何本も突き刺さっていたのね。
俺のパラソルは切り裂かれて、顔があるべきはずだった場所に垂直に突き刺さっていた。
あと何故かカミソリが頭と胴体の間にめり込んでいた。
正直、怖かったし。怖い話のテンプレみたいだなとも考える自分もいたけど。
とりあえずゴミはまずいから自分の分のパラソルの残骸は持って帰ろうと思って
思いっきり深く刺さってたそれを軽い怒りと共に引き抜いたのね。
そしたらさ、遠くからなんか声が聞こえてきて。視線を向けると
結構長い砂浜の向こうからものすごい勢いで
走ってくる奴がいるのよ。で、そいつがなんか叫んでるの。
まだ残っていた人たちが、そいつからあとずさっているのはよく見えた。
もう俺もすぐに走って車に戻って、よくわかんない顔してる友達を車に乗せてさっさと逃げた。
焦ってはいたが、距離はかなりあったから結構余裕ではあったが、
笑いながら「オキテル」「オキテル」と走ってくる姿は忘れない
7: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:17:25.89 ID:7dISJUUJ0.n
ゾクゾクするわ
10: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:19:08.67 ID:NIqoCdN/p.n
みじかめの貼るわ
こないだなんJで見たやつ
10年ほど前、4時頃に電話かかってきて
寝ぼけながら出て「ん?誰??」って聞いたら切れた事があったんやけど、
次の日の2時ぐらいにまた同じ番号からかかってきて、出たらワイの声で
「ん?誰??(巻き戻し音)ん?誰??」
って言われて切れた
多分昨晩のやつを録音した声だと思うんやけど、それ以降かけ直しても出ないし固定電話だったから調べたら山形の潰れたスキー場?の番号だった
山形行ったことないしスキーもしたことない
なんやったんやあれ
こないだなんJで見たやつ
10年ほど前、4時頃に電話かかってきて
寝ぼけながら出て「ん?誰??」って聞いたら切れた事があったんやけど、
次の日の2時ぐらいにまた同じ番号からかかってきて、出たらワイの声で
「ん?誰??(巻き戻し音)ん?誰??」
って言われて切れた
多分昨晩のやつを録音した声だと思うんやけど、それ以降かけ直しても出ないし固定電話だったから調べたら山形の潰れたスキー場?の番号だった
山形行ったことないしスキーもしたことない
なんやったんやあれ
12: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:19:58.87 ID:7dISJUUJ0.n
>>10
こっわ!
鳥肌立ったわ
こっわ!
鳥肌立ったわ
13: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:20:41.98 ID:S8PTqmes0.n
>>10
ヒエ
ヒエ
32: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:29:29.35 ID:gpBfmYYO0.n
>>10
これなんかわからんけどゾッとしたわ
何でやろな
これなんかわからんけどゾッとしたわ
何でやろな
34: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:30:52.39 ID:7dISJUUJ0.n
>>32
得体の知れない「相手」が存在するという恐怖やろ
録音した声を聞かせるとか意味分からん
得体の知れない「相手」が存在するという恐怖やろ
録音した声を聞かせるとか意味分からん
39: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:32:53.64 ID:NIqoCdN/p.n
>>32
絶対有り得ない現象が起きてない範囲で
狂気じみた目的も分からんなにかが
全く縁もゆかりも無い所から何故か自分に向く恐怖やな
絶対有り得ない現象が起きてない範囲で
狂気じみた目的も分からんなにかが
全く縁もゆかりも無い所から何故か自分に向く恐怖やな
43: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:33:15.19 ID:S8PTqmes0.n
>>32
夜中に無言電話、ついでにこちらの声を録音
んで次の日の深夜に録音した声を電話越しに流す
こういう目的不明の行動って不気味
んでそいつが廃墟みたいなとこでニタニタ笑いながら電話しとる姿とか想像しちゃうと怖い
夜中に無言電話、ついでにこちらの声を録音
んで次の日の深夜に録音した声を電話越しに流す
こういう目的不明の行動って不気味
んでそいつが廃墟みたいなとこでニタニタ笑いながら電話しとる姿とか想像しちゃうと怖い
24: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:26:57.66 ID:NIqoCdN/p.n
数年前、ふとある村の事を思い出した。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。
連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、
その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。
車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、
頭がやたら大きい人間?が出てきた。
え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。
両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。
車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、
とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、
その日行った場所は間違っていなかった。
だが、もう一度行こうとは思わない。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。
連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、
その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。
車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、
頭がやたら大きい人間?が出てきた。
え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。
両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。
車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、
とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、
その日行った場所は間違っていなかった。
だが、もう一度行こうとは思わない。
29: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:28:38.96 ID:u8seOb8Kd.n
