Galaxy Clubは19日(現地時間)、今年4月下旬に韓国サムスンが開発を発表したスタンドアロン型のVRヘッドセットが、「Odyssey(オデッセイ)」として登場する見込みと伝えています。
Galaxy Clubによると、韓国当局の運営する特許情報サイトKIPRISのデータベース上に、サムスンによって出願されたOdesseyという商標および関連ロゴの資料が新たに発見されたとのことです。
それら商標およびロゴの登録情報欄の最上段には「classification code(分類コード)」という項目が確認できますが、すべて共通して「09」という数字が記載されていました。
新たにデータベース上に確認された商標およびロゴのデータ
この09という分類コードは、コンピューター製品やコンピューターと接続して使用するヘッドセット製品などに加え、VR(ヴァーチャル・リアリティ)ヘッドセットおよび関連ソフトウェアなどをも内包しているほか、2つのロゴのうち一方が、VRという単語をベースにデザインされたものであることなどをも加味するに、このOdysseyという商標がVR関連の製品に使用されるであろうことは想像するに難くありません。
KIPRISの分類コード「09」に該当する製品の説明文
しかしながら、現時点では指摘される通りにスタンドアロン型のVRヘッドセットの名称となるかどうかは定かでなく、あるいはまったく異なる製品として登場する可能性も十分に考えられます。
なお、仮に本当にOdysseyが「Oculus Rift」や「HTC Vive」などの対抗製品だとしても、現在までにそのスペックや特徴などに関する有力な情報は伝えられていません。Odysseyの正体を含め、続報には要注目です。
[Galaxy Club via SamMobile]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
サムスンだったら、折角なので曲面ディスプレイを使って視野角を180度前後位にして出して欲しいッス。
アメリカでそこそこ成功したゲーム機にそんな名前があったな。
<オデッセイ
日本だと火星で開拓する映画になってしまうけど。
さて、今から巻き返して、先行する他社に追いつけるかどうか…