9305267長野県軽井沢町で今年1月、大学生ら13人と乗務員2人が死亡したバス転落事故から半年。早稲田大4年生だった阿部真理絵さんを亡くした会社員の父知和さんが取材に応じ、警察から返された遺品の手帳に、両親への感謝の言葉がつづられたメモがあったことを明かした。



「とにかく明るくて、よく笑う子だった」「しんが強くがんばり屋で、大学も目標のところに入った」。父知和さんは真理絵さんについて、こう語る。

語学が得意で英国留学経験もあり将来、交通インフラで日本の技術を広めたいとの夢を抱き、大手重工メーカーへの就職も決まっていた。


阿部真理絵さん


阿部真理絵さんのメモ


1月15日の事故後、長野県警から遺品の手帳が両親の手元に届いた。就職活動の予定などが書かれた手帳にメモが貼られ、「生んでくれて育ててくれて、早稲田までの教育を受けさせてくれて」「いいところに就職して恩返しする」と両親への思いと、社会人になる意気込みが記されていた。

驚きとともに悲しみが込み上げ、妻と涙を流しながら読んだ。
「娘は手帳で自分の気持ちを書いているだけで、これを親に伝えようとなんて一切思っていなかったと思う」・・

(source: アメーバニュース - 「就職して恩返しする」=両親に感謝メモ、女子大生遺品-軽井沢バス事故半年

直前に複数回ブレーキ・・・制御不能?バス転落事故半年