>>24
水頭症より大きいんやろか
水頭症より大きいんやろか
35: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:31:04.45 ID:122EOrbD0.n
>>24
これ巨塔オのオは右上を指す矢印なんやろうな
これ巨塔オのオは右上を指す矢印なんやろうな
45: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:34:07.20 ID:NIqoCdN/p.n
>>35
村という漢字の左端説がワイは好き
村という漢字の左端説がワイは好き
72: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:42:31.49 ID:kO1FumaK0.n
>>45
巨頭村ってことか
巨頭村ってことか
51: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:35:29.93 ID:122EOrbD0.n
漏れにはちょっと変な趣味があった。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。
その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。
漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。
53: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:36:01.07 ID:122EOrbD0.n
ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。
ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
あいつはいったい何者だったんだ。
もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。
54: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:36:30.03 ID:NIqoCdN/p.n
>>51
ワイはこれ一番怖いわ
何回読んでもちびりそうになる
ワイはこれ一番怖いわ
何回読んでもちびりそうになる
55: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:36:31.80 ID:XEr49hL8a.n
>>51
これ考えたやつほんとセンスある
これ考えたやつほんとセンスある
59: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:38:00.15 ID:7+asN2CQ0.n
>>51
これシンプルかつ怖すぎ
これシンプルかつ怖すぎ
60: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:38:12.07 ID:S8PTqmes0.n
>>51
子供みたいな奴って表現が怖いわ
人じゃないかもしれんのやろ?
子供みたいな奴って表現が怖いわ
人じゃないかもしれんのやろ?
64: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:39:34.92 ID:lf8crNWn0.n
>>51
これ洒落怖のよく分からんシリーズ物よりよっぽど怖い
これ洒落怖のよく分からんシリーズ物よりよっぽど怖い
67: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:40:45.74 ID:122EOrbD0.n
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
でもここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーーー」
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
でもここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーーー」
75: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:43:25.36 ID:S8PTqmes0.n
>>67
ヒエ…
ヒエ…
76: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:43:26.92 ID:u8seOb8Kd.n
>>67
身のまわりスレの2DK思い出した
動画撮ってくれて大音量で聞くと変な声が入ってた
それから謎の病気発症してそれから降臨しなくなった
身のまわりスレの2DK思い出した
動画撮ってくれて大音量で聞くと変な声が入ってた
それから謎の病気発症してそれから降臨しなくなった
83: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:47:57.72 ID:lf8crNWn0.n
>>67
これほんと怖い
これほんと怖い
78: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:45:40.65 ID:S8PTqmes0.n
短いけど結構すき
千葉のローカル病院に入院してた身内が「夜中にカーテンレールの上から看護師が覗いてた」って
言ってたこともあったな。そんな高身長の人間がいるわけもないのに
千葉のローカル病院に入院してた身内が「夜中にカーテンレールの上から看護師が覗いてた」って
言ってたこともあったな。そんな高身長の人間がいるわけもないのに
82: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:46:58.40 ID:7dISJUUJ0.n
>>78
普通の八尺様やろ
普通の八尺様やろ
80: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:46:28.46 ID:gpBfmYYO0.n
こういうの見てると不安の種思い出すわ
74: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:43:21.57 ID:XEr49hL8a.n
死んだ友達だか息子だかからのビデオレターみたいなやつ貼ってくれ
77: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:44:53.02 ID:XEr49hL8a.n
死にたくないとか心の声が入ってるビデオレターのやつみたい
81: ビデオレター 1/4 投稿日:2016/05/17(火) 04:46:45.50 ID:6YzxZfUg0.n
会社の同僚が亡くなった。
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて
家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。
Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で
