幸子「キャッツカフェ?」
関連記事:みく「炭火焼レストランさわやか?」飛鳥「港に設けられた舞台というのも乙なものだね」
かな子「うん、風がとっても気持ちよかったね♪」
志保「お客さんと一緒に楽しめました♪」
幸子「フフーン!ボクがいるから当然です!」
P「これで今日はあがりだ。せっかく仕事で名古屋まで来たんだし、どこか寄ってこうか?」
かな子「あっ、いいですねそれ!」
志保「プロデューサーさん!私、お腹空いてますよっ」
P「そうだな、打ち上げってことでみんなで名古屋飯でも食べにいこう」
幸子「遠征だとこういった楽しみもありますね」
P「本当ですか、わざわざありがとうございます……すまん、ちょっと行ってくる」
飛鳥「ここで待っていたらいいのかい?」
P「いや、この付近の店で適当で時間つぶしててくれ……あの人、話長いんだよなぁ」
志保「わかりました。お店決まったら連絡入れときますね」
P「すまんが頼む。後で合流するから、それじゃまた!」
幸子「行っちゃいましたね」
かな子「とりあえず、入るお店探そっか?」
幸子「近くには水族館なんかもありますね」
志保「プロデューサーさんがいつ戻るかわからないし、そういう施設はやめといた方がいいかな?」
かな子「やっぱり喫茶店とかがいいのかな……あ、あそこにカフェがあるよ」
幸子「キャッツカフェ?みくさんや友紀さんが好きそうな名前ですね」
飛鳥「へぇ、懐かしい店に巡り合えたものだ」
志保「そうだねー……って、そっか静岡だったら飛鳥ちゃんも知ってるよね」
かな子「志保さんと飛鳥ちゃんはこのお店知ってるんですか?」
飛鳥「あぁ、ボクの地元にも同じ店が存在したからね」
志保「キャッツカフェは愛知を中心に東海地方で展開してるお店なんだ。残念ながら三重と静岡からは、もう撤退しちゃったけど」
幸子「志保さん詳しいですね?」
志保「まぁアイドルやる前はウェイトレスやってたから、こういう情報はちょっとはね。昔取った何とかってやつ?」
志保「なんといっても、パフェの種類が豊富だね♪」
飛鳥「たしか、パフェだけで30種類はあったんじゃないかな?」
志保「それに、すごーい名物パフェがあるよ!」
かな子「すごい名物パフェ……ここにしようよ!」
幸子「かな子さんの目が輝いてます!」
かな子「ほら飛鳥ちゃん!早く入ろう、ね!」
飛鳥「わ、理解ったからそんなに押さないでくれ……!」
志保「ふふっ、これは入るしかないね。私も甘い物好きだから、かな子ちゃんの気持ち分かるし」
幸子「ボクは何だか嫌な予感がしてるんですが……」
志保「さすが幸子ちゃん、バラエティで鍛えた危険察知能力が働いてるね♪」
幸子「それって予感が当たるってことじゃないですか!はぁ、お二人はもう入ってますし、行くしかないですね……」
飛鳥「イベント会場とは目の鼻の先だからね、この配慮は有難いよ」
志保「奥なら、こうして普通にしてれば案外バレないもんね」
幸子「変にこそこそしてる方が目立ちますからね。まぁボクのカワイさはどうやっても隠せませんけど!」
店員「はい、お呼びでしょうか?」
幸子「あ、いえ……すみません」
飛鳥「ふふ、幸子の普通は店員を呼び寄せる程度には騒がしい、と」
幸子「鼻で笑わないで下さいよ!恥ずかしいんですから!」
志保「まぁまぁ、来てもらったし注文しちゃおっか?」
飛鳥「メニューも見ずに言ったね……」
店員「えっと、当店の名物ですとアンビリーバブルですが……よろしいですか?」
かな子「はい、お願いします♪」
幸子「かな子さん、アンビリーバブルなんてパフェに似つかわしくない名前付いてますよ!せめてメニューで確認してから!」
かな子「うふふ、パフェって盛り付けとかも凝ってるし、せっかくだから知らないまま実物見たくない?」
飛鳥「こと今回に限っては考え直した方がいい気がするが……」
志保「こうなったらいくしかないよ。あとホットコーヒーを人数分お願いします」
幸子「経験者のお二人が他に注文しない時点で何となく予想は付きました」
飛鳥「恐らく方向性は正しいだろうが、その予想を超えていると断言するよ」
志保「みんなお腹空いてるし、疲れたときは甘い物だよ!大丈夫っ!」
幸子「あぁ、やっぱりそういう系なんですね……」
かな子「キャッツカフェはパフェ以外の普通のご飯もあるの?」
志保「うん。パスタ、ピザ、ハンバーグ……定番の洋風メニューは一通り揃ってるかな」
飛鳥「ボクはここのオムライスが好きだね。とろとろタイプのお手本のような一皿だよ」
かな子「へぇ美味しそう!頼んでないけど、飛鳥ちゃんはいまお腹空いてないの?」
飛鳥「いや、ほどほどに空腹ではあるが……オムライスを食べる余裕など無くなるだろうからね」
幸子「あ、店員さんがこっちに来てますよ……え?」
幸子「」
志保「相変わらず凄いなー!」
飛鳥「久しぶりの再会だね……」
