ダイヤ「入りますわよ」ｶﾞﾁｬ

千歌「んんっ、あれ？もう朝？」

ダイヤ「朝でもここは貴女の部屋でもありませんわ」

千歌「あー学校か」ｼﾞｭﾙﾙ

ダイヤ「もぅ……またこんな格好で寝て、風邪でもひいたらどうするんめすよ」

千歌「ごめんなさい黒澤さん」

ダイヤ「そんな他人行儀な、私のことは>>3と呼んで良いと言ったでしょう」

千歌「そうだったね、ダイソン」

ダイヤ「ええいっ！馴れ馴れしいっ！」ﾊﾞｼｯ！

千歌「痛っ！もー自分でダイソンって呼んでいいって言ったのに」

ダイヤ「良いですけど……貴女はもっとこう配慮とか遠慮というものを……」

千歌「うん？」

ダイヤ「もういいですわ、何を言っても無駄でしょう」

千歌「そうそう遠慮すること無いよ、同じメンバーの仲間なんだから」ﾄﾞﾔｧ

ダイヤ「メンバーねぇ、全く……こんなあだ名を付けられたのもこんな部に入ることになったのも全て――」


ダイヤ「あの勝負のせいですわ！」

千歌「(うーん、何のことだったっけなぁ……)」

ダイヤ「え……まさか忘れたのですか」

千歌「ええと……は、はい」

ダイヤ「なっ！！」ﾊﾞﾝｯ！


ダイヤ「これですわこれっ！」
　　　　　　↓
http://imgur.com/if23ED4.jpg

千歌「あーそんなこともあったねぇ」


ダイヤ「本気で忘れていたとは、ほとほと貴女にはあきれますわ」

千歌「いや、自分でも変だと思うけど何故か記憶が無いんだよ」

ダイヤ「はぁ？あの日、私と貴女が>>7で勝負したんでしょう！」

ダイヤ「そう……あの日」

～ﾎﾜﾎﾜﾎﾜﾎﾜｰﾝ～

――あの日


ｶﾞﾗｯ　ﾊﾞｰﾝｯ！

ダイヤ「貴女が高海千歌ね！妹は返して頂きますわ！」

千歌「ひぃぃっ！な、何か急に乗り込んできた！？」

梨子「黒澤ダイヤさんですよ、私達と同じ学年の有名人」

千歌「あー」

梨子「なんで転校生の私が知っていてチカちゃんが知らないのかな」

ルビィ「……ちょ、ちょっとお姉ちゃん、これはね、ち、違うの」

ダイヤ「ルビィは黙っていなさい、私が話を付けてあげるから」

千歌「えっと、黒澤……だ、ダイソンさん？」

ダイヤ「ダ　イ　ヤ　で　すっ！」

千歌「あ、ごめんなさい」

ダイヤ「とにかく妹は返してもらいますから、ほら行きますわよ」ｸﾞｲｯ

ルビィ「あっ、ああぅ……」

千歌「待ってください！」

ダイヤ「なに？」

千歌「ルビィさんは私たちにとって大切な仲間なんです、だから……」

ダイヤ「だから？」

千歌「私と、勝負してください！」

梨子「勝負なんて言って、大丈夫なのチカちゃん」

千歌「勢いがあれば何とかなるよ！」

梨子「そんな行き当たりばったりな」

ダイヤ「それで？勝負の内容はどうしますの？知力でも運動でも好きな物でかかってきていいですわ」

千歌「くっ、すごい自信だ……」


梨子「ならこうしない？この場にいる4人で対決の方法を書いて、そこからランダムに選んで――」


ｶﾞｻｺﾞｿ　ｶﾞｻｺﾞｿ

――――――――
――――

梨子「準備完了だね」

　　　箱

ダイヤ「まぁ、これなら公平ね」

ルビィ「……うぅ、それで、誰が引くの？」

千歌「私が引くよ、いい？」

ダイヤ「お好きにどうぞ、何が出ても私の勝利は揺るぎませんので」


千歌「よーし」

ｶﾞｻｯ　ｶﾞｻｯ

千歌「これだっ！」


ダイヤ「それで？内容は？」

千歌「勝負の内容は……」






　　『キスずら』



千歌「……は？」

梨子「え？」

ルビィ「……き」

ダイヤ「はぁああああああああああああああああああ！？」

ダイヤ「ど、どういうことですの！？誰がこんな破廉恥な内容をっ！高海千歌まさか……」

千歌「わ、私じゃないよっ！あっ！梨子ちゃんだねっ！さすが都会の子は進んで」

梨子「違うよっ！第一私はまだやったことな……って何聞いてるのっ！」

千歌「ええっ！？な、なぜ怒られ、じゃあルビィちゃん？」

ルビィ「」ｱﾀﾏﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝ



ダイヤ「オホン、とにかく結果が出たなら仕方ありません、そのき、きききききすとやら……受けて立ちますわ！」

ルビィ「お姉ちゃん、顔真っ赤だ……よ」

ダイヤ「なにをっ！？」


梨子「チカちゃんはどうするの？」

千歌「避けられない戦いなら……やるしかないっ！」

――――――――
――――　　


梨子「えーでは、時間無制限キス一本勝負、負けを認めたほうが負けということで」

梨子「……ふぁいっ！」



ダイヤ「(さて、どうでましょうか、経験が無いのは相手も同じはず)」ｼﾞﾘｼﾞﾘ

千歌「(キスかー、ちゅーだよね、ちゅーすることだよね)」ｼﾞﾘｼﾞﾘ


梨子「あのー2人とも、お互い近付かないと始まらない……」

ルビィ「が、頑張って、2人と……も、う、うわぁっ！！」ｽﾞﾙｯ

梨子「何も無い所でコケた！？」


ルビィ「うわっ、おっとっ、おっとっとっ」

ダイヤ「え……？ちょっ、ルビィ、きゃっ！？」

ﾄﾞｼｰﾝｯ！

ダイヤ「ああっ！ど、どいてっ！」

千歌「へっ？」


ﾁｭｯ


千歌「むむんっ！」　ダイヤ「！？」

ﾑｸｯ

ルビィ「あ、あれ……？ごめんなさ、あっ！き、してる！？」

梨子「いやいや、こんなピタ○ラスイッチみたいな」


ダイヤ「(な！？本当にキスして……私の唇に高海千歌の唇が……)」

千歌「(柔らかい……すべすべしてるけどみずみずしくて)」

ダイヤ「(ど、どうしましょう、どどどうすれば！？もう体が動かなっ)」

千歌「(よしっ、ここは攻めるっ！)」


千歌「(確か前にネットで見たやり方だとまずは>>16を)」

千歌「(舌の裏側を舐めるっ！)」ｸﾞｸﾞｯ

ダイヤ「(っ！？舌が入ってきて……！？)」


梨子「チカちゃんが攻めに出たみたいだね」

ルビィ「おねぇ……ちゃん、すごい戸惑ってる」



千歌「(これが黒澤さんの味……甘くて、すごい……)」ｸﾁｭｸﾁｭ

ダイヤ「(なにこれっ、彼女の舌が口の中で動き回って、くねって……んあっ)」

千歌「(よし、ここで舌の裏を)」　ﾍﾟﾛｯ

ダイヤ「(ひゃんっ！？)」ﾋﾞｸｯ！

千歌「(効いてる？このまま一気に……！)」ﾚﾛﾚﾛﾚﾛ

ダイヤ「(だ、だめっ……こんなにされたら、ん、んんっ！)」


千歌「(いい感じ、ここで止めに>>19)」

おさわり