休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。
亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」
趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめ
ビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、
ということだった。俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろと
いったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKは
きっぱり言った。いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。
Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める
「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んで
しまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて
本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」
フリークライミングが趣味のKという奴で、俺とすごく仲がよくて
家族ぐるみ(俺の方は独身だが)での付き合いがあった。
Kのフリークライミングへの入れ込み方は本格的で
休みがあればあっちの山、こっちの崖へと常に出かけていた。
亡くなる半年くらい前だったか、急にKが俺に頼みがあるといって話してきた。
「なあ、俺がもし死んだときのために、ビデオを撮っておいてほしいんだ」
趣味が趣味だけに、いつ命を落とすかもしれないので、あらかじめ
ビデオメッセージを撮っておいて、万が一の際にはそれを家族に見せてほしい、
ということだった。俺はそんなに危険なら家族もいるんだから辞めろと
いったが、クライミングをやめることだけは絶対に考えられないとKは
きっぱり言った。いかにもKらしいなと思った俺は撮影を引き受けた。
Kの家で撮影したらバレるので、俺の部屋で撮ることになった。
白い壁をバックに、ソファーに座ったKが喋り始める
「えー、Kです。このビデオを見てるということは、僕は死んで
しまったということになります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本当にありがとう。僕の勝手な趣味で、みんなに迷惑をかけて
本当に申し訳ないと思っています。僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕は天国で楽しくやっています。
皆さんと会えないことは残念ですが、天国から見守っています。
××(娘の名前)、お父さんはずっとお空の上から見ています。
だから泣かないで、笑って見送ってください。ではさようなら」
84: ビデオレター 2/4 投稿日:2016/05/17(火) 04:48:05.08 ID:6YzxZfUg0.n
もちろんこれを撮ったときKは生きていたわけだが、それから半年後
本当にKは死んでしまった。クライミング中の滑落による事故死で、
クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように
下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点
から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。
通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。
一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に
見せることにした。さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は
俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たので
ちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。
俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、再生した。
本当にKは死んでしまった。クライミング中の滑落による事故死で、
クライミング仲間によると、通常、もし落ちた場合でも大丈夫なように
下には安全マットを敷いて登るのだが、このときは、その落下予想地点
から大きく外れて落下したために事故を防ぎきれなかったのだそうだ。
通夜、告別式ともに悲壮なものだった。
泣き叫ぶKの奥さんと娘。俺も信じられない思いだった。まさかあのKが。
一週間が過ぎたときに、俺は例のビデオをKの家族に
見せることにした。さすがに落ち着きを取り戻していたKの家族は
俺がKのメッセージビデオがあるといったら是非見せて欲しいと言って来たので
ちょうど初七日の法要があるときに、親族の前で見せることになった。
俺がDVDを取り出した時点で、すでに泣き始める親族。
「これも供養になりますから、是非見てあげてください」とDVDをセットし、再生した。
85: ビデオレター 3/4 投稿日:2016/05/17(火) 04:48:55.13 ID:6YzxZfUg0.n
ヴーーーという音とともに、真っ暗な画面が10秒ほど続く。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に
突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?
「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んで
しまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本・・ありが・・・」
Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている
ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。
「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアアアアア
アアアアアア死にたくない!死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」
背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う
断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに
暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。
あれ?撮影に失敗していたのか?と思った瞬間、真っ暗な中に
突然Kの姿が浮かび上がり、喋り始めた。
あれ、俺の部屋で撮ったはずなんだが、こんなに暗かったか?