かな子「うわー大きい!おいしそー!」
幸子「いや大きすぎです!器がボクの頭くらい余裕で入りますよこれ!」
志保「えっとね、本来は5~8名様向けってメニューに書いてあるよ」
飛鳥「年々少しずつ改良されてるらしいね、ボクが挑戦したときは4~6名だった筈だよ」
幸子「毎年成長するパフェって生物か何かですか……」
かな子「ありがとうございます。大きいからみんなで食べよ♪」
志保「さぁ、4人でどこまでいけるか……でも、美味しそう♪」
飛鳥「楽しみな気持ちもあるが、どこまで持つかな……」
幸子「パフェを食べる前に覚悟を決めるなんて初めてですよ!」
「いただきまーす!」
幸子「上に乗ってるフルーツだけで結構な量ですね」
飛鳥「幸子、ボクの言う通りに。フルーツは皿に避けておくんだ」
志保「ほう、飛鳥ちゃんもわかってるねー」
幸子「志保さんも同じことをしてますね、食べないんですか?」
飛鳥「無論食べるよ。だが、食べるべきはこの瞬間ではないということさ」
かな子「あ!中央はプリン、シュークリーム、ケーキ……ちょっとビターなチョコソースが絡んでて……んんー♪」
幸子「かな子さんには助言なしでいいんですか?」
飛鳥「彼女には、赴くままに食べ進めてもらうのが最善手だと思ってね」
志保「うん、同感」
幸子「しかしケーキが何個も普通に乗るパフェって改めて凄いですね……」
かな子「そのすぐ下は生クリームとアイスクリーム、そしてストロベリーソースが層になってて……はー、幸せだよぉ♪」
幸子「甘くて本当に美味しいです。意外と食べられる気がしてきました!」
飛鳥「ふ、アンビ初心者にありがちな発言だね」
幸子「そんな略称あるんですか。でも実際に全然食べられますよ?」
志保「ならこの調子で食べ進めよう!」
飛鳥「これが表層を抜けた第1層、通称“甘味の滝”だよ」
志保「いや、美味しいよ?それでもこの量の生クリームは胸に来るよね」
幸子「アイスクリームも溶けてきて、甘いソースと生クリームと混ざり合って、とっても甘々なシェイクみたいになってます……」
幸子「はっ!そういえばそうでした……わ、オレンジの酸味に癒されます!」
志保「口の中の甘さをリセットするために、柑橘系は残しておくといいんだよっ」
飛鳥「表層から馬鹿正直に食べているとアイスがどんどん溶けていくから、という理由もあるがね」
志保「それでも口の中がクドくなったり、体が冷えたらホットコーヒーも有効だよ。飲みすぎ注意だけど」
かな子「あま……うま……」
幸子「かな子さんは変わらないペースで掘り進みますね」
志保「ようやく次の層に着きそうだね」
幸子「まだ3分の1……次は何でしょうか?」
かな子「あ、シリアルだよ!」
幸子「ここでシリアルは嬉しいですね!あーん……チョコソースが掛かってる上にシリアル自体も甘い!サクサクもしないです!」
志保「溶けたアイスを吸ってるからねー」
飛鳥「これが第2階層……通称“永遠の朝食”さ」
幸子「絶対適当に付けてますよね!」
かな子「でも、もふもふ食感のシリアルも美味しいねぇ♪」
幸子「うぅ……口の中は冷えなくなりましたが、お腹に溜まりますね……」
飛鳥「朝食ゾーンを少し掘ればまた果実の輪切りがある、そこまでの辛抱だ」
志保「大丈夫、ここまで掘れたら後半戦よっ」
コメント一覧
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- 2016年07月13日 22:04
- 次は前川さんがシフトの日に幸子達が行くんですねわかりません
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- 2016年07月13日 22:05
- もしかしてと思って読んでたら、やっぱりさわやか書いた人だったかー
アンビリーバブル調べたら、なんじゃこりゃってなったけど、店舗限定なら、もっとすごいのもあるのね…
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- 2016年07月13日 22:14
- 地元にあったキャッツカフェ。確か潰れたと聞いたな。悲しい
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- 2016年07月13日 23:44
- なお、キャッツの成績は甘くない模様
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- 2016年07月13日 23:47
- (求)寿がきや(ラーメン屋)に行きそうなアイドル
ただしお姫ちんを除く
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久々にパフェ食べたいのぅ・・・