「えー、Kです。このビデオを・・るということは、僕は・・んで
しまっ・・いう・・ります。○○(奥さんの名前)、××(娘の名前)、
今まで本・・ありが・・・」
Kが喋る声に混ざって、さっきからずっと鳴り続けている
ヴーーーーーーという雑音がひどくて声が聞き取りにくい。
「僕を育ててくれたお父さん、お母さん、
それに友人のみんな、僕が死んで悲しんでるかもしれませんが、
どうか悲しまないでください。僕はズヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア
アアアアアアアアアアアアア××(娘の名前)、お父さん死んじゃっヴァアアアアアアア
アアアアアア死にたくない!死にズヴァアアアアアアアにたくないよおおおおヴヴァアア
アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア、ザッ」
背筋が凍った。
最後の方は雑音でほとんど聞き取れなかったが、Kの台詞は明らかに撮影時と違う
断末魔の叫びのような言葉に変わり、最後Kが喋り終わるときに
暗闇の端から何かがKの腕を掴んで引っ張っていくのがはっきりと見えた。
88: ビデオレター 4/4 投稿日:2016/05/17(火) 04:49:54.28 ID:6YzxZfUg0.n
これを見た親族は泣き叫び、Kの奥さんはなんて物を見せるんだと俺に掴みかかり、
Kの父親は俺を殴りつけた。奥さんの弟が、K兄さんはいたずらで
こういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげで
その場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。
翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に
住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。
代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったが
そこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。
そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に
引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来なら
あの直後に事故にあって死んでたはずだと言われた。
Kの父親は俺を殴りつけた。奥さんの弟が、K兄さんはいたずらで
こういうものを撮るような人じゃないとなだめてくれたおかげで
その場は収まったが、俺は土下座をして、すぐにこのDVDは処分しますといってみんなに謝った。
翌日、DVDを近所の寺に持っていったら、処分をお願いしますという前に
住職がDVDの入った紙袋を見るや否や「あ、それはうちでは無理です」と。
代わりに、ここなら浄霊してくれるという場所を教えてもらい、行ったが
そこでも「えらいとんでもないものを持ってきたね」と言われた。
そこの神主(霊媒師?)によると、Kはビデオを撮った時点で完全に地獄に
引っ張り込まれており、何で半年永らえたのかわからない、本来なら
あの直後に事故にあって死んでたはずだと言われた。
90: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:51:00.79 ID:XEr49hL8a.n
>>88
これだサンガツ
これだサンガツ
99: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 04:56:07.79 ID:/hGEuRl20.n
巨頭オのわけわからなさほんとすこ
112: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:01:01.14 ID:TiPTsG/bd.n
こういうのって普通に怖い話でググりゃええんか?
113: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:01:39.91 ID:6YzxZfUg0.n
>>112
そうやな
その中で怖いと思ったやつ貼ってほC
そうやな
その中で怖いと思ったやつ貼ってほC
115: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:05:10.24 ID:Jyaw28jb0.n
では私が体験した実話を投稿します。これは紛れもない事実であります。
私の出身地は古くからの部落差別の残る地域でした。
当時わたしは小学生でした。
部落差別があるといっても、それは大人の世界での話で幼い私には差別などわかりませんでした。
子供同士はどこの地区出身かなど関わりなく仲良くなりますし、大人達は罪悪感があるのか子供達の前では部落の話を避けているふしがありましたので普段の生活で意識することはあまりありませんでした。
ただ、○○地区のヤツは気が荒いあまり仲良くなるな。ということは言われた事があります。
○○地区とは、海沿いにある2つの町を差す地域で確かに不良が多かったのです。
当時僕は○○地区の友達Y君と仲が良くて放課後はいつもY君と遊んでいました。
当時僕たちは釣りに夢中になっていました。Y君の家の近くには海があり、よくY君のお父さんの釣竿を借りては、穴場を探して海の周りを探索し、釣りをしていました。
このY君のお父さんはとても怖い人でした。
いつも家にいて、がっしりとした体に短く駆った坊主頭といつもなにかを睨み付けてるような目をしていました。
その怖い外見の通りに気も短くY君の家でうるさく騒ごうものなら大声で
黙れ、ぶち殺すど!と過激な言葉を使い怒鳴りつけてきました。
幼い僕には苦手な大人でした。
ですのでY君お父さんから借りた釣竿を使うときには、絶対に傷つけないよう注意して扱っていました。
私の出身地は古くからの部落差別の残る地域でした。
当時わたしは小学生でした。
部落差別があるといっても、それは大人の世界での話で幼い私には差別などわかりませんでした。
子供同士はどこの地区出身かなど関わりなく仲良くなりますし、大人達は罪悪感があるのか子供達の前では部落の話を避けているふしがありましたので普段の生活で意識することはあまりありませんでした。
ただ、○○地区のヤツは気が荒いあまり仲良くなるな。ということは言われた事があります。
○○地区とは、海沿いにある2つの町を差す地域で確かに不良が多かったのです。
当時僕は○○地区の友達Y君と仲が良くて放課後はいつもY君と遊んでいました。
当時僕たちは釣りに夢中になっていました。Y君の家の近くには海があり、よくY君のお父さんの釣竿を借りては、穴場を探して海の周りを探索し、釣りをしていました。
このY君のお父さんはとても怖い人でした。
いつも家にいて、がっしりとした体に短く駆った坊主頭といつもなにかを睨み付けてるような目をしていました。
その怖い外見の通りに気も短くY君の家でうるさく騒ごうものなら大声で
黙れ、ぶち殺すど!と過激な言葉を使い怒鳴りつけてきました。
幼い僕には苦手な大人でした。
ですのでY君お父さんから借りた釣竿を使うときには、絶対に傷つけないよう注意して扱っていました。
116: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:06:07.44 ID:Jyaw28jb0.n
ある日Y君と二人で、海のそばの林に入り、釣りのためのスポットを探していると古いトンネルを見つけました。
とても小さなトンネルで、長さは5メートルぐらいだったと思います。
中にはゴミが散乱していました。
薄暗いトンネルを抜けた先には釣りのできそうな入江がみえます。
僕たちはトンネルを秘密基地にしようと喜びトンネル内に荷物を置いて先の入江で釣りをはじめました。
暫く時間が経ちましたが、魚は全く釣れず退屈していました。
すると突然背後から
「釣れるか?」 という声が聞こえました。
驚き振り返ると、破れた服を着た老人が立っていました。
僕は老人から漂う悪臭に思わず顔をしかめました。
白髪混じりの老人の髪は油っぽくふけだらけで、しわだらけの皮膚の色は黒ずんでいました。
老人は、だるそうに黙って僕たちを見ていました。
その右手には僕たちの荷物があります。
体がすくんで固まる僕の隣で、怯えた声でY君がいいました。
「それ俺たちのです」
「やっぱりか、わしの家にあった」
老人の声はとてもしゃがれていました。無表情だった顔を動かし目を細めて
「あんなとこに置くと誰かに盗まれるぞ」
と笑い荷物を置いてトンネルの中に入っていきました。
とても小さなトンネルで、長さは5メートルぐらいだったと思います。
中にはゴミが散乱していました。
薄暗いトンネルを抜けた先には釣りのできそうな入江がみえます。
僕たちはトンネルを秘密基地にしようと喜びトンネル内に荷物を置いて先の入江で釣りをはじめました。
暫く時間が経ちましたが、魚は全く釣れず退屈していました。
すると突然背後から
「釣れるか?」 という声が聞こえました。
驚き振り返ると、破れた服を着た老人が立っていました。
僕は老人から漂う悪臭に思わず顔をしかめました。
白髪混じりの老人の髪は油っぽくふけだらけで、しわだらけの皮膚の色は黒ずんでいました。
老人は、だるそうに黙って僕たちを見ていました。
その右手には僕たちの荷物があります。
体がすくんで固まる僕の隣で、怯えた声でY君がいいました。
「それ俺たちのです」
「やっぱりか、わしの家にあった」
老人の声はとてもしゃがれていました。無表情だった顔を動かし目を細めて
「あんなとこに置くと誰かに盗まれるぞ」
と笑い荷物を置いてトンネルの中に入っていきました。
118: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:07:07.37 ID:6YzxZfUg0.n
>>116
支援
支援
120: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:07:53.15 ID:122EOrbD0.n
>>116
良いおじいちゃんやんか
良いおじいちゃんやんか
122: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:08:01.20 ID:Jyaw28jb0.n
残された僕たちは荷物に駆け寄ると顔見合わせて動揺しました。
老人のような人間をみるのは初めてだったのです。
一体何者なんだろうと二人で話しました。
なんにせよ帰るには再び老人のいるトンネルを抜けなくてはなりません。
僕たちは迷いつつおそるおそるトンネルに入りました。
薄暗いトンネル内でござの上で横になっている老人の背が見えます。
その横を音をたてないようそろそろと二人で歩きました。
老人はその間ぴくりとも動きませんでしたが、出口にさしかかった時唐突に言いました。
「遅いから気をつけて帰れよ」
僕は急に老人に興味がわき尋ねました。
「おじいさんはこのトンネルに住んでるの?」
「ああ」
「いつから?」
「お前が産まれる前からじゃ」
「なんで?」
「昔わるさして、罰があたったんじゃ」
「罰でトンネルにいるの?」
「そう。みんなに追い出されたんじゃ」
おじいさんの声は寂しそうでした。
「もう帰れ、おとうとおかあが心配しよるぞ。それと危ないから、ここらにはもう近よるな」
「うん」
老人のような人間をみるのは初めてだったのです。
一体何者なんだろうと二人で話しました。
なんにせよ帰るには再び老人のいるトンネルを抜けなくてはなりません。
僕たちは迷いつつおそるおそるトンネルに入りました。
薄暗いトンネル内でござの上で横になっている老人の背が見えます。
その横を音をたてないようそろそろと二人で歩きました。
老人はその間ぴくりとも動きませんでしたが、出口にさしかかった時唐突に言いました。
「遅いから気をつけて帰れよ」
僕は急に老人に興味がわき尋ねました。
「おじいさんはこのトンネルに住んでるの?」
「ああ」
「いつから?」
「お前が産まれる前からじゃ」
「なんで?」
「昔わるさして、罰があたったんじゃ」
「罰でトンネルにいるの?」
「そう。みんなに追い出されたんじゃ」
おじいさんの声は寂しそうでした。
「もう帰れ、おとうとおかあが心配しよるぞ。それと危ないから、ここらにはもう近よるな」
「うん」
123: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:08:11.27 ID:Jyaw28jb0.n
しかし、僕たちは翌日も老人のところに行きました。
幼いながらに老人が悪い人だとは思えなかったのです。
最初は迷惑そうだった老人も次第に僕たちを可愛がってくれました。
一緒に遊んでくれたり、影送りや、折り紙などいろんな遊びを教えてくれました。
僕たちは老人のことを、トンじいと呼び、放課後毎日遊んでいました。
そんな関係が2ヶ月ほど経った頃事件が起こりました。
幼いながらに老人が悪い人だとは思えなかったのです。
最初は迷惑そうだった老人も次第に僕たちを可愛がってくれました。
一緒に遊んでくれたり、影送りや、折り紙などいろんな遊びを教えてくれました。
僕たちは老人のことを、トンじいと呼び、放課後毎日遊んでいました。
そんな関係が2ヶ月ほど経った頃事件が起こりました。
125: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:09:04.80 ID:Jyaw28jb0.n
トンじいは、ファンタが好きで僕たちがあげると大事そうに両手で飲んでいました。
今度は、違う味のファンタ持ってくるよというとありがとうなと凄く嬉しそうに笑いました。
その日、トンじいのもとから帰る途中Y君がふざけて、背の釣竿を刀に見たて振り回しはじめました。
勢いよくふった先でつまずきよろけ、とっさに支えにした釣竿がしなって中程が折れました。
Y君は青ざめ泣き出し、
「お父さんに殺される」
としきりに言いました。
今度は、違う味のファンタ持ってくるよというとありがとうなと凄く嬉しそうに笑いました。
その日、トンじいのもとから帰る途中Y君がふざけて、背の釣竿を刀に見たて振り回しはじめました。
勢いよくふった先でつまずきよろけ、とっさに支えにした釣竿がしなって中程が折れました。
Y君は青ざめ泣き出し、
「お父さんに殺される」
としきりに言いました。
126: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:09:21.12 ID:OWHAm1gH0.n
文だけでも恐ろしく感じるってすごいわ
127: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:09:23.15 ID:Jyaw28jb0.n
僕は、泣きじゃくるYに頼まれ一緒にYのお父さんのところに謝りにいきました。
折れた釣竿を見るなり、Yのお父さんの顔つきが強ばり目が赤くなりました。
限界まで膨らんだ風船が破裂するのを抑えるように、ぶるぶると震えながら
「どっちがやったんか?これ」
と平坦な声で言いました。
Yはうつむいて涙を地面に落とし、僕は怖くて黙っていました。
「答えんか!お前がやったんか!!?」
Yの父親は怒鳴りながら、Yの髪を乱暴につかんで無理矢理顔を引き上げると血走った目で睨み付けました。
「答えんか!!」
「トンじいがした」
Yはしゃくりあげながら、か細い声で呟きました。
「ああ!!?トンじいって誰か!?」
「海のトンネルにいるおじいちゃんがやったんだ」
Yのお父さんは、Yを離すと憎らしげにいいました。
「大山のジジイが、あのやろう」
Yのお父さんは家に入り誰かに電話をかけると、スコップを持って走り去っていきました。
Yは声を上げて泣いていました。
翌日僕たちは、トンじいのところに怖くて行けませんでした。
Yの話だと、Yの父親は翌日の朝に帰ってきて二度とトンネルに近寄るなといったそうです。
折れた釣竿を見るなり、Yのお父さんの顔つきが強ばり目が赤くなりました。
限界まで膨らんだ風船が破裂するのを抑えるように、ぶるぶると震えながら
「どっちがやったんか?これ」
と平坦な声で言いました。
Yはうつむいて涙を地面に落とし、僕は怖くて黙っていました。
「答えんか!お前がやったんか!!?」
Yの父親は怒鳴りながら、Yの髪を乱暴につかんで無理矢理顔を引き上げると血走った目で睨み付けました。
「答えんか!!」
「トンじいがした」
Yはしゃくりあげながら、か細い声で呟きました。
「ああ!!?トンじいって誰か!?」
「海のトンネルにいるおじいちゃんがやったんだ」
Yのお父さんは、Yを離すと憎らしげにいいました。
「大山のジジイが、あのやろう」
Yのお父さんは家に入り誰かに電話をかけると、スコップを持って走り去っていきました。
Yは声を上げて泣いていました。
翌日僕たちは、トンじいのところに怖くて行けませんでした。
Yの話だと、Yの父親は翌日の朝に帰ってきて二度とトンネルに近寄るなといったそうです。
129: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:10:40.00 ID:OWHAm1gH0.n
部落怖すぎるやろ
130: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:10:47.98 ID:Jyaw28jb0.n
一週間ほどたってよくやく僕らはトンネルに行きました。
お詫びにとファンタを沢山持って。
しかしトンじいはいませんでした。がらんとしたトンネルは静まりかえって
トンじいが使っていたござがそのままにひかれてました。
暫く待ちましたが、仕方ないのでファンタを置いて僕たちは帰りました。
その翌日再びトンネルにいくと、トンじいはやはりおらず。
昨日置いたファンタはそのままの状態で置いてありました。
僕は急に不安になってきました。トンネル内の赤黒い汚れが、トンじいの血に見えたのです。
Yは膝をついて号泣し、
「ごめんな、ごめんな、トンじい」
と繰り返していました。
それから次第にYとも疎遠になりトンじいと会うことも二度とありませんでした。
大人になって母に昔トンネルに住んでいる人がいたというと教えてくれました。
「昔、○○地区に大山さんって人がおってね。一家心中なさったんよ
自宅に火をつけて娘さんも、奥さんも亡くなったんやけど大山さんは助かってしまって。
ただ隣の家にも延焼してしまってね。結局○○地区の人から追い出されてね。
本当か嘘かトンネルに住んでるって聞いたけど。その人かもしれんね。
○○地区の奴らは本当に酷いことするよ」
お詫びにとファンタを沢山持って。
しかしトンじいはいませんでした。がらんとしたトンネルは静まりかえって
トンじいが使っていたござがそのままにひかれてました。
暫く待ちましたが、仕方ないのでファンタを置いて僕たちは帰りました。
その翌日再びトンネルにいくと、トンじいはやはりおらず。
昨日置いたファンタはそのままの状態で置いてありました。
僕は急に不安になってきました。トンネル内の赤黒い汚れが、トンじいの血に見えたのです。
Yは膝をついて号泣し、
「ごめんな、ごめんな、トンじい」
と繰り返していました。
それから次第にYとも疎遠になりトンじいと会うことも二度とありませんでした。
大人になって母に昔トンネルに住んでいる人がいたというと教えてくれました。
「昔、○○地区に大山さんって人がおってね。一家心中なさったんよ
自宅に火をつけて娘さんも、奥さんも亡くなったんやけど大山さんは助かってしまって。
ただ隣の家にも延焼してしまってね。結局○○地区の人から追い出されてね。
本当か嘘かトンネルに住んでるって聞いたけど。その人かもしれんね。
○○地区の奴らは本当に酷いことするよ」
131: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:11:04.48 ID:Jyaw28jb0.n
これで終わりです。
トンじいがどうなったのか僕にはわかりません。
もしかしたら別の場所に移動して、今も元気にしているのかもしれません。
ただ曖昧な記憶で思い返すのです、あの日以来Yの父親が持っていったスコップはYの家で見なくなったこと。
Yの「ごめんな」の意味を。
トンじいがどうなったのか僕にはわかりません。
もしかしたら別の場所に移動して、今も元気にしているのかもしれません。
ただ曖昧な記憶で思い返すのです、あの日以来Yの父親が持っていったスコップはYの家で見なくなったこと。
Yの「ごめんな」の意味を。
134: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:12:20.42 ID:6YzxZfUg0.n
>>131
初めて見たけどめっちゃ面白かったわ
サンガツ
初めて見たけどめっちゃ面白かったわ
サンガツ
132: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:12:14.39 ID:OWHAm1gH0.n
田舎怖いわ
135: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:12:25.73 ID:42P9AMFQ0.n
釣り竿折ったぐらいで人を殺すのか(小並感)
140: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:14:29.26 ID:gpBfmYYO0.n
不安の種か何かの心霊写真の話すき
写真全体に人の顔がうっすら映ってるのに、
友達に見せても「何も映ってない」っていう反応で
おかしいと思ってもう一度写真を見たら
心霊写真の顔の口の部分が「い う な」っていうふうに動く話
写真全体に人の顔がうっすら映ってるのに、
友達に見せても「何も映ってない」っていう反応で
おかしいと思ってもう一度写真を見たら
心霊写真の顔の口の部分が「い う な」っていうふうに動く話
145: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:16:37.57 ID:122EOrbD0.n
143: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:15:30.93 ID:TiPTsG/bd.n
俺の姉は車通勤なんだけど、いつも近道として通る市道がある。
それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って夏の雨が降った時とか、アマガエルが大量に出てくるんだよねアスファルトの所々でピョコピョコ跳ねてて踏まないように避けて走るのなんて不可能に近いわけ。
で、ある雨の夜。案の定カエルだらけの道を姉は家へ向かってたんだけど前方にノロノロ走る軽自動車があったんだって運転者は姉ぐらいの若い女の人らしいんだけど10キロぐらいのスピードで、フラフラ走ってて追い越したくても追い越せないんだって。
「ここ通るの初めてなのかな?カエル避けて走るなんて無理なのに」と思いつつしばらく後を走ったんだけど、右へ左へフラフラ時々ブレーキ踏んだりして、全然先に進まない。
姉も我慢の限界で、クラクションを鳴らしたそうな前の車の女は後続車が来てるのに気づいてなかったらしく驚いたようにビクッとして、猛スピードで走って行ったんだって「なんだ真っ直ぐ走れるんじゃん」と言った姉貴はその直後顔が真っ青になった
それは河沿いの、両脇が草むらになってる細い道なんだけど田舎に住む人ならわかると思うけど、そういう道って夏の雨が降った時とか、アマガエルが大量に出てくるんだよねアスファルトの所々でピョコピョコ跳ねてて踏まないように避けて走るのなんて不可能に近いわけ。
で、ある雨の夜。案の定カエルだらけの道を姉は家へ向かってたんだけど前方にノロノロ走る軽自動車があったんだって運転者は姉ぐらいの若い女の人らしいんだけど10キロぐらいのスピードで、フラフラ走ってて追い越したくても追い越せないんだって。
「ここ通るの初めてなのかな?カエル避けて走るなんて無理なのに」と思いつつしばらく後を走ったんだけど、右へ左へフラフラ時々ブレーキ踏んだりして、全然先に進まない。
姉も我慢の限界で、クラクションを鳴らしたそうな前の車の女は後続車が来てるのに気づいてなかったらしく驚いたようにビクッとして、猛スピードで走って行ったんだって「なんだ真っ直ぐ走れるんじゃん」と言った姉貴はその直後顔が真っ青になった
147: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 投稿日:2016/05/17(火) 05:17:49.72 ID:1QKlP6St0.n
>>143
カエルを避けてたんじゃなくて狙ってたってオチかな?
カエルを避けてたんじゃなくて狙ってたってオチかな?
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